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「グローカル人材フォーラムとは?」が分かる記事【大学生向け】

1.「グローカル人材フォーラム」とは?なぜ実施するの?

その名前の通りグローカル人材に関する集いです。
グローカル人材を目指して学ぶ学生と、グローカル人材の育成に携わる産官学民の参加者が集まり、活動や学びの成果を共有するために報告会として、また交流の場として開かれています。
2013年に始まり、ここ10年間、毎年年度末の2月頃に開催される大学のまち京都の恒例行事となっています!

▼第9回グローカル人材フォーラム開催の様子


目指すのはグローバル人材、ではなく「#グローカル人材」

さて、ではそのグローカル人材とは一体どんな人のことでしょう?
グローカル(GLOCAL)」という言葉は「GLOBAL」と「LOCAL」を組み合わせた造語です。グローカルという言葉については様々な定義がありますが、このフォーラムでは特に、世界全体(GLOBAL)へ広く開かれた視野を持ちながら、地域社会(LOCAL)の持続的な発展に情熱を持ちビジネスを実践できる「グローカル人材」を育成しようとする「グローカル人材プログラム」の目指す人物像をグローカル人材と呼んでいます。

#グローカル人材プログラム

グローカル人材プログラムは、予測できない時代の中を強く生き抜き、変化の起点となりうるグローカル人材の育成を目指す京都の6つの大学と、京都の経済界との協働事業として生まれ、そしてその動きを後押しする京都府、京都市など地方自治体からの協力の中で育まれています。
このプログラムで学ぶ京都の大学生がグローカル人材フォーラムの主役です!

#グローカル人材プログラム#GPM資格

グローカル人材プログラムは、地域を支える産・官・学・民のセクターが若者の育成のため寄ってたかって大学の外にも学びと育成の場をつくり、大学と社会を接続する仕組みです。
具体的には「大学の授業」と「大学外との連携で行うPBL」の両方をバランスよく行うことで、社会の第一線で活躍する力を身につけて行きます。
プログラムを修了し、必要な単位と成果を修めた学生は「グローカルプロジェクトマネジャー資格(通称:GPM資格)」を取得することができます。

GPM資格は、職場などでプロジェクトを遂行するうえで、チームのリーダー、または一員として主体的に取り組み、課題の発見・解決に導いていくために必要な素養を身につけていることの客観的証明となります。
自分自身の能力の客観的証明として、就職活動においても自信を持ってアピールすることができます。
この資格の認知度を高めながら、地域に育まれた学びと学生の姿を社会に伝え、未来に還元する場でもあります。

「GPM資格」のマーク、ぜひお見知りおきを👀

① 課題解決力/突破力
企業地域の課題に対し、調査・分析・フィールドワーク・提案書作成・プレゼンまで行うことで課題を乗り越える力、やり抜く力
② ビジネスマインド/公共マインド
グローバルな視点で物事を考えるビジネス観と地域経済・社会の持続的発展に寄与する公共観
③ グループワーク力/自立性
複数のグループで取り組み、課題提案まで行う過程において、協調性やリーダーシップ、自ら行動し発信する力

これらを合わせ持つことにより、社会の第一線で活躍する力を身につけることができます。

GPM取得で身につく力
https://glocalcenter.jp/students/gpm/

▼プログラムの詳細はグローカルセンターのホームページへ

#PBL (Project Based Learning)課題解決型学習

企業や地域が持つ課題の解決を目指して提案を行う「課題解決型学習(PBL)」に取り組んだ京都の大学生チームが合同で行う成果報告会です。
「グローカル人材プログラム」受講生を中心とする京都の学生が報告者となり、京都の経済界、産業界、行政団体、民間団体や市民の方、また全国から集まるグローカルな学びに関心を持つ参加者に向けて活動と学びの成果を伝えます。また、報告は産・官・学・民と様々なセクターから招聘される審査員に審査を受ける「コンペティション形式」で行われます。審査審査員交流が行 われる双方向型の成果報告会です。

2.開催の目玉は?一方向の発表ではない双方向の交流がある報告会!

フォーラムの目玉である学生の報告会はコンペ形式で行われますが、一方向の報告を行い、審査の結果順位が付いて上位チームが表彰されて終わり!‥‥‥というものではなく、全てのチームの発表や取り組みに対して、審査員から熱~いフィードバックがあり、参加者とも意見交換が行われることがこの報告会の特徴です。

2019年度からの長引くコロナ禍の状況を踏まえて、ここ数年はオンライン開催していますが、第1回から6回までのリアル開催では一日を通じて成果報告会と、パネルディスカッションや講演、交流会など、様々な形で双方向の場づくりをしてきました。
オンライン開催に伴い、発表は「発表動画」の事前視聴による審査とオンライン投票という形で実施し、その分、報告会当日はじっくりと発表についての意見交換を行う場となっています。

▼第9回グローカル人材フォーラム(2021年度)出場チーム紹介&発表動画

#審査員 #コンペティション形式

この事前審査は、毎回、産・官・学・民の多様な立場から審査員を招き、社会の色々な角度からプロジェクトを捉え、学んだことの価値をさらに高めていくような質疑応答とコメントの機会を設けています。
大学生の皆さんが取り組んだプロジェクトの価値は、皆さんが思っている以上に世の中を動かしているかもしれません。評価を受けるのはちょっと怖いと思うかもしれませんが、自信をもって臨み、大きな学びと気づきを得てもらえるようなコンペティションです!

▼第9回グローカル人材フォーラム審査員紹介(5名)


#フィードバック #意見交換

PBLに取り組むこと自体にも大きな価値がありますが、そこで得た成果や学びを共有し、社会のリアルに触れることでより大きな成果や成長が待っています。

#交流会

▼第8回(2020年度)・第9回(2021年度)審査員打ち合わせの様子

3.関連するイベントなど(2021年度)

交流会

グローカル人材フォーラムのオンライン開催に先駆けて、「学生×企業人の交流会」を開催しています。2022年度は11月21日に交流会を実施します。

チーム代表顔合わせ

12月頃に、各大学の代表者の顔合わせを行います
2021年度は、グローカルセンターの学生活動拠点があるQUESTIONビル5階のStudentsLabに集まり実施しました。

普段から使える学生のための無料のプロジェクトスペースです。自習や近くに近くに来た時にも気軽に使ってください♪


フィードバック会

発表会を前に、より良い発表ができるようにグローカルセンターのスタッフがフィードバックを行う「フィードバック会」を実施します☆


今年度は2023年2月24日(金)オンラインで開催予定!
オーディエンスとしての参加もOKです。グローカル人材の育成について興味関心がある方はぜひご参加ください!

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