『アヒンサー』を考える
今日は
『アヒンサーを考える』について
過去に「アヒンサー」の教えについて述べましたが
今日はその教えについて考えてみます。
アヒンサーとはやるべきで無い事
(ヤマ)のうちの一つであり
非暴力と訳されますが
相手を傷つけない事も、
そして自分自身も傷つけない事を指します。
ここで大切になるのは
『自分自身にとってのアヒンサーが何なのか一つ一つを意識的に考えること』であり、
その背景には
「アヒンサーが何かという画一的な答えは存在しない」
という事があります。
例えば肉食について。
「肉を食べる事は殺生になるから、アヒンサーでは無い。だから肉は食べない」という考え方があります。
また「肉を食べると自分自身の調子が悪くなる。それは自分自身を傷つける行為だから食べない」という考え方もあるでしょう。
どちらの考え方もアヒンサーで、
正解です。
暴力に繋がる行動は
相手を傷つけた分、自分の周りにも
暴力が増えます。
自分への暴力となって還って来ると捉えてみて下さい。
暴力によって感情的になったり
不安定な気持ちの状態が続くでしょう。
それだとヨガのゴールである
『心の平穏』には至らず
幸せになれませんね。
どこまでがOKで、
どこから暴力になるのか?
普段から意識してアヒンサーの実践を
繰り返すことで
自分なりのアヒンサーが見つかります。
すると
自分も周りも傷つけない状態になり、
ヨガのゴールに近づく事が出来るとされるのですね。
先ず自分と向き合い、
自分の気持ちを整理する習慣を付けるところから始めてみましょう。
自分なりの考え方を把握しておく事は
日常を穏やかに過ごす為にも有効です。
また物事を様々な角度から観ていく事で
幅広い視点が身につき、
感じる事も増えていきます。
是非一つ一つ
練習してみてください🙂
今日は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございます😊
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