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#58【これから学校の先生になるあなたへ】「生きる力」を考えよう

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、「生きる力」の育成のためにできることを考えよう!」
です。


教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄

【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や若手の先生に向けて、お伝えできることをまとめていきたいと考えています。

生きる力

生きる力」の育成は、学習指導要領の理念としても掲げられているものになります。

今回の学習指導要領改訂にあわせて、文科省でも動画が作られていたようです。


新学習指導要領では、「生きる力」を

知・徳・体のバランスがとれた力

と定義しています。

知は「確かな学力」、徳は「豊かな人間性」、体は「健康・体力」をさしており、学校生活でそれぞれの力をバランスよく育てていきたいという意味のようです。

学校目標


この「生きる力」の育成は、学校教育目標などでもよく使われています。

校長先生が年度初めの会議で教職員に話をすることがあります。
そこで、学校経営方針として、子どもたちにどうなってほしいか、そのために先生たちにはどのように子どもと接してほしいか、が話されます。

この根底にあるのが、「生きる力」の育成ということです。

ただ、私自身経験がありますが、初めの頃は「生きる力」という大きすぎる目標をイメージできずにいました。
なので、自分ができることをしていった結果として「生きる力」が育まれればいいのではないか、と考えるようになりました。


教科でできること

そこで、「生きる力」の育成を、国語ではどのようにできるのか?を考えてみます。

(担任の先生が学活や道徳や総合的な学習の時間で「生きる力」を育むことも大きいと思いますが、今回は教科で考えてみます)

まず、国語はすべての教科の土台になるものです。
数学の点数が良くない生徒に、まずは国語がどれくらいできているかの確認をする、ということもあるぐらいです。

他教科との関連性も高く、すべての教科の土台としての国語を学習すること自体が、「これからの学び=生きる」ことの力を養っていると言えるかもしれません。

そういう意味では国語の先生は、「生きる力」の育成に役立っているかもしれません。


また、以前の記事でも書いた「話す・聞く」ことの評価についてでも触れましたが、

「話す声の大きさや速さを工夫すること」は小学校段階で学ぶことです。
「声の大きさや速さを工夫すること」は社会を生きる上で必要な力であり、こういったコミュニケーション力を鍛えていける国語の授業は、「生きる力」の育成を担えていると考えています。



アドバイス(まとめ)

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、「生きる力」の育成のためにできることを考えよう!」
です。

「生きる力」という大きすぎる目標にこわがることなく、自分が今できることを生徒にしていければ、それが「生きる力」の育成につながると信じて頑張りましょう!


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