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週末岐阜県民 〜兄弟で地元下呂を見つめ直す〜

「生まれ育った下呂を離れて何年も経つと
地元のことが分からなくなる」

そんなことを口にした弟を連れて
下呂温泉街のまちあるきへ
50枚の写真とともに
地元下呂への想いを綴ってみた

下呂駅方面へ歩き始めた
最近塗装された六見橋
青色のままの方が良かった
下呂富士もカッコ良いな
駅前の居酒屋
市内にチェーン店がないのがまちの誇り
とまり木の「り」って靴履いてたんだなと知る
高山線の下をくぐる
「あぶない」の先には水明館
兄「こんな街灯あったんだ」
弟「どこかでみたことある気がする」
母「実家の庭じゃない」の一言で製作者がわかった
街中には温泉が噴出するスポットが多い
龍の口から1mくらい落下していた
鯱鉾かと思いきやなんか違う、、、?
昔は鯉が泳いでいた水路
歩道が綺麗になっていた
ここだけ切り取ると常夏みたいだ
こんなところに橋があるのはなぜだろう
答えは分からなかった
たばこ屋の跡ってわかりやすい
幸乃湯の外観が変わっていた
「ゆ」の看板は変わらずで良い
今はやってない方の小西酒店
元の入口前に自販機を並べる斬新さ
よこからよむと「げんこつやま」
たてからよむと「けんこうやま」
に読めそうな看板
下呂大橋を渡る
益田風が吹き荒れた
大泣きしたらしい
毎回場所を見つけては忘れる手形の跡
冬限定で夜間ライトアップ
♡模様の灯籠を探しに歩こう
下呂の照明は統一感があっていい
旧下呂町の時から大切にしてきたことが
町章を見つけたことで気づけた
「下呂温泉」のロゴも大切にしてきた1つ
まちの統一感がある
合併前の行政区が強調された地図
萩原と小坂ってこんな位置関係なんやねと知る
友達に食事を勧めるならどこだろうね、
と勉強熱心になる親子
益田風を楽しむってなんだよと総つっこみ
この時期はとにかく寒い
圧倒的川遊び 
それが岐阜 それが下呂
川を渡って湯之島地区へ
坂が多く入り組んだ路地が多い
昼前から射的屋も大賑わい
突然センサー反応して鳴り始めるから怖い
最近の下呂のかえる推しが強烈
いつの間にかできてた湯之島5か所まいり
ちょっと歩けば銭湯が半額になるので
結構やっている人を見かけた
ヒダ中部映像センター
30年以上前はやっていたと父は言う
パトランプが目に止まった
湯島庵は大行列
お目当ては飛騨牛握り
飛騨ってかっこいいよなと改めて感じた
白鷺よりフラミンゴの方が近いフォルム
白鷺は下呂のシンボル
最近の足湯は賑わいすぎてて入れない
パチンコ屋が潰れて地元の小売店が出店予定
一等地だから賑わって欲しい
わくわくさせる道
鳥居を描いた理由が聞きたい
蔵の家紋が白鷺だと気づいた
一時期の人気が途絶えていたわいわい広場
最近は人がわいわい集まっている
たけだやで見つけた岐阜コーナー
駅の時刻表と花餅が隣にあるのが飛騨らしい
ビールの自販機ってあまり見かけなくなった
壁面も下呂で見かけないレトロな感じだった
父がスキー板で遊んでた坂道
昔はこの坂の下にも銭湯があった
街道らしさが感じられた並び
熱田って書いてあるのも街道っぽくていい
下呂は交告(こうけつ)の苗字が多い
本来は纐纈と書くけど
読めない書けないで簡略化される
レトロな下呂温泉街の看板
弟のお気に入りなので紹介
若宮神社に突如現れたフォトスポット
形が歪すぎて効果ないよと
弟からの厳しいつっこみがあった
下呂温泉の源泉塔とHC85系
3分待った
春空が気持ちいい河川敷
空が眩しい
しぶとさと逞しさを感じた


今までは下呂を訪れる人々へ
足湯とか温泉寺とかせせらぎの小径とか
分かりやすい場所ばかりを紹介していたけど
切り取り方や見方を変えると
こんなにも下呂は楽しいんだと実感できた

紹介したい場所が多くて
長文になってしまった今回の記事だけど
最後にもう1つ紹介したい場所

左手には飛騨牛握りが人気の湯島庵
右手にはバターおにぎりが人気のバタースタンド
どちらも大行列の絶えないお土産屋

一方は古風な作り、もう一方は現代風な作り
景観としての統一感は感じられない


正直思うこともいろいろあるのだか、
これが下呂らしさなのだとも思った。

温泉を軸をした求心力は昔から変わらず。
一方でまちの多様性やSNSによる発信が増えた。
結果として若い世代の観光客が集まった。

高山みたいな歴史や自然や活気は少なくて、
飛騨のようなまち一体の共助は弱くて、
白川郷のような文化や慣習はないかもしれない。


「下呂は温泉がある。でも温泉しかない。」

そんな言葉は何度も聞いて育った。
そして本当にそう思って過ごしてきたのが
私たち兄弟のような若い世代だ。
でもそれはただ知らずに過ごしてしまっていただけで、
本当はまちもひとも魅力に溢れていた。

若い世代がたくさん訪れるまちだけど、
若い世代を中心に人口流出が進むまちでもある。
そんな私たちも地元を離れてしまった1人だ。

生きる選択肢が多様になった現代だからこそ、
戻るか戻らないかといった選択肢だけではなく、
新たな生きる選択肢を選んでもいいと思う。

その上でこの問いかけにも応えたい。


「私たちが地元にできることは何だろうか。」

週末岐阜県民の目標は、
岐阜県の全42市町村を巡ること。
この目標の先には、

地元を深く知ること。
地元をもっと好きになること。
共感する人を1人でも増やし、つながること。

そのために週末を有効に使ってみる。
誰にでもできる1歩から始めてみればいい。

「次はもっと下呂のこと案内できそうやね。」

そう言葉を交わし、私たちは下呂をあとにした。

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