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諦念ギマトリックス
2021年6月14日 12:51
わたしはコーヒーのことがよくわからない。よい香りがして、美味しい。砂糖とミルクは入れないで、できれば苦味は抑え目であっさりした味の、どちらかといえば冷たい方が好き。それだけである。苦味がどうとか酸味がどうとか、味だけならまだしも、浅煎り、深煎り、水出し、ペーパー、ネル、サイフォン…。ひとによっては淹れる機械のメーカーにもこだわっていたり、トルコでは砂糖と一緒に淹れるとか、どこかの国では紅茶のよ
2020年5月4日 06:37
以下の文章はわたしが18歳の頃、大学の基礎ゼミでレポートの練習として書いたものです。拙いながらも、当時のまだ希望に溢れている感じが青臭くてなんだか人に読んでもらいたくなりnoteに載せました。2020.5.6.追記 太宰の特徴的な作風に「女性独白体」というのが挙げられることは周知の事実であるが、『皮膚と心』もまた女性の一人語りの形式で書かれている。 主人公の「私」は二十八歳の主婦である。つい