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自分が良いと思うこと

  春学期の最後のゼミでの活動をもとに、自分にどのような変化があったのか、思い出していこうと思う。
7月21日のゼミでは振り返りのワークショップを行った。学年ごとにチームを分け、決められた時間内に積み木を高く建てられたチームが勝ちというもの。最初は何の打ち合わせもないまま、一斉に積み木を立てていくようことになった。積み始めたばかりの時、どのように積めばよいのかわからず、周りを見渡した。他3チームは安定性を重視している。同じやり方を試してもうまくいかず、思い切って積み木を縦に積んでみた。少ない積み木の数で高さをだすことができるこの積み方は、安定はしないものの、「できるだけ高く積む」という目的には最適だった。勝負が始まり、積み進めていくと、残り1分を切ったところで、バランスを崩し、倒してしまった。結果、私のチームが一番低かった。高く積めたら成功で、低かったら失敗。だから、バランスを崩して積み木を倒した時点で、失敗である。でも、この対決をしてる時のハラハラドキドキとした感覚、すごく楽しかった。失敗を恐れずに挑戦したからこそ、出会えた楽しさだと思う。
 誰かと違うことを発言することや、行動することが怖かった。しかし、今では少しだけ、他人との違いがおもしろいと感じるようになった。読書会や、動画を視聴した後の対話、カフェゼミでの対話なども、自分とは違う意見に刺激を受け、視野が広がることが多かった。そして、何より、対話の時間が楽しかった。
 「失敗を恐れる=他人に良く見せる」ということなのではないか。自分の安全を守り、挑戦しなかったら何も面白くない。みんなと違くても、自分が良いと思えばやっていく。この大事なことに気づくことができた活動の数々だった。せっかく他人との違いの面白さに気づけたのだから、誰かと違くても、自分なりのやり方や、意見を大事にしていきたいと思う。

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