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サントーシャ 足るを知る

今回は『サントーシャ』について

ヨガの教え
ニヤマ(やるべきこと)の一つで、

『足るを知ること。
今あるものに目を向け、受け入れ、
あるがままの自分を認めること」
という意味があります。

今ある事を抵抗すること無く、
受け止める事が出来る。

そんな態度を養い
与えられた状況に満足すると、

他と比べる事の出来ない、
自分の本質である幸せを得られる』
と聖典に著されています。


不平不満や愚痴などが思わず出るケースは日常で多々生じますが、

現状で起こる事は、
全て必要があって起こっています。


困難を乗り越える事で
私達は自分を鍛え、高め、
苦難の経験と引き換えに学びを得ます。

難しい事、困難な課題こそ、

今より大きく成長するための学びが詰まっています。

与えられた状況を素直に認め
感謝の気持ちを養う事が大切です。


与えられた状況を認めるためには

ネガティブな事が起こった時に

「何故このネガティブな事が起こったのか?」
「このネガティブな事は何を教えてくれているのか?」

と自分に問いかけてください。

すると、心にスペースが少しばかり空くはず。

受け入れる力が付くと
自分の可能性を信じる事が出来るので、
身体能力を最大限に発揮出来ます。

そして自分を好きになり
困難に対する行動力が増すことでしょう。


先ずはサントーシャを毎日意識すること。

ヨガの練習においても、
不要な緊張や力みに気付いたら、

今の状況を受け入れているか?
と疑ってみて下さい。

余計な緊張や力みが無くても
ポーズは気持ち良く取れるのです。

綺麗にポーズを取りたい、
憧れのポーズを取りたいなどの気持ちが浮かんだら
『足るを知る』サントーシャを思い出します。

どんなポーズでも
そのポーズを取っている自分、
今の状況を受け入れ、
快適な呼吸でリラックスする事で

穏やかな自分を取り戻す事が
出来るでしょう。


今日は以上です。
最後までお読み頂きましてありがとうございます😊

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