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九州食材探しの旅 その5 新たな課題を無視しない

うつらうつらとしながら時間を確認すると5:00。またしても少し早い・・・その理由がやっと分かりました。

持ってきたAIR枕の空気が抜けているではありませんか。ちくしょー!
仕方ないので少し音楽を聴きながら出発の準備を始めます。
もちろんお腹の薬などを忘れずに飲みました。

ロビーに降りると安達さんはすでに車の中で待機していました。
薄暗い中目的地へと車を走らせます。
美しい海岸線や大根やジャガイモ畑を抜けながら着いたのは、小さな小さな漁協です。

早速代表の方にご挨拶を済ませ、訪問の趣旨などをご説明させて頂きました。
そこにちょうど漁師さんが帰ってきましたので、水揚げ&選別作業を目の前で見させて頂きました。

基本的に漁法は延縄か一本釣り。揚がる魚種は、ふぐ、アナゴ、アラカブ(カサゴ)、ホウボウ、舌平目、ヒラメといったものがメインです。
時期になれば一本釣り天然トラフグが揚がってくるそうです。(食べたい・・・)
水揚げされた魚たちは当然鮮度は良いのですが、それ以上に魚体が傷ついていませんので非常に綺麗でした。

私たちは是非この非常に良い状態の魚を取り扱いと申し出ました。
が、そこに立ち塞がったのは全国的にも問題になっている人手不足でした。
実際に手配する人がいない。もしそんな人がいるならすぐにでも参加したいのだが・・・という回答です。

私たちは、この漁業を取り巻く環境と対峙しなければならなくなってしまいました。

この問題は当然簡単には解決できるものではありません。
しかし時間はかかるかも知れませんが必ず人の問題を解決しますと約束しました。

それは何故か?

私たちフレマルは、単に生産物を流通させるだけの事業者ではないのです。そこに問題があるならあらゆる方法を模索して生産現場と生産者の状況打破に走り回るのです。それこそが大袈裟にいうと生産者の未来につながっていると信じているのです。

ひとしきりお話しした後、見学させて頂いた感謝を述べ漁協を後にしました。
車の中ではどちらともなく、どうやったら人の手配ができるだろうか?また継続的に彼らの収益につなげられるかということを話し始めました。
あーすれば・・・例えば行政を動かして・・・働く人の待遇が・・・考えたらキリがないくらいです。しかし諦める訳にはいきません。今後の課題としてしっかり考えていくことをお互い確認しました。


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