きなこもち

2012年バセドウ病発症→10年間服薬するも休薬に至らず、手術を勧められる→2022.…

きなこもち

2012年バセドウ病発症→10年間服薬するも休薬に至らず、手術を勧められる→2022.12月手術決意→2023.6月甲状腺全摘手術 無事終了!①自分の記録用として②私の経験が誰かのお役に立てば という二つの想いから、経験を書き留めることにしました。

最近の記事

【バセドウ病記録11】術後一年がたちました

今日で、手術から一年がたちました。 ブログの更新が亀すぎたので、退院の日のことを書いたのが、まさかの昨日ですが。笑 去年の今頃は、リカバリー室で横になってたな。 あの時の喪失感、半端なかったけど、 こうやって、今日も無事に生きてます。 感謝。 感謝しかありません。 一年間、自分に関わってくれた方、支えてくれた方に感謝。 新しい縁にも感謝。 退院して初めて、首のテープを外す時は、緊張して脚と手が震えました。 うへぇー、傷跡赤いししっかりある、と思ったし。 横になったら

    • 【バセドウ病記録⑩】退院

      無事に手術が終わり、退院までのカウントダウンがはじまります。 手術後は首に管が入っていて、 首から管がのびている状態で動く生活でした。 手術2日後にはその管が抜けて、下半身のみシャワーOKになります。 「首の管を抜く」 !? しれっと書いてあるけど、めっちゃ怖ない!?痛そう(がーんがーん) とビビった私でしたが、ほんとうに一瞬で管は抜いてもらえました。 その後、シャワーできる喜びをかみしめました。 一番嬉しかったのは、看護師さんが、髪の毛を洗ってくれたこと。 お

      • 【バセドウ病記録⑨】手術当日~翌日

        大泣きの手術前日を越えて、手術当日を迎えました。 私は朝一の手術でした。 部屋で弾性ストッキングを履いて準備万端。 あとのもろもろの細かいことは、正直覚えていないのですが、 手術室へは歩いて向かいました。 手術室の前室みたいなところに、 くまさんのぬいぐるみが2人、ぶら下がっていたのだけは覚えています。「さすが隈病院・・・」 (手術直前に何を考えてるんだか) 手術台にのり、先生が来て、すーっとあっという間に意識がなくなり・・・ 気づいたら手術が終わって運ばれていまし

        • 【バセドウ病記録⑧】入院2日目(手術前日)

          更新が亀すぎて(いや、亀よりも遅いかもしれない・・・むしろ進んでないイメージ・・・)、 前回の更新から、また三ヶ月が経ってしまいました。 月日が経つのが、早いなあ(違う!?笑) さて。 前々回の記事は、入院したところまででした。 入院後は、病院から配布されたスケジュールどおり、毎日過ごしました。 入院1日目と2日目は、 血液検査や心電図検査などの検査があったと記憶しています。 看護師さんや薬剤師さんが挨拶に来る、バタバタした時間が過ぎると、 あとは、定期的に看護師さん

        【バセドウ病記録11】術後一年がたちました

          【バセドウ病記録⑦】番外編 入院準備(持ち物など)

          今回は、番外編として、入院時に持って行ったグッズを紹介します。 役に立った!これも欲しかった!などを、記録します。 なお、入院時に病院でもらったパンフレットに書いてあるものは、基本、省きます。 ◆着るもの ・行き帰りの服  ~夏だったので、Tシャツ×2と綿パンとスカートを持って行きました。 ・スカーフ  ~傷跡を隠す用。入院前に購入。   マジックテープでとめるもの。退院後の生活でもかなり重宝しました。 ・ブラトップ(ユニクロ) ・カーディガン ・パーカー  ~入院中はパ

          【バセドウ病記録⑦】番外編 入院準備(持ち物など)

          【バセドウ病記録⑥】ついに入院 入院1日目

          いよいよ入院です。 基本、心配性で怖がりの私。 手術日が決まって、入院・手術までの日々。 普段は入院や手術のこと、すっかり忘れたように過ごしていましたが、ふと思い出すと、不安が襲ってきました。 私は特に、全身麻酔が怖かった。 入院日が近づくと、普段の生活がとても貴重に思えてきたり。とてもセンチメンタルになりました。 自分の選択が正しかったのか、この期に及んで、悩みました。悩みぬいて決断したのに! ただ、今回の手術は、これからも「生きるための手術」! それをひたすら自

          【バセドウ病記録⑥】ついに入院 入院1日目

          【バセドウ病記録⑤】麻酔科医の診察を受ける

          更新が亀すぎて、年が明けてしまいました。 本年もよろしくお願いいたします。 前回の投稿は、外科医の診察を受け、手術日が決まったところまででした。 その次の診察は、麻酔科医の診察です。 事前に全身麻酔を受ける人向けのパンフレットをもらっていたので、 それを読んだうえで診察にのぞみます。 今までかかった病気や、家族で全身麻酔の経験者はいるか、 などを聞かれました。 同日に、喉のファイバースコープ検査もありました。 これらを終え、麻酔科医の全身麻酔OKの判断が出て、いよい

          【バセドウ病記録⑤】麻酔科医の診察を受ける

          【バセドウ病記録④】外科医の診察を受ける→手術日決定

          2023年3月。 1月下旬の内科医の診察にて手術する方針がほぼ確定し、 今度は外科医の診察を受けました。 先生からは、 「内科医からは手術で、という話がきています。 きなこもちさんも手術希望ということでよろしいですね?」 と改めて確認されました。 ここにきても、即答できずにいると、 改めて、バセドウ病の治療方法(服薬・アイソトープ・手術)のおさらいと、 手術が適合するケースの説明をしてくださいました。 私の場合は ・抗甲状腺薬で治らない ・妊娠希望あり ・甲状腺腫が大きい

          【バセドウ病記録④】外科医の診察を受ける→手術日決定

          【バセドウ病記録③】いざ隈病院へ

          またもや前回投稿から約一ヶ月経過。このペースでは、年内に退院後の状況まで追いつかないかも。 せめて半月に1投稿をめざしたい・・・。 さて。 甲状腺全摘手術を受けることを決断し、 いつも通院していた病院から、関西で甲状腺といえば!の、隈病院を紹介していただきました。 2023年1月下旬。はじめて隈病院に行く日の朝。 緊張しすぎのためか、朝から、近年稀にみる酷い下痢でした。 あー、敏感だなぁー、私のおなか・・・。 隈病院は、甲状腺の専門病院。 行ってみると、たくさんの患者さ

          【バセドウ病記録③】いざ隈病院へ

          【バセドウ病記録②】甲状腺全摘手術を決断するまで

          亀のようなスピードの更新で申し訳ありません。 気づけば、前回の投稿から1ヶ月がたちました。 今回は、手術を決断するまでのお話。 バセドウ病の服薬治療を開始し、順調に薬の量は減っていき、 最終的には、メルカゾールを1日1錠・1日2錠を交互に飲むかたちで落ち着きました。 数値が落ち着いたのはいいのですが、 2年たっても3年たっても、薬をやめることができませんでした。 5年たった頃には、診察のたびに 「そろそろ別の治療方法を検討したほうがいいです。 アイソトープ治療、どうで

          【バセドウ病記録②】甲状腺全摘手術を決断するまで

          【バセドウ病記録①】バセドウ病判明まで

          今年の一大イベント(という言い方もどうかと思いますが)、 甲状腺全摘手術が無事に終わりました。 まずは改めて、手術を決断した私、手術を乗り越えた私を全力で褒めたい。 よくやった、自分!お疲れさま!! さて、第一回目は、バセドウ病が判明するまで。 きっかけは、会社の健康診断。24歳のときでした。 健康診断の問診で、 「甲状腺が腫れていること、脈が速いこと(100超え)、食べても太らないこと」 から、一度きちんと検査したほうがいいよ、といわれました。 後日届いた健康診断

          【バセドウ病記録①】バセドウ病判明まで