答えがないからこそ面白い

 6月29日、カフェゼミを行った。今回のテーマは「環境問題の素人が集い、ごみを出さない居心地のいい暮らしについて語ろう」というものであった。
 ゲストである山中さんのキーノート・スピーチの中で、「ごみって何?」というような問を持ちかけられた。考えてみると、すぐに答えは出なかったため、対話の中で、いらないもの=ごみと仮定することにした。隣の人に「もしさ、着物をいらないと思っている人がいたら欲しい?」と聞かれて、私は素直に「欲しい」と答えた。誰かがいらないと思っていても、その他に欲しいと思う人がいる。この時、「ごみとは何か」の答えなどないことに気が付いた。
 正しい答えがないからこそ、対話をしていて面白い。そして楽しい。この面白い、楽しいという気持ちを大事にしていきたいと思う。

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