小田急フェミサイドに抗議してみた｜デモ初心者や未経験者に贈る体験記
…というわけで、小田急線内で起きた刺傷事件、フェミサイドに抗議するデモに参加してきました！あまり長文にならないように体験記を書いていきます！
⏬この記事は主にこんな悩みを持つ方を対象にしています。
✔ 小田急線内で起きた刺傷事件について漠然と不安や怒りなどを抱え、何か言いたいけどどうしたら良いかわからない方。
✔ デモに参加したかったけど諸々の事情で参加できなかった方。
✔ デモには興味があるけれど怖くて参加できない方、または参加経験が少ない方。
✔おかしな日本、おかしな社会を変えたいと願う方。
⏬この記事の要旨
１）デモに参加するとテンションがめっちゃ上がる！
２）志を同じくする仲間と出逢うチャンスも！
３）政治参画は不要不急ではありません！
４）始まってしまえば怖くない！
それでは、早速はじめましょう！💕
⚠️こちらの記事を未読の方は先にこちらに目を通すことを強くおススメします。
お天気の神様も味方してくれたのか、それまで強く降っていた雨も弱まってきた８/14（土）18時、新宿駅西口。
主催者の方の呼びかけで、参加者各自が思い思いの位置に並びます。
私は、事前に主催者の用意してくれたプラカードをセブンイレブンのネットプリントで印刷しておきました。
※カラー、A３版で印刷（100円）。
プラカードを持たなければ参加できないという決まりはないのですが、やはり何か持つほうがテンションが上がります。自作できる方は自作したほうがオリジナリティが出てさらに良きです！
注意点に関する説明のあと、菱山南帆子さんと石川優実さんのスピーチでスタート。
※画像はかりんさんのツイートから引用させていただきました🙇♀️
さすが著名なお二人、スピーチも迫力がありお上手です。
「どなたかスピーチしたい方どうぞ」という声かけで、リレートークが始まります。
今回のデモは19時までの１時間のみということで、１人５分以内というルールで次々に入れ替わってもスピーチを希望する方が途切れることはありませんでした。私も何か話そうかな…と思ったところで残念ながら時間切れになってしまいました💦
私は話さなかった分、良い話がたくさん聴けました。
恐怖や不安、悲しみや怒りを肉声で共有できること、そしておかしな社会を変えたいと想いを同じくする方々と場を共有できることは、デモに参加する大きなメリットです。ここのところ何かと気の滅入るようなニュースばかりでしたが、テンションが大幅に上がります。
デモにはざっくり数えただけでも100人を超える方が参加しており、この事件への関心、危機意識の高さを感じました。
⚠️とはいえ「密」になっている感じではなく過度に感染症を怖がる必要はないと思います。満員電車のほうがよほど危険です。マイクも一人のスピーチが終わるごとに消毒してくれます。
嬉しいことに、女性だけでなく何人か男性の方もスピーカーとなってくれました。デモ全体を見まわしてみても、少なくない男性の参加者の方や、足を止めてスピーチを聞いてくださっている方がいました。
ジェンダー平等の実現にとって男性の力も重要であることは、石川優実さんの著書にも書かれています。
あっという間の60分でした。デモ終了後、シャイな私は菱山南帆子さんと石川優実さんに挨拶することもできず、誰とも話さずその場を去ってしまいました💦憧れの菱山南帆子さんや石川優実さんと場を共有できて光栄でした！またお目にかかれる日を心待ちにしています🙇♀️✨
その気になれば参加者同士で挨拶や名刺（LINE）交換などができるチャンスもあるかもしれません。デモに参加することであなたと問題意識を同じくする個人や団体と出逢えれば、あなたの活動に更に幅や深みを増すことができます。
もちろん、デモに「参加」するのはちょっと怖い…という方は少し遠くから「見学」するという方法も全然アリです。マイクが用意されているので少しくらい離れていてもスピーチは聞こえますし、一体感は味わえると思います。…まあ、できれば参加するほうがより良いと思います。
ジェンダーに関するデモは「もしかしたら誰かに何かされるかもしれない」という不安をお持ちの方もいると思います。今回は特に、今では恒例となったフラワーデモとは異なりある意味で初めてのシチュエーションで、抗議行動をするというツイートに対して幾多の嫌がらせリプがあったのを目にしていたので尚更です。
私の場合は開始前もさることながら、デモ開始の直前に「フェミサイドって何なの？」みたいなことを大きな声で言いながら通り過ぎてゆく男性グループがいてそれが怖かったです。スピーチでそのことに言及されていた女性もいらっしゃいました。
ですが、始まってしまえば上記のような「デモ参加によって得られるメリット、テンションの大幅アップ」のほうがずっと大きくて、恐怖なんかどこかに吹っ飛んでいきました。
主催者さんも慣れていますので、冒頭で「デモ参加者への迷惑行為禁止」をはっきり宣言してくれますし、撮影禁止エリアも設けてくれますのでどうしてもデモ参加を知られたくない方でも安心です。そもそも何事も起きないでしょうし、万が一何事かがあれば主催者や参加者全体で守ってくれます。安心して参加してください。デモ参加は憲法が保障する基本的人権の一つです。
権力者が「分断」を煽り、声を上げる女性たちに執拗に嫌がらせや嘲笑をしてくるのは、「連帯」の力を恐れているからです。おかしいのは「これはフェミサイドだ」と声を上げる私たちではありません。黙らせようとしてくる世間の側です。恐れることなく声を上げ、連帯していきましょう。
偉大なるフェミニストの先人たちもそうやって社会を良くしてきました。女性が選挙で投票できるのもその成果の一つです。日本では1946年、ほんの75年前になってようやく女性の投票が認められました。今日８/15は終戦の日ですから、そんなことにも想いを巡らせたいものです。
今回のデモに参加した方も決して少ない数ではなかったですし、私たちの背後には新宿に来たくても来られなかった多くの仲間たちがいます。そういうことを考えられただけでも、デモに参加して本当に良かったと思います。
最後までお読みいただき真にありがとうございました🙇♀️今後もがんばりますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100％返します。
政治参画は不要不急ではありません。COVID-19を収束させるためにもジェンダー平等を実現するためにも、興味があるデモがあればぜひ参加してみてください。性被害を語るフラワーデモは毎月11日です。もちろん選挙にも必ず行きましょう。またねー💕
⏬この記事の結論（再掲）
１）デモに参加するとテンションがめっちゃ上がる！
２）志を同じくする仲間と出逢うチャンスも！
３）政治参画は不要不急ではありません！
４）始まってしまえば怖くない！
🌹９/６、２回めのデモに参加した体験記！今回はスピーチにも挑戦してみました！こちらもぜひご覧ください！
🔖＜おススメ文献＞🔖
※実体験に基づく身近な目線と話題でジェンダーが学べるおススメの一冊です。こちらの記事に書評を載せてあります。
※日本で最も精力的に市民運動を展開しているお一人。本書を読んで「主体的な生き方」を学びましょう！サイレントマジョリティーになるな！
🌸🍃この記事の執筆者、Gender Partnerは、コペル＆アヤでした🐣
Change yourself. Change Japan. And change the world！💕
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