夫婦の無限ループ:妻がグチを止めた日
《今から数年前の出来事》
結婚生活30年、子供も巣立ち、
色々あったけど、夫婦生活
楽しくやってる方だと思う。
ただ、未だに妻の
過去の、恨み妬み嫉みは消えないらしい・・
なんで分かるかって?
それには心当たりがあるんです。
時々ある、妻の小言・・・
3年前父が亡くなった頃から、、、あるんです。
毎日、言われる訳ではないんです。
それは、私が良いころかげんになると
出るんです。
年に数回、
家族や友達が集まる、家での飲み会で、、、
私の、ほろ酔い加減になった頃を狙って
ジャブを打って来るんです・・・
昔の恨み妬み嫉みをサラッと
ね・・・
ポフッ、ポフッ、パシッッ!
軽いの打ってくるんです。
小さいの、、、後々効いて来るやつです。
・・・
多分、妻は、私がある程度お酒飲でからの事は「覚えてない」と、思ってると思います。
だから、ほろ酔いかげんになると始まると、、、思うんです。
ただ、、、私ちゃんと覚えてますよ。
色んな気持ちが入り混じるので、、、
あと2年で、結婚30年目に突入です。
もう、28年目、、、なのに
これは、いつまで続くのだろう・・・
そんな事、時々考えるんです・・・
・・・・・
・・・・・
昔?、勿論覚えています。
私達は22歳で結婚しました。
そして、翌年にはもう、同居の話を出され
一緒に住む事になりました。
始まりです、、、ここから10年位は暗黒期、特に苦労を掛けたと思います。23歳で同居を始め、幼い息子を育てる中の生活です。
両親は、子供夫婦が家に入ると、まってました!とばかり、親の面倒をさあみるんだぞ!
と威張り甘えてくる、自己中心的な両親。
妻は、よく耐えてくれました。
僕も独立したてで、仕事に必死だった頃。
今で言うフリーランスになり、在宅ワークを始めていた。
言い訳なるが、あの頃は妻が家事全てをするのは珍しいことでは無く、逆に自分を支えてくれてる、と嬉しく思ったりもしていた。、、、この先どうなるかも知らず。
妻は、頑張っていた。
振り返ってみると、僕も子供が仕事の邪魔にならないように!と、妻を追いつめていた一人だったのかもしれない。
ただ、妻は愚痴も溢してた。
「もう、大変やったわ!また、爺さん達、、、^^;」と
・・・・・
だが現実は、いきなり育児と、両親のの生活も背負わされ、私の父の嫁イビリに耐え、同居の犠牲になっていた妻
私の居ない所での事、、、気づける余裕はなかった。
こんな両親で、本当に申し訳ない
ある時、事件は、起こった。
妻はある日、おやじの一言で、精神が壊れ
数時間で動けなくなり、病院へ運んだ。
・・・
私は妻が何を言われたのか、25年経った今でも知らない。
相当酷い事だったのだろう、、、
次の日、父は初めで嫁に謝る事をした。
直接では無いが、僕に伝えておいてくれ、と、、、
妻は、聞ける状態ではなくなっていたが、
2階の寝室に居ても、声は聞こえたのだろう。
伝えに行くと、
・・・・・
「もう、、、あの人のご飯は作りたくない、、、
顔もみたくない、、、」
ベットに横たわったまま、動けないまま、
小さい声で、呟くように、そう言った。
・・・
それからは、ごはんは別になり、
なるべく顔を見なくても済むよう、環境は変えた。出来ることはやった。
この事がキッカケで、少しだが両親も反省の色を見せた。
両親と、自分たちの立場が逆転した時だ。
・・・
これが、結婚10年くらい経った頃・・・
その後、時は流れ更に15年、
妻は強くなり、男前と言われる性格を取り戻してた。母がやりたがらない父の看取りも「介護職してたから、慣れてるから!」と、やってくれた。
勿論、私も出来る事は、やっている。
なのに、、、
また、ここ2.3年出るようになった妻の
ジャブパンチ
受けるている、、、
その度に
「ありがとう」「感謝している」「ルカさんのお陰で、今がある!」は言うようにしてる。
本当にそう思っている。
妻が、いなければ今の生活はない。
子供たちをここまで、大きく育ててくれ有難い事と思っている。
・・・?
多分、3年前、親父が亡くなった頃から
打ち出すようになってきてるよね?
母からも、感謝され始めた頃から。
・・・・・
ルカさん?
なんで・・・また始まった?ジャブパンチ?
そんなことを、思ったり、
思わなかったり、、、
・・そして、季節は正月を迎える
息子2人も帰省してきた。
ならば、宴でしょう!
きょうは皆で一杯やりますか!
そして
また・・・ほろ酔いの私
つい、言ってしまった、、、
「爺さんが無くなって、2年か?去年正月出来んかったよな?」
からの、母が、父の看病をしなかった話をしてしまった・・・(;'∀')
つかさず、妻登場
「ほんとっ、亡くなる時も、普通に断ってたもんね、、、看るの、怒られるからいやだって、昔っからだよね、、、嫌なことは、全部私で、、、」
・・・
この時、長男が、、、
「、、、、いつまで言うの?そのこと、父さんも毎回言われて、ヤヤろーと思うよ、、、」
「母さんはどうか知らんけど、俺は爺ちゃんや婆ちゃんに楽しかった思い出ともかあるのに・・・・」(⚠ばーちゃんまだ御健在)
・・・
・・・
この後、妻は
「そっか・・・あなたたちには、いい思い出もあるか・・・」
と言い、話題は変わって行った、、、
・・・・・
子供の一言に感謝だ
お前は、夫婦のわだかまりを救ってるぞ!
と言ってやりたい。
終戦のゴングが聞こえた時。
その後、妻はあっさりとしたもんで
暗黒期の話題は、殆どしなくなった。
そんな事があったからなのか、
夫婦の関係もギスギスすることも減り
穏やかに楽しく過ごす事が出来ている。
そして、私は今日も
気持ちよく、ほろ酔いになる事が出来ている。
・・・終わり
あとがき
今回、内容があまり重くならないために、旦那になって書いてみました^^;l
どうでしたか?
いつもの皆さんなら気付いてくれるな?と思ってやってみました🍀笑
お互いが相手の立場になって、日記をつけてみるのも、たまには良いかも!
新たに発見あるかも!です^^;
私ホント、嫌な妻、母親になってました。
悪い方の「言霊」、自分で言ってたんですね。
息子の言葉で、我に返る事が出来ました。
何やってんだ私(;'∀')
ホントの意味で、暗黒期の、トラウマから抜け出せたと思いました。
辞めたら、とてもスッキリしました。
この記事は、ある人の一言を聞いて、男女問わず、似たような事になっている人は、居るのではないか?と題材にさせて頂いた次第です。
(キッカケを与えて下さりありがとうございました❀)
この記事が、役に立つのか、立たないのかは分かりませんが、何かの、誰かのお役に立てれば幸いです。
ここまで読んで頂きありがとうございます🍀
コメント頂けると嬉しいです。
※関連記事3つと、オススメの本一冊載せておきます。
《本の内容》
嫌な人が居る状態を、少しでも楽になりたいと思う方におすすめ。気持ちがスッキリするかも?のやり方が、実際にやった人を元にし、解決するまでを書いてあります。
《記事》↓↓↓この3つ、載せておきます。
①暗黒期に書いていた日記の話
②ここで妻を黙らせた長男の、別の話
③ちっぽけな幸せに喜ぶ話。
《おすすめ本》改訂版
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