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【インナーチャイルドと共に】カウンセリングを受ける〜父に認められたい娘だった

本日夕方、傾聴カウンセリングを受けてきました。

↓カウンセリングを受けるまでの経緯はコチラ↓

カウンセラーさんは、私より少し年下らしき女性の方。おだやかでやさしそうな方でした。

開始直後から、涙が止まらなくなりました。

私、母との関係が問題なのかと思っていたけれど、父親との関係にも問題を抱えていたようです。

私、父親に認められたかったんだなあ

カウンセラーさんに「子ども時代のあなたは、お父さんにどうしてほしかったと思いますか?」と訊かれて、「褒められたかった」と即答してしまった。

自分でも驚いた。まさか、そんな感情が眠っていたなんて。

小学校教師だった父は子どもたちを褒めない人だった。
それなのに、夜、お酒を飲むと、お気に入りの教え子が「どんなにかわいくて、頭がよくて、性格もよいか」をほぼ同学年の娘に向かって、自慢げに、楽しそうに、話してくれた。

そのこと自体は覚えていたけど、よくよく考えると、それって変じゃない?
ってゆーか、ひどくない? 
自分の娘を褒めずに、他の家の娘さんを褒めるって。

娘さんは、たぶんニコニコ聞いていたと思います。
そのときは、そんなに疑問を抱かなかった。少し、傷ついてはいたのかな? 私は、その教え子さんのようではなかったから。

家族は誰も、私を守ってくれなかった

カウンセラーさんには話したけど、まだ書けないこともある。
私は、自分が父を困らせていること、自分が父のストレスになっていることに、気付いてはいた。

父だけじゃない。
私は、そのときの私の存在が、母や祖母、きょうだいにストレスを与えていることを知っていた。

だけど、どんなに苦しくても、家族には何も言えなかった。

家族も何も言わなかった。
それどころか、私が「絶対にやりたくないこと」をやるように、やさしく強制した。「どうして、おまえはみんなと同じようにやらないの?」と。

家族は守ってくれなかったんだよなあ、私を。
私に「何をそんなに苦しんでいるの? 話してごらん」と聞いてさえくれなかった。ただ、「他の子どもたち」と同じであることを求めた。

カウンセラーさんに話を聞いてもらいながら、「自分が思っていた以上に、つらい子ども時代だったんだなあ」とぼんやり思った。

もちろん時代背景もある。今から40年以上前のことだ。今だったら、私の家族は立派な「毒親」だろう。だけど、当時は私と同じ体験をした子どもは多かったことだろう。

家族に背を向けて、怒ったような顔で机に向かう自分が見えた。孤独過ぎるだろう。よく生き抜いたな、自分。

傷つき過ぎて、自分を守るために、「私は傷ついてなんかいない!」「傷つかない!」って、よろいをまとって一生懸命踏ん張っていた。

カウンセラーさんによると、時間が経つうち、心の中が少しずつ変化していくそう。それを感じてほしいということだった。「もう少し寄り添いたい」というようなことを言われた。私も、もう少し話を聞いてほしいなと思っている。

母のこと。私にやれるだけのことはやった

娘のことを守ろうとせず、理解しようともせず、見ようともせず(母はいつも夫や姑の顔色をうかがっていた)、それでいて「私はなんて不幸なんだ」と娘に向かって嘆くだけの母。
そんな母を見捨てず、自分にできる範囲でそばにいてあげて、介護をして、安全で安心な環境に送り届けて(グループホーム入居)。

これ以上、何をすればいいというのか?
もう十分だろう。


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