yuji matsumoto

【内にある答えを探す手伝いをします】 ホットヨガスタジオLAVAトップインストラクター…

yuji matsumoto

【内にある答えを探す手伝いをします】 ホットヨガスタジオLAVAトップインストラクター『誰もが自身の魅力に気付き、安心感を持って自分らしく穏やかに過ごす為に智恵を伝える』これが私の使命です。 ヨガ&過去10種以上の職種経験を活かした学び・考え方を発信しています。

最近の記事

ヨガを内側から捉える 〜前編〜

今日は 『ヨガを内側から捉える』〜前編〜 について  「ヨガにはどんなイメージがある?」 と問われたら どんな回答が浮かびますか? 「柔軟性がある人が行うもの」 などの回答が出るかも知れませんね。 もちろん新体操やダンスなどをされている方は 楽にヨガのポーズが取れるかも知れません。 しかしそれは体、ボディワークにフォーカスした場合です。 ここでは もっと視野を広げて捉えてみます。 『ヨガは私達自身、人間の質を高めるためにあるもの。 そのために気付きを重ねていくも

    • エゴを手放した先にあるもの

      今日は 『エゴを手放した先にあるもの』 について 物事が思い通りにいかずイライラしてしまう‥ 心が穏やかで無く 他人との関係がギクシャクする‥ その原因の一つに 『エゴ』があります。 エゴとは簡単に言うと 「私が、私が」という自分中心の考え方、わがままな状態。 そして『自我』のことを指します。 自分とそれ以外の事を区別する事によって生まれます。 ヨガではエゴが無くなった瞑想的な状態を目指し練習します。 このエゴが無くなった状態に向かって ヤマ(行うべきで無い規律)

      • 苦しさはチャンスとなる

        今日は 『苦しさはチャンスとなる』について 私達の目の前に起こる事は 全て思い通りになるとは限りません。 事が上手くいく時もあれば、 そうでない時もあります。 期待している事ほど 思い通りにならなかった時のショックは大きいと思います。 そんな状況では つい感情的になったり 愚痴が出てしまったりして やる気を失ってしまう事もありますね。 ヨーガ・スートラという経典の 第二章42節では 『与えられたものや事を 他と比べる事なく、 全てを受け入れて感謝する事で 幸せを

        • 妬ましさは慈悲の大切さに気付くチャンス

          今日は 『他人の成功を妬ましく思ってしまう場合』について 自分が小さく感じる 成功していないと感じる、 大したことを世の為にしていないと感じているときや 何か行動を起こしても 失敗続きのとき。 人生がつまらない、苦しい、辛い‥、 何かに悩んでいる。 そんな時、 SNSや周りの環境を通して 他人が成功している姿を見る、 喜んでいる様子、 そんな写真や動画などを見て 妬ましく思える つまらない、苛立ちを覚えるのは 自尊心が脅かされているから。 そして妬ましく思っている自

        ヨガを内側から捉える 〜前編〜

          今ここにいる実感を得るために

          前回の続きです。 『今ここにいる実感を得るために』について 前回、今ここに生きていることの実感を 積み重ねる事が大切だと説きました。 その為には 今している息の流れに 意識を向けること。 その為に 瞑想に取り組む事がお勧めです。 瞑想の中でも 呼吸へ意識を向きる為のお勧めの方法では、 呼吸の数を数えていく 『数息観』という瞑想法があります。 この方法は 瞑想中の雑念が消えやすく、 集中しやすいと言われている瞑想法の一つです。 やり方はシンプル。 吸う息、吐く息に伴

          今ここにいる実感を得るために

          『今ここにいるか?』

          今日は『今ここにいるか?』 について 『自分の呼吸に気付いていますか?』 この問いは、 あなたを今ここにいるかどうかに 気付くために必要な問いです。 呼吸は常に行っているものですが、 一日のうちにどのくらい意識するでしょうか? 多くの場合、呼吸は無意識にしているでしょう。 私達は無意識のうちに意識が外側に向いています。 食事中にスマホを見ている 仕事をしながら昨日あった嫌な出来事を気にしている などのケースがあります。 この時、あなたは一つの事に集中して取り組み、

          『今ここにいるか?』

          アヒンサーを考える 〜続き〜

          今日は 『アヒンサーを考える 〜続き〜』 について 前回の続きです。 アヒンサーは、ヤマ(やるべきでない事)の根幹とも言えます。 ヤマ全体のベースになります。 アヒンサーは『傷つけない』事が基本ですが、 その本質は他人や自分に誠意を持って向き合うことです。 誠意を持って尊重していれば 傷つけるようなことはしないはず。 他人にも自分にも。 この誠意は 『盗まない(アスティーヤ)』 『嘘は言わない(サティヤ)』 『自分の進む道以外にエネルギーを注がない(ブラフマチ

          アヒンサーを考える 〜続き〜

          『アヒンサー』を考える

          今日は 『アヒンサーを考える』について 過去に「アヒンサー」の教えについて述べましたが 今日はその教えについて考えてみます。 アヒンサーとはやるべきで無い事 (ヤマ)のうちの一つであり 非暴力と訳されますが 相手を傷つけない事も、 そして自分自身も傷つけない事を指します。 ここで大切になるのは 『自分自身にとってのアヒンサーが何なのか一つ一つを意識的に考えること』であり、 その背景には 「アヒンサーが何かという画一的な答えは存在しない」 という事があります。 例えば

          『アヒンサー』を考える

          呼吸でエネルギーを整える

          今日は『呼吸でエネルギーを整える』 について 前回の記事の続きです。 呼吸の状態は 心の状態を表すもの、 だから呼吸を整える事で 心も落ち着かせる事が出来ます。 しかし呼吸は心の動きだけに作用するのではなく エネルギーのバランスを整えるものでもあります。 ヨガでは息を生命エネルギーと捉え 『プラーナ』と言われています。 吸う息ではエネルギーが全身に満ちていき 吐く息では思考や感情を手放して 全身をクリアにしていきます。 吸う息、吐く息の間には 一瞬『間』がありま

          呼吸でエネルギーを整える

          呼吸で心を落ち着かせる

          今日は『呼吸で心を落ち着かせる』 について 心を落ち着かせる為に 必要なものは「呼吸」。 呼吸の状態は 心の状態を表すものだからです。 例えば 焦っているや感情的になっている時は 呼吸が浅く、速くなっています。 気持ちが落ち着いている時、 リラックスしている時は 呼吸がゆっくり、穏やかです。 呼吸と心は 連動しているのです。 私達は外側の情報などに影響を受けると つい反応してしまい 様々な思考や感情が浮かびますが この思考や感情に脅かされてしまうと 自分を見失っ

          呼吸で心を落ち着かせる

          アーサナ 〜内側に意識を向ける〜

          今日は 『アーサナ 〜内側に意識を向ける〜』 について 私達が普段取っているポーズのことを 「アーサナ」と言います。 坐法、姿勢のこと。 ヨガのアーサナとは エクササイズのように体を動かして 様々な形を作るものではなく、 自分の内側に意識を向けるために あるものです。 私達の日常生活には沢山の情報が溢れており、 意識は常に外側に引っ張られています。 外側に引っ張られている時、 内側には意識が向いていません。 すると自分は何を大切に思い 何をしたいのかが分からなくな

          アーサナ 〜内側に意識を向ける〜

          規律を持つということ

          今日は『規律を持つということ』 について。 今まで述べて来ました ヤマ(やるべきでない事)と ニヤマ(やるべき事)の実践で得られるものは ヨガを続けるための資質です。 それは心の強さ・静けさ・ 安定感・感謝・謙虚さなどがあります。 私達は自然に日常生活で出来る事を 当たり前のように捉えています。 食事・買い物・趣味、 睡眠・呼吸‥ 振り返ってみると 普段何気なく行っている事こそ 有り難みが薄くなっている事に気付きます。 自分自身・生活を律するための規律を 持つこと

          規律を持つということ

          イーシュヴァラ・プラニダーラ エゴを手放す

          今日は『イーシュヴァラ・プラニダーラ 〜自然の摂理〜』について ニヤマ、やるべき事の一つです。 自然の摂理、 「エゴ」を手放し、 世界に自己を明け渡すこと という意味があります。 例えば自分の行った仕事の評価など 結果ばかり気にしてしまう。 それはつまり、今ここに存在せずに 過去や未来に生きているという事です。 今の自分に出来ることを 今ここで精一杯やる。 その精一杯やった仕事や物事の結果は 全体(秩序)の理としてやって来るもので、 結果はその全体の働きの中で現

          イーシュヴァラ・プラニダーラ エゴを手放す

          スワディヤーヤ 自己探求

          今回は『スワディヤーヤ 〜自己探求〜』について ヨガの教え ニヤマ(やるべきこと)の一つ。 自分の本質を探求し 継続的にヨガの教典を学ぶことです。 自分の本質とは 「あらゆる苦悩から解放されて 豊かに満ちていて、 平穏な心で在ること」です。 しかしこの本質の理解は 一生という道筋で理解していくもの。 自分自身の知識と理解が無い 状態に至っている為 自分の本質を理解出来ない‥ という理由があります。 『苦悩は外に無く、自分の内側にある。 自分の本質を本当の意味で知

          スワディヤーヤ 自己探求

          タパス〜燃やす・苦行〜

          今回は『タパス 燃やす・苦行」について ヨガの教えである「ニヤマ」 やるべきことの一つです。 「何かを燃やす事」と訳され、 自分の中の不純物を燃やして綺麗な自分へと変わる事を言います。 また生まれた苦痛を乗り越える、 忍耐という意味合いもあり「苦行」とも訳されます。 『体のタパスでは断食によって余分な脂肪を、蓄積された毒を焼く。 心のタパスによって全ての古い印象を焼く』と、聖典ヨーガスートラでは説かれています。 こうした「焼く事」には 熱と痛みが伴います。 この苦痛

          タパス〜燃やす・苦行〜

          サントーシャ 足るを知る

          今回は『サントーシャ』について ヨガの教え ニヤマ(やるべきこと)の一つで、 『足るを知ること。 今あるものに目を向け、受け入れ、 あるがままの自分を認めること」 という意味があります。 今ある事を抵抗すること無く、 受け止める事が出来る。 そんな態度を養い 与えられた状況に満足すると、 他と比べる事の出来ない、 自分の本質である幸せを得られる』 と聖典に著されています。 不平不満や愚痴などが思わず出るケースは日常で多々生じますが、 現状で起こる事は、 全て必要

          サントーシャ 足るを知る