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LUSHの決断を機に今こそ考えたいSNSの功罪と社会に抗う方策

☆LUSHの決断

コスメブランドのLUSH(ラッシュ)が明日11月26日から、自社がビジネスを展開している世界48の国・地域で運営するFacebookやInstagram、TikTok、Snapchat、WhatsAppの計5つのプラットフォームのアカウントから一斉にサインアウトし、利用を停止すると発表しました。日本では、FacebookとInstagram、TikTokの3つがサインアウトの対象になるとのことです。

✅(LUSHの公式発表はこちら。この記事では全文は引用しませんのでぜひこちらもご覧ください。)

LUSHのページでも言及されているように、SNSを巡っては、Fecebook(FB、現Meta)の元社員がFB傘下のInstagramについて、「子どもの心に悪影響を与えるという調査結果を社内でまとめておきながら必要な対策を講じていなかった」と内部告発するなどの看過し難いことが現実に起きています。(告発内容は後述)

LUSHは、「いじめやフェイクニュースなど際限なくスクロールできてしまう一連の投稿や表示が若者の自殺やうつ、不安の割合を大幅に増加させると言われている」とSNSの弊害について具体的に指摘した上で、

「私は人が電源をオフにして、リラックスし、自分たちのウェルビーイングに気持ちを向けられる商品作りに全力を注いでいます。一部のSNSプラットフォームは、人々にスクロールさせ続け、スイッチオフやリラックスができなくなるよう設計されたアルゴリズムを使っており、これはラッシュの考え方と真逆の考え方です。」

という、チーフ・デジタル・オフィサー兼商品開発者のジャック・コンスタンティン氏のコメントも掲載。
他の報道によれば、SNSの利用停止でLUSHが被る損失は13億円にもなると見積もられているそうです。
しかも11/26といえば世界的に特売セールを実施する「ブラックフライデー(黒字の金曜日)」です。
儲けよりも優先するべきことがある、というLUSHの並々ならぬ信念がうかがえます。
例えば原材料を調達する際には環境配慮や人権への対応、動物実験の有無などを徹底的に調べ、社会や環境に害のない倫理的な商品づくりにこだわってきたLUSHではありますが、これはすごい決断です。

堂々と人種差別をブログで主張するどこぞのDHCにも少しは見倣っていただきたいですね。

ただしLUSHは、
「2021年11月26日以降、私たちは、Facebook、Instagram、TikTok、Snapchat、WhatsAppが、より安全な環境をユーザーに提供できるようになるまでそれらの利用を止め、サインアウトします。」
「ラッシュは完全に反SNSになるわけではないことをお約束します。私たちは全力で、新しくお客様とつながる方法を模索し、他の場所でより良いコミュニケーションの場を構築していきます。現時点では、YouTubeをはじめとするその他プラットフォームは継続利用していきます。必ずしも「いいね」をクリックしたり、登録したり、通知を受け取ったりする必要はなく、誰もが気が向いたときに立ち寄って見てくれれば、それで良いのです。」
とも説明しています。

☆内部告発された内容とは?

この記事ではLUSHのページよりもう少し踏み込んで、元フェイスブック社社員による内部告発の内容をご紹介しておきます。

フェイスブックは今年10月28日にMeta(メタ)社に社名変更しました。これは、次のトレンドとなり得る「メタバース」と呼ばれる仮想空間サービスを意識したものだとは思いますが、内部告発によるマイナスイメージを消したいという意図も少なからずあろうかと拝察します。
⚠️「メタバース」について語っているとそれだけで記事が書けてしまう…というかぶっちゃけ私は詳しく知らないので興味ある方は各自でググって私に教えてください💦
⚠️以下は、わかりやすさを考慮して「旧FB社」と表記します。

事件は社名変更の約1か月前、10月上旬に起こりました。
旧FB社でフェイクニュースなどの対応を担当していた元社員のフランシス・ホーゲン氏が、実名で大量の資料を内部告発したのです。米WSJ誌などが報じて話題になりました。

内部告発された資料には、例えば以下のようなことが書かれていました。
ユーザーの「怒り」をあえて増幅させるアルゴリズムの運用
不適切と特定できる割合は、ヘイトスピーチでは5%以下、暴力的な内容では1%程度でしかなく、大半が垂れ流されている状態
インスタグラムは子どもの自己肯定感を下げて自殺願望を増長させる

…うーん、確かに、インスタで他人のキラキラした人生を見続けたら自己肯定感は下がる一方かも💦

しかも、FacebookやInstagramですらこうなのですから、デマ・ヘイト・誹謗中傷に敢えて加担しているとしか思えないTwitterジャパンだったら、それはもうめっちゃ「怒り」が増幅されるはずで、だから私はこのようなイラストばかりあげてしまうのです(?)

…(半分)冗談はこのくらいにして、さらに論を進めましょう。

☆石川優実さんはTwitter引退を宣言!

正直、LUSHのニュースだけなら私はわざわざ長文の記事を起こしていなかったでしょう。
私が病床に臥しながらもこの記事を書く決意をしたのは、私も応援(に留まらず「共闘」のつもり)しているフェミニストのお一人である石川優実さんが

「LUSHの動きを受けて、11/26をもってTwitterアカウントを停止させる」

と宣言したからです。
詳細は石川優実さんオフィシャルブログで語られていますので、こちらもぜひご覧ください。
(こちらも全文引用はしません)

(ちょっと引用)
「LUSHの今回のアクションを見て、自分自身も反省しました。
Twitter内のヘイト・女性差別を許さないと言いながらTwitterを使い続けてきた自分を。
自分も含め、たくさんの女性がこれまでアカウントを削除せざるを得なくさせられたり鍵アカウントにしたり、様々な誹謗中傷を受け続けているのを見てきたのに、私はTwitterという存在を許し続けてきてしまったことを。」

「本来であれば誰かがTwitterを去るときに、自分もやめるべきだったと思います。」

☆アヤ先生の決断

私は、LUSHや石川優実さんの決断を尊重するし、その決断に至るまでの思考過程をとても立派なものだと尊敬します。

石川優実さんはブログの最後で「(Twitterを辞めることを)一緒に連帯できる人はぜひしましょう。みんなでやれば怖くないような気がしています。」とも書いているので、私も熟考しました。

しかし私は、少なくとも当分の間は、Twitterを続けようと思います。
主な理由は以下の5つ!

🌹これまで、Twitterをやることによって得たものと失ったものを考えた場合に、得たもののほうが多い。
🌹LUSHや石川優実さんと違い発信力・影響力に頗る乏しい私にとって、Twitterは世直しを図るのに現状手放し難いツールである。
🌹特に、テレビや新聞等の大手メディアの総Dappi・ネトウヨ化が顕著な昨今、それに抗うためにSNSの力はフルに活用したいところ。
🌹Twitterの継続はTwitterを「全面的に肯定」することを意味しない。
日本にいても日本のことを全面的に肯定していないのと一緒。
Twitterにいるからこそ闘えるデマ・ヘイト・誹謗中傷もあるし、励ましたり救ったりできる人もいる…はず。
🌹「ハッシュタグ・アクティビズム」という言葉もあるように、Twitterには社会変革の可能性がある。特に現状の日本において、Twitterのトレンドは政治家やメディアから一定程度の注目を受けている。

…個々の項目についてこれ以上の解説は要らないと思います。
⚠️メディアの総Dappi・ネトウヨ化についてはとても重要ですので、またの機会に改めて説明します。

念のためしつこく言っておくと、私の決断はLUSHや石川優実さんをなんら否定するものではありません。
それぞれで立場は違うし、いろんな方法論があり得てよいと思います。
私はLUSHや石川優実さん、フェミやろメンバーの方々などに連帯の意を表明しつつ、私なりの抗い方でこれからも社会に抗っていく決意です。

※石川優実さん最新作!(まだ読めてないのでなる早で読んで感想あげます…🙇‍♀️)

☆勉強垢は作るべきかやめるべきか

小難しい話が続いたので最後にもう少し身近な話題を。
あくまで私の価値観ですが、私は、例えばナイフが危ないからナイフを使わせないのではなく、ナイフの適切な使い方を教えてQOL(Quality Of Life)を高めることが親、教師、学校、地域社会の仕事だと思っています。

SNSもまったく一緒だと思います。確かに、
✅SNSによって(性)犯罪の被害に遭う子どもたちは少なくない。
✅そして内部告発されたようなデータもある。
✅特に若い女性に対して、見るだけで目が汚れそうなおぞ ましいリプが多数つけられるような光景も現に存在する。

しかしだからといって、「親に言われたからTwitter辞めます」とか、学校がスマホの持ち込みを禁止するとかは、私は違うと思います。
(⚠️辞める側ではなく辞めさせる側に対する異議申し立てですので念のため)

これはもう本当に個人の見解ですが(それを言ったら私の発信はすべて個人の見解ですが😝)勉強に集中するためにTwitter辞めるという方が散見されますが、Twitterやスマホ如きで勉強できなくなってしまうようでは、もっと大きな誘惑がたくさんある世の中に出てやっていけるのだろうかと心配になってしまいます(余計なお世話でしょうが💦
せっかくですからスマートフォンを活用してその名のとおりスマートに調べ学習をしたり、SNSで仲間と励まし合ったりして楽しく入試や資格試験などに挑んでほしいと私は思いますし、私ならそうします。

☆おわりに

SNSに多大なリスクがあることは事実でしょう。
ですが、リスクを知り万全な対策を(物理的にも精神的にも)した上で有効に活用すれば、SNSのない時代にはできなかったような偉業を為すことだってできるかもしれません。

(⚠️もし歴史上の人物がTwitterを使えたら…とか妄想しますよね)

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♀️今後もがんばりますので、励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。今後とも有益な情報発信に努めますので応援よろしくお願いします🙇‍♀️

よければ私と一緒に、Twitterやnote等を活用して、入試や資格試験、そして社会そのものにも抗ってみませんか?
きっと楽しい生活がおくれると思いますよ。

…とはいえ私もTwitterやnoteだけに依存しなくても済むよう、LINE公式アカウントやKindle、WordPressなども駆使して「オウンドメディア」を構築して、さらに発信力をつけられるべく努力したいと思います。
応援よろしくお願いします!またねー!
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🌸🍃この記事の執筆者、Study Partnerは、コペル&アヤでした🐣

Social media is sometimes troublesome , but extremely useful if used well.
(SNSは時として厄介だが、巧く使えばめっちゃ役立つ
💕


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