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#70【これから学校の先生になるあなたへ】生徒との適度な距離感の見つけ方

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、生徒との適度な距離感を見つけよう!」
です。


教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄

【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や若手の先生に向けて、お伝えできることをまとめていきたいと考えています。

生徒との距離感(失敗談その1)

今回は、生徒との適度な距離感の見つけ方について考えてみます。

まずは、私が1~2年目でやってしまった失敗談からしていきます。

初任の頃、大学で国語教育について勉強していた知識をもとに、授業をどのように進めて行こうかという考えが頭の中に大きくありました。

しかし、学校が始まってみると、学級開きや授業ガイダンスなどから進んでいく日々に衝撃を受けました。
(ただ単に無知だっただけかもしれませんが…)

自分が準備していたはずの「授業」がいつまでたっても始まらないのです。

そんな中でも生徒とのコミュニケーションは必要です。
若そうな先生を見つけては「先生何歳ですか~?」と聞いてくる生徒にどう返事をしたものか…と色々と悩んでいるうちに素が出てしまっていました。


結果として、生徒には「なめられている」状態になってしまっていたと思います。

これが1つ目の失敗談です。


生徒との距離感(失敗談その2)

初任のときに「なめられていた」と感じた私は、2年目になって別の学年に移りました。
そこで初めての担任を持つことになりました。

担任の先生として、クラスの生徒になめられてはまずい、と感じた私は、新クラススタートの「黄金の三日間」で生徒に厳しく接しました。

すると、初めは指導をしっかり聞いてくれていた(と思っていただけですが)生徒から、「クラスが楽しくない」という言葉が出てくるようになりました。
(当時は学年主任経由でその話を聞かされました)

なぜ「クラスが楽しくない」のか原因を探っていくと、どうも私の学級指導が厳しすぎる、管理され過ぎているように感じる、とのことでした。

学年主任からも、「あなたは体が大きくて声も大きい。中学生よりも一回りも二回りも大きい先生が、細かく厳しく注意ばっかりしていたら生徒は怖がってしまう」と言われました。

これが2つ目の失敗談です。


距離感の見極め方

2つの失敗談から、私なりに生徒との距離感をどうすべきか、を考えるようになりました。

大事だと思ったことは3つあります。

①自分の特性を見つけること

今では男女差別的と言われてしまうかもしれませんが、たしかに私は男で、体が大きく声も大きい自覚があります。

つまり、大きい声を出そうとしなくても指導や指示が比較的通るということが、自分の特性であるとわかりました。

②生徒の人間関係を知ること

若い先生には難しい部分もあるかもしれませんが、生徒の人間関係を知っておくと、後々の先生と生徒の距離感に良い影響があるかもしれません。

誰が誰とつながっているかを知っておくと、生徒へのアプローチの仕方を複数持てることになります。


③生徒をよく観察すること

難しいことですが、距離感を見極める上で重要なポイントになります。

どの生徒がどんな言葉を発しているか、誰と一緒にいるか、などをよく見て知っておくことで、コミュニケーションの取り方を予想することができます。


アドバイス(まとめ)

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、生徒との適度な距離感を見つけよう!」
です。

生徒との距離感を見極めて、生徒とのコミュニケーションを疲れがたまらない充実したものにしていきましょう。



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