【御礼】2/25「第9回グローカル人材フォーラム」沢山の気づきと学びをありがとうございました!
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【御礼】2/25「第9回グローカル人材フォーラム」沢山の気づきと学びをありがとうございました!

NPO法人グローカル人材開発センター

こんにちは、グローカルセンターでインターン生の高津です。2月25日(金)に「第9回グローカル人材フォーラム」が開催され100名を超える企業人・学生にご参加いただきました。本記事では、その様子をご紹介します。

グローカル人材フォーラムって?

 今年で9回目を迎える毎年2月恒例の『グローカル人材フォーラム』は、京都の学生による、京都企業や地域とのプロジェクトの成果の報告会です。連携する6つの大学において実践的なプロジェクト型学習の経験を積んだ学生の成果のお披露目&大学を超えて学びを競い合う、他流試合となる場であり、出場チームの学生と参加者との対話や発表へのフィードバックの場を設けた参加型のイベントです。
 今年度は、2021年度企業や地域との連携プロジェクトに取り組んだ10組の大学生チームが出場し、多様な活動の成果や、学びについて事前動画を作成し発表しました。本フォーラムに先だち1月には学生×企業人交流会も行われ、昨年度からのコロナ禍の状況を踏まえて、オンライン(ZOOM)で開催しました。

【進行スライド】第9回グローカル人材フォーラム_0225Ver01.pptx

各チームの発表は、産官学民より招聘する審査員による審査を受け、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞、オーディエンス賞(※事前動画視聴による投票)を選定しました。

【進行スライド】第9回グローカル人材フォーラム_0225Ver01.pptx (2)

📝5名の審査員紹介のnoteです Part① Part②

 本年度のグローカル人材フォーラムは、第一部の成果報告会、第二部の最終審査、ついで第三部の交流会・アワードセレモニーの順番でプログラムを行いました。その様子をご紹介します。

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佛教大学伊藤学長の開会挨拶では、還愚(げんぐ)「本当の自分をみとめ、確かにできることを携えて着実に未来にできることを歩んでいく。」大切さについてお話しいただき、発表する学生へ激励の言葉をいただき会がスタートしました。

第一部 成果報告会

 第一部では、発表チームの学生と参加者が7~10名程度のブレイクアウトセッションに分かれて、「チェックイン(自己紹介)」、「学生からのプロジェクト活動の報告」「参加者からのフィードバックと対話」の流れで、各チームの活動の報告会を行いました。今回は、学生の発表動画が事前にYouTubeに配信されており、各参加者は事前にそれを見た上で、フィードバックを中心に行いました。

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チェックインの参加者の声(一部抜粋)
〇今の気持ち
・どんな学びがあるかワクワクしている
・始めてで緊張している
・少し緊張している

〇期待していること
・新しい価値観を自分なりに学びたい
・色んな世代の人と話せるので、フィードバックを活かしたい
・どんな学びや課題が得られるか楽しみ
・視野を広げたい

▼ブレイクアウトの様子

9チェックイン ダイバーシティ高津

10チーム分ある部屋のうち、私は京都産業大学のD&I班の「ゲームを通してダイバーシティ&インクルージョンを学ぼう!(連携先:京都市保健福祉局障害保健福祉推進室、株式会社トライソリューション)」というプロジェクトの報告とフィードバックに参加しましたので、その様子を少しだけご紹介します。
このチームは、ダイバーシティやインクルージョンの考え方が日本において乏しいことに問題意識をもち、その原因は「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」にあると仮定しました。そこで、人々がそれに気づくためには、学習体験として、ゲーミフィケーションが有効であると考え、ボードゲームのプロトタイプを作ったそうです。

どうしてゲームにこだわったのか?
もちろん授業でダイバーシティや、インクルージョンを学ぶということも考えたが、ゲーミフィケーションの特性を生かして、学びと体験をすることが、アンコンシャスバイアスをなくすのに良いと考え、特に、①楽しみながら自発的に学べること、②複雑なことをゲームを通して簡単に学べる、ことに着目したそうです。

さらに、このチームで面白いと思ったのは、さらなるゲームの改良については、オープンソース化することで、ユーザーのアイデアをどんどん取り入れる仕組みを考えているそうです。昨今SDGsカードゲームやワークショップなど、体験を通して学習機会を提供する取り組みが増えていると思いますので、その1つとして非常に面白いテーマの発表だと思いました。

このような形で全10チームへの質疑やフィードバックを通じて想いやここに至った経緯などを学生より場に共有されました。

第二部 最終審査

 第二部では、審査員による事前投票の上位3チームが、発表の概要説明と審査員からの質疑応答を通して、事前発表動画の得点に加算する形で、最終審査を行い、最終順位を決定しました。
 今回は、最終審査に残ったのは、
●龍谷大学1/チーム大西常商店【連携先:株式会社大西常商店】
グローカルセンター/チームねんじゅらー【連携先:株式会社意匠京念珠板倉】
京都産業大学1/+-班【連携先:株特定非営利活動法人KES環境機構、他】
の3チーム!
この3チームが審査員からの質疑応答に答えました。

▼各チームの質疑応答の様子

13質疑応答 ねんじゅらー

12質疑応答 京産ー+

14質疑応答 龍谷大西常

審査員からの示唆深い質問に対して、自分の言葉で、明確に応答している学生の様子を見て、その対話を聞いている方々にも学びがある時間だったと思います。特に、それぞれのチームがどういう点で行き詰り、どういう点を工夫し、さらには、これからどんなアクションをしていこうと考えているのか、発表動画では伝えきれない部分を審査員の質問によって引き出された有意義な時間だったと思います。

第三部 交流会

 一部、二部を踏まえて、第三部では、参加者同士の交流会として、「提案力のある発表とは?」、「グローカル人材とは?」についてブレイクアウトルームで対話を行いました。ただ成果報告会をして終わるのではなく、他大学の学生、教職員、企業人が集まっているので、みんなで報告会を踏まえて対話をすることで、より学びが昇華されることを意図しています。さらに、その裏では、二部での質疑応答をもとに、審査員会議が行われていました。対話型セッションでは、「提案力のある発表とは?」、「グローカル人材とは?」について、学生と社会人を交えて話し合いました。

「提案力のある発表とは?」
▼参加者の声(一部抜粋)
・自分たちの考えてきたプロセスを含めた上で提案する。特に、数字だけや、実態のないものに対する提案はあまり伝わらない。実際に現場に行って、足を運んで経験したことを伝えること。
・自身の経験にのっとった提案、またエビデンスは重要だと思う。
・話し方が重要で、淡々と説明するだけでなく、相手に寄り添った話し方ができること。
・説得力が必要だと思う。
・個人として一人ひとりができることを考えることが提案力に繋がる。

「グローカル人材とは?」
▼参加者の声(一部抜粋)
・ローカルをグローバルに展開できること、地域内だけでとどまらない。
・地域に愛着がもつこと。
・地域で愛されてきたものを大事にしつつ、それを世界的に発信できる人。
・地域の活性化を担っているという公共マインドをもつこと。
・自分の視野を広げながら、それを内部化して考えれること

19対話セッションブレイクアウト

グローバルとローカルを分けて考えてみよう!と学生が提案してくれた班もあったそうです☟(この内容についてはまた後日深めていきたいと思います)

・グローバル:視野がひろい、多様性、いろいろ変わる
・ローカル:地元、共通点でつながる、地元愛、不変的な部分
⇒グローカル:いろんな視点をもつこと??

▼PBLを通しての感想(一部抜粋)
・自分のグループ以外を聞いて、こんなことを考えている同じ年の人がいっぱいいるんだなと驚いた。特に、アプローチの場所や、アプローチの方法が違い、非常におもしろいと思った。
・他の大学の発表は具体的で面白かった。
・京丹後市の現地発表では、色々意見がもらえ、また行きたいと思った。自分の人生の中で貴重な経験が出来た。
・自分が提案したことが採用されたことの喜びや、一方、それを具体化してくことの難しさを学んだ。
・中小企業について真面目に考えたことがなく、今まで考えたことないことを考える機会になった。

アワードセレモニー

 アワードは、オーディエンス賞、審査員特別賞2つ、優秀賞2つ、最優秀賞が用意されていました。まずは、審査員長の近藤さんによる10チームへの総評が行われ、その後すべてのチームへフィードバックが行われました。

近藤さんによる10チームへの総評:
それぞれのチームが出された課題に対してアンサーを出すために取り組んだプロセスを動画や質疑応答から感じることができました。学生を取り巻く教職員、連携先のみなさん、グローカルのあたたかいかかわりがあったからこそ素晴らしい発表につながったのでは?と感じました。インターネットの世界で20年仕事をする中で、たくさんのひとのアイデアや知性をあつめると、より優れたアイデアがでる「集合知」の重要性を感じています。今日の場では、まさに参加人数分以上の総和以上のものが生まれてきています。これを未来の日々につなげていきたい。どれだけグローカルな視点をもってとりくむことができたか?賞については、ピン止めに過ぎません。これから10チームへの好評を心を込めてさせていただきます。

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結果は以下のようになりました。
【進行スライド】第9回グローカル人材フォーラム_0225Ver01.pptx (5)

【進行スライド】第9回グローカル人材フォーラム_0225Ver01.pptx (3)

参加者の声(学生・社会人)

〇学生からの声(抜粋)
・これまで学内での発表などでは、同じ学生の視点からの意見しかもらえなかったですが、今回、社会人の方からのフィードバックを頂けて、今後の就職活動や社会人として働く上で活かせると感じました。
・他の班は、自分たちの思いや目的、ストーリー等を熱く語っていて、そこがプレゼンの見せ方で大きく違っていたと感じました。また、この企画を通じてどのようなビジョンを描いているか具体的に発表出来ていたので、そこもいいなと感じました。
・質問をされたグループの人が笑顔で答えているところがいいと思いました。活動に対する熱意が伝わりました。
・グローカル人材とは?というテーマの対話で、様々な題材で取り組んできたからこそ意見が違い、その交流が出来たことは大変良い機会になりました。
・アワードセレモニーでは、全てのチームの講評を頂けたのが良かったです。
・表彰されて嬉しかったけど悔しかったです
・他チームのフィードバックにも、自身のチームと共通する点があるので有意義でした。
・グラレコがとても素敵で短時間であのような図にできるのだなととても驚きました。

〇社会人からの声(抜粋)
・元来もっと長くなるであろう発表内容を事前動画でコンパクトにまとめられており、それを事前に確認することで本番のディスカッションが充実しました。
・最初は、「10チームの発表動画を見るのか」と後ろめたさがありましたが、視聴していく中で、他のチームの取り組みや問題解決へのプロセスを知ることができて視野が広くなりました。
・発表を見直しが出来るので、事前動画の視聴はとても便利だと思いました!動画発表の工夫もたくさんあって勉強になりました!仕事で参考にさせてもらいます!!

(第1部)
・どうすれば事業化できるか?と逆質問的に聞かれることで、一緒に課題を考えることができました。もっと話す時間が欲しかった!
・学生の想いをじっくり聞くことが出来ました!他の社会人の方の質問も自分とは違った視点だったのでとても勉強になりました。
(第2部)
・社会人目線のフィードバックを聞くことで、改めて社会人の視座の確認になり、学びがありました。
・審査員からの質問が、学生に寄り添った目線でよかった
(第3部)
・人数も少なく、時間的にもちょうどよかった。テーマをきちんと示していただけたので、しっかり話すことができた。
・他の人の視点を学ぶことができた。共通点が多いことに気づくことができた。
・社会人と学生の接点を作るのはとても良い試みだと思います。


最後に、グローカルセンター代表行元さんより閉会挨拶にて巻き込む力を携えたすべての学生への感謝と感動と、この大学連携だからこそつくれる創りたい物語(ストーリー)についてのお話があり、会はフォトセッションで締めくくられました。

22集合写真②

フォーラムを終えて

 どのチームの発表も非常に面白く、聞いている側も「なるほど」「それは良いかも!」と思えるような提案が多かったと思います。また、地域の色んな人、中小企業と関わり合いながら学べることは、グローカルセンターがハブになり、産官学民、大学間が連携するプロジェクト学習の醍醐味だと思います。参加した学生の皆さんは、もうお気づきだと思いますが、そんなたくさんの人が関わり合いながら、創出されている学びの場であることを知っていてほしいと思います。
 昨今、コロナウイルスや、国際情勢など、グローバルな視点でたくさんの問題が散見される中で、私たち一人ひとりが、今いる場所で何ができるのか、そのようなことを考えさせられる時間になっていたと思います。参加した大学生の皆さんはお疲れ様でした。

インターン生 高津遥


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