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半径1メートルを変えていく

 春学期のゼミ活動が終わった。私が春学期の活動を通して自分のキーワードとなったのは「半径1メートルを変える」という言葉である。

 春学期を通じて、環境に優しい取り組みを少しずつ進めてきた。カフェゼミでのZERO WASTEの活動が1つの例である。これは、マグカップを忘れてしまった方に、紙コップでのお茶の提供をやめて、マグカップの貸し出しを行うものである。この活動をきっかけに、ごみをなるべく減らすためには何が考えたり、大量消費や大量廃棄の問題に関心をもつようになった。XでもZERO WASTEの活動に関する情報発信をしている。

 鎌倉のフィールドワークでは、えしかる屋さんで、海洋プラスチックで作られた小物入れを見つけた。プラスチックを原料に色を出しているため、まったく同じ色の商品がない一点物。プラスチックが原料になっているとは思えないきれいな色に対する驚きと、一点物だからこそ感じるワクワク感から、私は小物入れを購入した。そしてその時感じたことをXで共有した。

 環境問題に関して、「自分の小さな行動で何が変わるのか」と思ったしまったこともある。しかし、ZERO WASTEの活動も、小物入れに出会ったことも、私自身がすごくワクワクした活動だったから、誰かに共有したいと思った。そして、共有することで、自分も、自分の半径1メートルも変わるのではないかと思っている。「どうせ自分の行動は何も変わらない」と何もせず諦めるのではなく、これからも自分のいいと思ったことを共有することで、自分の半径1メートルを変えられたらと思う。


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