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タパス〜燃やす・苦行〜

今回は『タパス 燃やす・苦行」について

ヨガの教えである「ニヤマ」
やるべきことの一つです。

「何かを燃やす事」と訳され、
自分の中の不純物を燃やして綺麗な自分へと変わる事を言います。
また生まれた苦痛を乗り越える、
忍耐という意味合いもあり「苦行」とも訳されます。

『体のタパスでは断食によって余分な脂肪を、蓄積された毒を焼く。
心のタパスによって全ての古い印象を焼く』と、聖典ヨーガスートラでは説かれています。

こうした「焼く事」には
熱と痛みが伴います。

この苦痛を受け入れることで身体と感覚の不浄が消え、
心が清澄で堅固になります。

思うように物事を進める事が出来ない、失敗などから苦痛を受けた事は多々あるかと思います。

ヨガのポーズなど出来ない事に出会った時の失望感。
人間関係、仕事での失敗など‥
私達は数え切れない苦痛を感じます。

しかし
これをタパスと捉えて、受け止めます。

苦痛が大きければ大きい程、
得るものは大きいと考えて下さい。

後になって、振り返った時に
「あの失敗があったからこそ、
今の自分がいる」と前向きに捉える事が出来るようになります。

苦痛に正面から
向かい合ってみて下さい。

きっと様々な気付きや答えが
見つかります。

「何故失敗したんだろう?」
「この嫌な経験は
自分に何を教えてくれているのかな?」

「もし、成功したらどうなっていたのかな?」
「どんな事を望んでいたのかな?」
「本当に失敗かな?」
と自問自答してみましょう。


向き合ったら
目を閉じ、身近な家族や周りの方に
感謝の気持ちを頭の中で唱えて下さい。

その時に
身体と感覚の不浄は薄くなり
心の強さが得られるでしょう。

私自身もこのサイクルで、
タパスを学ぶ前と後では
心の持ちように変化が出たと感じております😃

タパスの実践、お勧めします。


今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます😊

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