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エゴを手放した先にあるもの

今日は
『エゴを手放した先にあるもの』
について

物事が思い通りにいかずイライラしてしまう‥
心が穏やかで無く
他人との関係がギクシャクする‥

その原因の一つに
『エゴ』があります。

エゴとは簡単に言うと
「私が、私が」という自分中心の考え方、わがままな状態。

そして『自我』のことを指します。
自分とそれ以外の事を区別する事によって生まれます。

ヨガではエゴが無くなった瞑想的な状態を目指し練習します。

このエゴが無くなった状態に向かって
ヤマ(行うべきで無い規律)と
ニヤマ(行うべき規律)の実践があります。

エゴが強くなる事によって
自分中心の考え方へ偏りが生まれると
周りが見えなくなります。

そして自分と周りとの不調和に繋がり
穏やかさが欠けてしまいます。


このエゴを抑えるには
どうすれば良いのでしょうか。

先ずは
自分中心の考え方に至っている事を自覚して受け入れる事が大切です。

ヨガの教え
ヤマ(やるべきで無い事)には
『アヒンサー』という教えがあります。

『非暴力』という意味がありますが、
もう少し噛み砕くと
『自分の思い通りにならなかった事を思い通りにしようとする事』という意味合いに繋がります。

エゴは「自分の思い通りにしたい」
という気持ちが強くなる事で
生まれるもの。

物事には思い通りになる事もあれば
ならないこともあります。

思い通りにならなかった時こそ
「この物事の結果は自分にとって必要な事だった」
と捉えてみて下さい。

エゴを手放す事は
物事を受け入れる事から始まります。

どんな事柄でも受け入れていけば
自分が穏やかになり
そして他人との摩擦も無くなり
周りとの調和を生み出す事が出来ます。

その上で感謝の気持ちを持つことが大切です。

「ありがとう」と繰り返し頭の中で復唱していく事で
その感謝について脳は理由付けをしようとします。

すると、物事に対して感謝の側面を持って観察する事が出来ます。
気持ちが少し軽くなり、余計なストレスが減っていく事でしょう。


しかしながら考え方を知っているだけでは
なかなか自分を変える事は難しいと実感します。

そのため、
ヨガのポーズや瞑想があります。

ヨガのポーズも日によって感覚が変化します。
同じように動いているようでも、気持ち良く動ける日もあれば、そうで無い日もあります。
毎日の繰り返しの実践を経て
どんな事でも受け入れていく練習をするのですね。

私はこのアヒンサーの実践を常に意識して練習していますが
なかなか思い通りにエゴの手放しが出来ず、人生を通して少しずつ行うものだと実感しています🙂

自身も周りも皆が穏やかになるためにも
皆が実践したい、大切な教えですね。


今日は以上です。
最後までお読み頂きましてありがとうございます😊

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