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【心理学】相手を動かすコミュニケーション術

今回の記事はこんな方におすすめ!
☑︎相手を上手に動かしたい
☑︎チームワークを良くしたい
☑︎出来るリーダーになりたい

我々はあらゆることに対して、チームで取り組む。

代表的なのは仕事や学校での行事だ。

チームワークが良ければ特に問題はないが、そうもいかないのが現実だ。

チームワークを乱す原因の一つは、“動かない”人物がいるからだ。

チームのリーダーや周りの人間は、どうにかこの様な人物にやる気を起こそうと奮闘するが、大抵の場合はうまくいかない。

今回は、この様な場面で活躍する、相手を動かす為のコミュニケーション技術を解説する。

人には動いてもらうもの

相手を動かす技術と紹介したが、強引に相手を動かす事はやはり難しい。

何より、どうせ相手を動かすなら、気持ちよく動いて欲しいものだろう。

つまり、相手が自ら動く様な、上手なコミュニケーション技術が求められるのだ。

その一つが、埋め込まれた命令という技術。

埋め込まれた命令とは、直接的に命令するのではなく、間接的に命令する事を指す。

これは、催眠術などでも使われる方法だ。

例えば、「時間わかる?」と訊かれたらあなたはなんと答えるだろうか?

おそらく、今の時間を答えるだろう。

しかし、よく考えて欲しいのだが、訊かれているのは、時間がわかるかどうかだ。

つまり、質問通りに答えるなら、わかるか、わからないかを答えれば良いはずだ。

これが間接的な命令という事だ。

質問された相手は、言葉の裏側を読んで行動するのだ。

他にも、「寒くない?」と言われたら窓を閉めるだろうし、逆に「暑くない?」と言われたら窓を開ける筈だ。

間接的に命令をする事で、「窓を開けて!」と言われるより、抵抗なく受け入れてくれるのだ。

他にも、文章の中に命令を加える方法もある。

例えば、窓を開けて貰いたい場合は、以下の様に伝える方法がある。

「誰かに窓を開けて欲しい、そう思うくらい暑いね」

言うなれば、遠回しに伝えるという事になるだろう。

この様に伝える事で、こちらが命令しなくても相手は自ら考え行動してくれる。

命令や指示をするより、良い人間関係が築けるのだ。

相手の価値観を知る

相手を動かす事で大事なのは、相手の価値観を知る事だ。

私は以前働いていた病院の医師の話だ。

その医師はとても頑固な人物で、私達ソーシャルワーカーはもちろん、看護師や他の職種の言い分をほとんど聴いてくれないのだ。

そんな医師とのコミュニケーションに、周りの人達は苦手意識を持っていたのである。

しかし、ある時私は気がついた。

その医師は、患者やその家族の話しや要望はよく聴いていたのである。

それを知った私は、何かをお願いする時には患者や家族の話も付け加える様にした。

「〜の様にしたら患者さんもご家族もとても助かると思うんです」

そう告げると、医師は私の意見を受け入れた。

何も私のコミュニケーション技術が特段優れていたわけではなく、医師の価値観と私の主張が合致したからこそ、動いてくれたのである。

医師は、患者や家族の意向を大事にしたいという想いで仕事をしていたのだろう。

つまり、何か話を進めたい事があれば、話の論点は患者や家族がどう感じるかという事に目を向ければ良い。

これは他の人にも通じるだろう。

仕事はお金の為にやっている。

この様な人物に何か仕事をお願いする時、「この仕事はとてもやりがいがあるから君に任せたいんだ」と言っても相手は動いてくれないだろう。

相手の価値観と一致しないからだ。

この様な人物には、「この仕事をこなせば、給料が上がるらしい」と伝えるべきなのである。

逆に、仕事はやりがいこそが全てと考える人物であれば、最初のお願いの仕方が適しているだろう。

相手を動かしたいのであれば、相手の価値観を把握し、その価値観に合った声がけをするべきなのだ。

最後に

今回は、上手に相手を動かす方法を伝えた。

コミュニケーションとは面白いもので、同じことを伝えたいても、言い方によって相手が受ける印象は違う。

どうせなら、あなたも相手が心地よいと感じながら動いてくれた方が良いだろう。

その為には、今回紹介した技術を明日から試してみて欲しい。

思った以上に相手が動いてくれ、あなたは驚くだろう。

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