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”ちっちゃいこだわり”を共有する

梅雨の晴れ間は気持ち良い。
洗濯物を太陽の下で乾かすことがいつもより贅沢に感じる。

先日ラジオをフォローしているスポーツ選手が「気遣い」についての持論を発信していた。
本人は「こんなことを言ったら小さい人間と思われて友達減るかも」と言っていたが、ファンとしては彼の価値観が知れて面白かったし、より好きになった。
綺麗事を連ねた話より何倍も面白い。

人は誰でもなにかしらの”ちっちゃいこだわり”があるはずだ。

私は昔からネギだけが苦手だった。
最近食べられるようになってきたのだが、どうしてもうどんや蕎麦、冷奴など、味の繊細なものや薄いものと合わせる際の青ネギはお友達になれない。

と言うお話をした時に「めんどくさいこだわりやな〜笑」と言われたことがあるが、
あなただって自覚が無いだけできっと”ちっちゃいこだわり”があるさ
と心の中で思っていた。
(冷やし中華には絶対マヨネーズ。とか…?)

暖簾をくぐって側にいてくれる人

歳を重ねれば重ねる程、自分の価値観と合う人が側にいてくれていることに気づく。
価値観が合わない人は自然と離れて行くし、新たに出会っても一定の距離で付き合うのがちょうど良いと感じる。

価値観が合うか合わないかは発信しないとわからない。
自分の考えを共有して初めて、一緒にいて心地よい存在に出会える。
そして、それを積極的にやればやるほど、早くその存在を見つけることができる気がする。
日頃から”自分とはこういう人間だ”と暖簾をかけることで、価値観が合う人間だけがその暖簾をくぐって来てくれるのだ。

その逆も然り。
自分と合う価値観を分かりやすく発信してくれている人は、暖簾をくぐりたくなるし、くぐりやすくなる。

ただ、価値観が合わない人も絶対に必要だ。
関西人の気質なのか、はたまた単なる私の性格なのか。
自分と違うことは楽しい。
共感できたら「めっちゃ分かるわ〜」だし、
共感できなければ「ごめん、全っっっ然分からん。どういうこと!?」
で、いずれにしても会話は弾む。(そう、個性が大事。)

陽があるから陰がある。
Aの考えがあるからA以外の考えも生まれるのだ。
価値観が合わない人は新しい世界も見せてくれるから、たまには一緒に過ごす時間を持って視野を広げてみるのも楽しいと思う。
(価値観が合わない上に視野も広がらなさそうな人には近づかない。笑)

私はあまり自己主張は好きではない。
でも価値観が合うという意味での”質の良い人間関係”を築くためには、人の目を気にせず、本音で生きることが大切だと思う今日この頃。
(ただ、常に相手への配慮やリスペクトの姿勢は忘れないこと⚠️←自分メモ)

色んな人の”ちっちゃいこだわり”聞いてみたいな〜

クシコの小話

梅雨のジメジメムシムシで食欲が湧かなかった昨晩。
でも夫は白ごはんに合うおかずが大好き人間。
晩御飯、牛肉でなに作ろうかな〜
で、ふと思い出したのが母が作ってくれてた「牛しゃぶときゅうりの甘辛和え」

なぜ「きゅうり」なのか?

それは冷蔵庫にあったから。
…はもちろんですが、この時期にはきゅうりがぴったりなのです。
梅雨の時期は体内にも湿気が溜まり、それが頭痛やむくみの原因になったり。
その湿を出す食材が、きゅうり、冬瓜、メロンなどの「ウリ類」
その中でもきゅうりは比較的、手に取りやすい食材なのでおすすめです。
(⚠️「ウリ類」は身体を冷やす性質を持っているので、雨で冷えている時は、冷やさない性質を持つウリ類の「かぼちゃ」がおすすめ)

そんなこんなで、さっとしゃぶしゃぶした牛並肉と包丁の背で切った(ほぼ千切った)きゅうりを、黒酢を入れた甘辛なタレで和えて冷やしたメニュー(シソと茗荷を添えて)が昨晩のメインでした。
白米大好き人間の夫にも好評でした◎
とってもさっぱり食べられて、身体も喜んでいるようでした。多分。

ちなみにレシピは「牛肉 きゅうり」で検索して出てきたこちらを参考にしたのですが、母の味は栗原はるみさんのレシピだったことが判明。

なんだかんだ、いつもコウケンテツさんと栗原はるみさんのレシピに辿り着くクシコでした!


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