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【読書】 ウインクで乾杯 東野圭吾(著) 祥伝社文庫

ウインクで乾杯 東野圭吾(著) 祥伝社文庫

『ウインクで乾杯』 東野圭吾(著) 祥伝社文庫

あらすじ
パーティ・コンパニオン小田香子は恐怖のあまり声も出なかった。仕事先のホテルの客室で、同僚牧村絵里が、毒入りビールを飲んで死んでいた。現場は完全な密室、警察は自殺だというが…。やがて絵里の親友由加利が自室で扼殺され、香子にまで見えざる魔の手が迫ってきた…。誰が、なぜ、何のために…。ミステリー界の若き旗手が放つ長編本格推理の傑作。

タイトル:ウインクで乾杯
祥伝社ノン・ノベル(新書)版タイトル:『香子の夢―コンパニオン殺人事件』
著者:東野圭吾
出版社:祥伝社(祥伝社文庫)
判型/頁 :文庫判 /296頁
価格:本体: 514円+税
発売日:1992/05/20(1988/10)
ISBN:‎9784396322632(ISBN 439620275X)

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東野圭吾さんの作品としては7作目、祥伝社文庫としては1作目の本書『ウインクで乾杯』。

携帯電話なんて存在しない、自動車電話があった時代の物語。
バブル時代の名残が物語の端々に見え隠れする。
主人公香子はイベントコンパニオン。
そんな香子の前向きでまっすぐな行動力と思考力とともに物語に引き込まれる。

刑事芝田と香子のテンポ良いやりとりも合間って、二人のその後が気になるものの続編はなさそう。残念。

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