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肛門科へ行ってきた。(初体験、そして飛び出るおしっこ)

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肛門科

なんと恐ろしい響きなんだ。
一生縁もゆかりも無い場所だと思ってた。

背に腹はかえられない。
痛いんだ、肛門が。

ヘルパーさんが入ってる今日まで我慢していた。

万が一痛みが引けば普段通りの皮膚科へ。無理なら肛門科へ。
一緒に行くって算段。

ん?肛門科なんて近所にあるっけ?
見たことないぞ。

昨日友達にそう話すと、友達が友達の端末で検索し始めてくれた。

俺はただ酔っぱって笑っていた。
一番通いやすそうな病院に決めた。

1月16日(本日)


圧倒的痛み、排便時の涙、涙まじりの嘘笑い。

20分格闘する毎日の中で

"ロックや、テンポ早めの曲を柔らかく歌うと、一番硬いあいつらが顔を出す"
ことを会得したり、、、した、、、、


どうやら...

人は成長する...

整腸できない俺は病院の扉を開いた。

待合室は


女性。受付も看護師も待合も女性ばかりだった。
緊張、不安、ヘルパー連れて男1人の妙な疎外感。

待合室では高齢女性が横の人と世間話しながら、足を踏み鳴らして床が壊れそうになってた。

周囲がすべてボケてるように見え始める。俺は精神病だ。助けてくれ。


16人待ちだったのに、たった30分ほどで呼ばれた。

診察室へ


医師はかなり冷静で淡白な様子。

問診が始まり説明した。
11月くらいから~寒くなると~便が硬くなり~入口が痛くなり~

(あれ?入口って言い方おかしいかな?)と気になって、そこから何を話したか覚えてない。


視診のため服を脱いでと指示が。

「お尻だけ脱いでくださいね」看護師さんが促す。

お尻だけって何?


わからんくてゆっくり降ろしてたら、「そうそのへんです」

初めて人にお尻だけを向けたかも。
そして看護師さんがタオルで俺のお尻を包んでくれた。

優しい気持ち。


「そのままベッドに乗ってください」

お尻だけ出したまま、ベッドに乗り正座。


「そのまま横になってくださいね」

一瞬振り返ると、医師は無の顔をしていた


壁に顔を向けなおし横向きに寝た。
パチンッ!! 後ろからはゴム手袋をつける音。

"こわい"


「お尻の大きなとこ触るからね」

(どこなんや、それ)

と思いつつ返事するや否や、

肛門が終わるくらい広げられた。

あまりにも痛いから、悲鳴あげてしまった。
看護師さんが慌てて近寄り、肩をつかんでくれた。

「大丈夫ですか?安心して力抜いてリラックスしてください」

と、ハグみたいに覆いかぶさり押さえつけてくれた。

優しい気持ち。

何度も広げて、肛門周囲をトントントントン

ここは?トントントントン
ここは?トントントントン
ここは?トントントントン

痛かったり、痛くなかったり。

あぁ!!!痛いぃぃ!!!
大丈夫です。大丈夫です。
あぁ!!!痛いぃぃ!!!


の繰り返し。無間地獄。


「うーん...ここは痛くてここは痛くないの?」

「おかしいな...全部同じとこだよ...」


まさかの言葉だった。
痛みはそれぞれ違っていたのに。

怖い気持ち😱


「じゃあ服きて」


と言われ触診は2分ほどで終了。


穴に指を入れてはくれなかった。
処女捨てれなかった。でも初体験はした。

童話みたいな。夢物語みたいな時間だった。

椅子に戻ると、先生は言う。

「君は切れてもない、膿んでもない、見える痔角はない、出血もない」

え?

「たぶん...

(ごくり...)


「知覚過敏だね」


「え!お尻が?」

「そう!お尻の知覚過敏だね!」


お尻に指を突っ込むまでもなかったらしい!

歯以外にも知覚過敏あるみたい...
ほんまなんかな...


「もし見えてない痔核があったとしても、これやね!」

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\レベル1/

「薬を注入して炎症を治します。便通よくしたり便を柔らかくする飲み薬も出しますね」

「2週間分ね」

まだ頭が衝撃でボーッとしていた。

「塗り方わかる?教えるね」

(キャップを外して、先端を薬剤で少し馴染ませてから入れるらしい)

あっという間に診察が終わった。

待合室に戻ると、なんでなん!って思うくらい
スカートがめくり上がりかけてる看護師さんが掃除していた。

みんながボケてるように見え始めてしまう。俺は精神病だ。思考の迷子だ。


ネット検索では安くて3千円、高くて6千円と書いており怯えていたが、

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初診なのに逆に安すぎん!?

薬局へ


音楽もスピーカーもムードも純喫茶のよう。
こだわりを感じる内装に、物の配置も独特な薬局だった。

好きな雰囲気。

色っぽいのに、おしとやかそうな受付女性がいてた。
患者さんへの対応が、世界レベルなほど完璧だと思いながら見ていた。

笑顔も親切心もどこいっても通用するものを感じた。ほすぴたりてぃ。


肛門科へ行く決意だけで、人生が変わるなんて。
なんだかんだ得るものは大きい1日に感じていた。

そんな気持ちや達成感で、ハイになってたんだろうな。
薬の説明を他の女性に受けてるとき、徐々に俺のテンションが相手にうつっていった。



笑いだす薬局の女性。それを遠くで見る色っぽいのにおしとやかそうな女性。

おもしろいなぁ。おもしろいよ。ぜんぶ。

この漢方(乙字湯)と

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注入する薬(ヘモレックス軟膏

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薬局でも改めて注入の仕方を教えてもらい終了。


そしてお会計

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またしても安ない?

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相談なくジェネリックになってたけど、まぁ面白かったからいいや😂


やっと伝えたかった本題に入る。

薬の注入だ


帰宅して無理やり大便し、
(注入すると排便したくなるから、なるべく出していてほしいと聞いたため)
シャワーを浴び、

いざ注入

怖い

先っちょに薬剤を少し出して、ティッシュで先端をヌルヌルにした。
そして肛門へ。

あっ、案外すぐ入るかも
あぁ...すっぽり来るんだ...
すごい...うおお...
薬剤を感じる...すごい...


ずにゅうっ~と入っていく。

初めて体に硬いものや、薬剤が入ってきて不思議な気分。

ゆっくり出していく。
ゆっくりゆっくり。

あー入ってる。
めっちゃわかる。

もうすぐ全部入り終わりそうってとこで、

ニュパっと音が鳴って
一気に溢れ出すくらい肛門にすべてが入ってきた!

その衝撃と異物感に驚いたのか、
チョロっとおしっこが飛び出た。

床に数滴こぼれるとこ見てから動画を回した。

↓↓↓Youtube限定公開リンク↓↓↓
【痔】へモレックス軟膏を初めて注入してみた(8秒)


くだらないけど、その直後の動画をおさめたかった。

初体験の感情や空気を残したかった!あぶねーって言いいながら出終わってるスタイル。

(肛門注入、おしっこちびり映像を残したいってなんやねんって話やけど...)


おしっこ飛び出た以外は特に問題なく、後は効果がどう出るかだ。

薬剤もすんなり入って、妙な気持ちになるけどよかった。
治りそうな気配...

薬局からの帰り道

同い年の女性ヘルパーが

「1人で入れられないなら、わたしが入れよっか?」
て言ってくれてたけど断った。

断って良かった。
おしっこ飛ばして、悶えて、笑いながら動画回すヤベーとこ見せらんないよ?

見せたい気持ち

もあるっちゃあるんだけどさ。我慢よ。そこは。
せいちょうしないとな。


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それじゃ次のリハビリでお会いしましょう。


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