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日記

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2022年6月の記事一覧

ディスプレイの前で眠って

ディスプレイの前で眠って

記事の内容を思いつかないまま十数分が経った。
もはやキーボードに手を置くことすらせずに、腕を組んで瞑想半分居眠り半分といった調子だ。起きている間はずっと光の明滅に晒され、そして気絶するようにして眠る脳にとってはちょうどいい徐行運転かもしれないが、主観的に見ればただの時間の無駄である。さっさと何かしら書き上げて他のことに手を付けたいところだ。

とは言っても、その「他のこと」とやらに心当たりはない。

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サラダチキンで獣性を取り戻せ

サラダチキンで獣性を取り戻せ

今日の昼ごはんはサラダチキンだった。
味付けして蒸しただけの、シンプルな料理である。

シンプルではあるが、口にする「肉」の密度は他の食品とは段違いである。構成要素全てが肉。
無論その味付けや食感は企業努力の賜物であるから、「野性味あふれる味」なんて形容はできないが、それでも大口を開けて肉の塊に食らいつく瞬間は獣に戻ったかのような心地がする。

定期的にこうした「肉」を摂取しないと、どんどん生きた

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無限にだらだらさせて

無限にだらだらさせて

今日は一日中布団で横になっていた。
起きては眠り起きては眠りを繰り返し、気がついたらこんな時間である。

普通はある程度眠るとそれ以上は眠れなくなったりするものであるはずだが、たまに何度でも何時間でも眠れることがある。あれができるときとできないときの違いは何なのだろうか。不眠に悩んでいる時期にこのテクニックを使うことができればいいのにと思うが、そう便利なことはできない。

無論ノーリスクで眠り続け

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生き返るような心地

生き返るような心地

なんとか雨が降る前に用事を済ませることができた。
書類は無事郵送でき、約一週間分の食料と、積もりに積もった肉への欲求を解消するための総菜を買うこともできた。

買ってきたのは子イワシの唐揚げとトンカツ弁当だ。それぞれ昼と夜に頂いた。
やはり油、脂は良い。これらからしか摂取できない幸福感がある。食後にはほどよく溶けたピノなんかも食べて、ここ数日の食に関わる鬱憤はほぼ完全に解消できたと言える。最高の気

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肉を食わせろ

肉を食わせろ

金欠ゆえに炭水化物ばかり食べる生活が始まって十日くらいが経った。
いい加減肉が食べたくなってくる。動物性たんぱく質が欲しい。

普段ならパスタなりなんなりを食べて油分を補給し気を紛らせているところだが、パスタソースは大量にあるのに麺のほうを切らしているために逸れもできない。

明日、恐らく予算的に六月最後の買い物に行く予定だが、予報は雷雨である。
ここ最近雷雨の予報が続いて降らないみたいなことが多

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きゅきゅきゅきゅきゅ~っと冷たい水を

きゅきゅきゅきゅきゅ~っと冷たい水を

本格的に暑くなってきたのか、Twitterやらでは熱中症やクーラーに関する話題を多く見かけるようになった。

私はもうだいぶ前からクーラーをガンガンにきかせている。
体温調節機能がもうかなり前にイカれてしまっているので、悪循環だとは分かりつつも環境への適応は外注するしかない。
もう一年のうちエアコンを使っていない期間の方が短いのではないかというくらいには、人体の維持を機械任せにしている。

水分補

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どろどろの唐辛子を喉へ

どろどろの唐辛子を喉へ

最近はめっきり辛麺にハマってしまっている。
近所のスーパーが袋麺やらカップ麺やらでやたらと推しているのが発端で、今ではすっかりマイブームだ。マイナーな食べ物だろうになんで妙に品ぞろえが充実しているんだろう。

今日食べたのはカップ麺の方だ。
かやくとして、溶き卵とニラ、あと物凄い量の唐辛子の粉末がついている。これらを先に入れて湯を注ぎ、後入れスープを最後に入れていただく。
唐辛子の粉末の量に面食ら

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一日寝て過ごす

一日寝て過ごす

今日も今日とて無気力なまま一日が終わった。
ほとんど一日を通してずっと寝ていたため、起き上がった今、かえって体が疲れている。

六月の始まり頃、一回一回の睡眠時間が非常に短くなり、寝ても寝ても疲れがとれないという事態に陥っていたのだが、今ではそれは治ってくれている。
先月メンタルクリニックで新しく処方してもらった薬を飲み始めてからの症状であり、今月の通院でそのことを伝えて、また別の薬に変えてもらっ

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キーボードに張り付く指

キーボードに張り付く指

何も書かないまま指をキーボードのホームポジションに置いたまま数分が経った。
空白のテキストエディタをただ見つめるだけの時間だ。ひたすらに無為である。
しかも何の刺激もない無為だから、やっているうちに頭がぼーっとしてくる。火照りのようなものを感じることもあるし、眠気を感じることもある。こんな無為よりも火照りを冷ますなり寝るなりしたほうが余程有意義だ。

今は辛うじて指が動いてキーを叩いているが、何も

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継続は力なりや?

継続は力なりや?

このnoteを毎日更新し始めてから、あと一か月くらいで一周年になる。
三百以上記事があり、一記事あたり五百字とすくなめに見積もっても十五万字は書いていることになる。数字にしたらなんかすごい気がしてくるから不思議だ。

と、一年継続を眼前に控えているが、私のモチベーションは下がりに下がっている。
「やめてしまってもいいんじゃないか」と考えるのは今回が初めてではないし、そう考えている間は大抵「今回が一

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小数点以下の寒暖差

小数点以下の寒暖差

今日も今日とて嫌になる暑さである。
冷房は絶賛稼働中だが、この冷房の稼働状況で今困ったことになっている。

冷房の温度設定を一度上げれば暑く、一度下げれば寒い、という状態が続いているのである。
この何度というのはあくまで機械の設定上の話であって、実際の室温がそれと同じになるとは限らないのは言うまでもないことだが、それにしたって随分な違いだ。一度の差で生じているために適温というものがない。汗がにじむ

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ベビーパウダーをくぐって

ベビーパウダーをくぐって

ベビーパウダーという商品がある。
主に赤ん坊に対して使われることから付いた名前らしく、振った場所の水分を吸って最適な状態に整え、皮膚の異常を抑える効果があるらしい。

私が子供の頃、このベビーパウダーは家に常備されていた。
夏に用いられることが多く、あせもができた部分によくパフで塗っていた記憶がある。
これを塗った箇所はさらさらとして気持ちがよく、特に異常のない時にも使いたくなったことを覚えている

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フレーバーテキストを愛せよ

フレーバーテキストを愛せよ

私はフレーバーテキストと呼ばれるものが大好きである。

フレーバーテキストというのは元々はカードゲームの用語で、カードに書かれているテキストのうち、カードの効果でないものを指す言葉である。
それは例えばカードに描かれているキャラクターのセリフだったり、世界観設定に関する記述だったり、なんだかかっこいい箴言めいたものだったりする。
これが転じて、カードゲーム以外のゲームにおいても、ゲーム内の効果とは

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ざるなしざるそば

ざるなしざるそば

冷たい食べ物が美味しい季節になってきた。
家庭で食べられるものでポピュラーなのはざるそばにそうめん、ちょっと豪華に冷やし中華といったところだろうか。

昨日そばを買ってきたので、今日の昼にざるそばにして頂いた。
ざるそばとはいっても、ざるに盛るのが面倒なのでざるなしざるそばである。
まぁなんでもいいが、冷たくてずるずるといくらでも食べられてよい。薬味が何もないが、元々ざるそばには薬味不要派なので問

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