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    長岡ゼミのnoteマガジンです。 Vol.1、Vol.2、と定期的に文章を投稿していきます。

最近の記事

新しさを大切に

 4月18日に、ゼミの時間でカフェゼミの企画会議を行った。今回私は、カフェチームとしてプロジェクトを行う。どのようなお茶やお菓子、どのような活動で良い場を作るのか少しずつチームで考え始めた。  企画会議では、カフェゼミでマイカップを持参することや、春のテーマが「消費について考える」とうこともあり、環境に配慮した活動を行いたいという話になった。そのとき、二年生のなな(仮名)から「ペットボトルのキャップを利用してお茶を決めてもらうのはどう?」という面白い意見が出てきた。回収され

    • 「子育て=幼い子供を育てる」ではない

       NPO法人manmaとは、代表を越智未空さんが空さんが務める団体である。家族の枠を超え、人と人とが支え合う社会をつくることを目標に、若者や子育て家庭のライフキャリアデザインの支援をしている。その活動の1つが、家族留学だ。家族留学とは、社会人や大学生が国内の子育て家庭に訪問し、子育てを体験する体験型プログラムである。 私は、1年生のときに履修をしていた授業での紹介をきっかけに家族留学を知った。どこに越境に行こうか迷っているときに、授業での紹介を思い出した。私は女性の仕事と子育

      • 選択と勇気が楽しいを作る

         1年間のゼミの活動が終わろうとしている。9月からの秋学期には、カフェゼミラジオや個人的な越境活動など、自分にとって新しいことをしてきた。  カフェゼミラジオというのは、カフェゼミの前の1週間、カフェゼミに来てくれる人、ラジオを聴いてくれている人にワクワクを届けるというもの。1週間のラジオでは、カフェについてや、それぞれのサードプレイスについて話した。ラジオの準備の段階で「何を話したらワクワク感を届けられるのか」「準備の臨場感を届けられるのか」試行錯誤をし、バタバタと焦りなが

        • これからの選択

           11月30日、渋谷ヒカリエ8階 8/COURTで、今年度最後のカフェゼミを行った。「みんなでダイバーシティ社会のキャリア・ストーリーを聞こう」というテーマで、NPO法人ピープルデザイン研究所の代表理事である田中真宏さんをゲストに招き、対話を行った。  今回は、主に福祉ではなく、田中さん自身のキャリアの話をしてくれた。そこで印象に残った言葉がある。それは「過去の自分やその選択を正解にするのは努力次第」という言葉だ。対話の時間に、この言葉が印象に残ったという私の話から、キャリア

        新しさを大切に

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        記事

          見えていなかったもの

           10月19日、ゼミ生のプレゼンがあった。プレゼンの内容は、越境活動で車いすまちあるきをしたときのこと。車いすに乗っていると、公衆トイレの鏡が見えないなど、車いすに乗らないと気づくことができなかった問題が多くあったという。  私は、このプレゼンを聞いて、車いすに乗っている人をほとんど気にかけたことがなかったことに気が付いた。子育てや共働きの家庭など、子供関係に関心があるため、ベビーカーを押している人には声をかけたことがある。しかし、車いすに乗っている人には声掛けをしたことがな

          見えていなかったもの

          他人よりも自分で

           「答えを急がず、対話を続けていくことが大切。この人はこうと決めつけるのではなく、あなたはあなたでいいし、私は私でいい。」(『これからの僕らの働き方』 横石崇編File4 P95)これは、まちの保育園の経営者である松本理寿輝さんの言葉である。私は、ゼミに入る前、グループディスカッションなど、意見を言う場が設けられたとき、他人と似たような意見を発言することで、意見を否定される怖さから逃げていた。ゼミの活動の最中でも、未だに即興で発言することに苦手意識を感じるのは、どこかで「こ

          他人よりも自分で

          自分が良いと思うこと

            春学期の最後のゼミでの活動をもとに、自分にどのような変化があったのか、思い出していこうと思う。 7月21日のゼミでは振り返りのワークショップを行った。学年ごとにチームを分け、決められた時間内に積み木を高く建てられたチームが勝ちというもの。最初は何の打ち合わせもないまま、一斉に積み木を立てていくようことになった。積み始めたばかりの時、どのように積めばよいのかわからず、周りを見渡した。他3チームは安定性を重視している。同じやり方を試してもうまくいかず、思い切って積み木を縦に積

          自分が良いと思うこと

          答えがないからこそ面白い

           6月29日、カフェゼミを行った。今回のテーマは「環境問題の素人が集い、ごみを出さない居心地のいい暮らしについて語ろう」というものであった。  ゲストである山中さんのキーノート・スピーチの中で、「ごみって何?」というような問を持ちかけられた。考えてみると、すぐに答えは出なかったため、対話の中で、いらないもの=ごみと仮定することにした。隣の人に「もしさ、着物をいらないと思っている人がいたら欲しい?」と聞かれて、私は素直に「欲しい」と答えた。誰かがいらないと思っていても、その他に

          答えがないからこそ面白い

          もっと知りたい

           5月25日、はじめてカフェゼミを行った。そこで、ゼミ生が社会人の方と一緒に男性の育児について考えた。  班の中に、人事部で働き、育休を推進する活動をしている方がいた。対話中に、その方に「将来、結婚して子供ができたら旦那さんに育休を取得しもらいたい?」と聞かれた。私はすぐに、「とってもらいたい」と答えた。同時に、働く女性はみんな男性にも育休をとってもらいたいに違いないと考えていた。しかし、もう一人の社会人の女性が、「育児は自分がやるものと母に言われてきたし、自分の会社では男性

          もっと知りたい

          新しい出会い

            4月27日のゼミで、初めて読書会を行った。『プレイフル・シンキング』を読んで、印象に残った言葉について意見交換を行った。  私は、「調整型」という言葉に出会った。意見を聞いたときに、「あれ、自分とは違うな」と感じても、その意見を排除せず、自分を見つめ直すことが大事だという。この言葉を聞いたとき、気づかないうちに、意見が食い違っているときに排除してしまっている自分がいるのではないかと感じた。それは、違う意見の人と何か成し遂げるには、エネルギーが必要で、同意見を持つ人同士なら

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