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マガジン

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    長岡ゼミのnoteマガジンです。 Vol.1、Vol.2、と定期的に文章を投稿していきます。

記事一覧

新しさを大切に

 4月18日に、ゼミの時間でカフェゼミの企画会議を行った。今回私は、カフェチームとしてプロジェクトを行う。どのようなお茶やお菓子、どのような活動で良い場を作るのか…

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3週間前
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「子育て=幼い子供を育てる」ではない

 NPO法人manmaとは、代表を越智未空さんが空さんが務める団体である。家族の枠を超え、人と人とが支え合う社会をつくることを目標に、若者や子育て家庭のライフキャリアデ…

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3か月前
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選択と勇気が楽しいを作る

 1年間のゼミの活動が終わろうとしている。9月からの秋学期には、カフェゼミラジオや個人的な越境活動など、自分にとって新しいことをしてきた。  カフェゼミラジオとい…

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4か月前
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これからの選択

 11月30日、渋谷ヒカリエ8階 8/COURTで、今年度最後のカフェゼミを行った。「みんなでダイバーシティ社会のキャリア・ストーリーを聞こう」というテーマで、NPO法人ピープ…

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5か月前
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見えていなかったもの

 10月19日、ゼミ生のプレゼンがあった。プレゼンの内容は、越境活動で車いすまちあるきをしたときのこと。車いすに乗っていると、公衆トイレの鏡が見えないなど、車いすに…

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6か月前
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他人よりも自分で

 「答えを急がず、対話を続けていくことが大切。この人はこうと決めつけるのではなく、あなたはあなたでいいし、私は私でいい。」(『これからの僕らの働き方』 横石崇編…

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7か月前
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自分が良いと思うこと

  春学期の最後のゼミでの活動をもとに、自分にどのような変化があったのか、思い出していこうと思う。 7月21日のゼミでは振り返りのワークショップを行った。学年ごとに…

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9か月前
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答えがないからこそ面白い

 6月29日、カフェゼミを行った。今回のテーマは「環境問題の素人が集い、ごみを出さない居心地のいい暮らしについて語ろう」というものであった。  ゲストである山中さん…

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10か月前
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もっと知りたい

 5月25日、はじめてカフェゼミを行った。そこで、ゼミ生が社会人の方と一緒に男性の育児について考えた。  班の中に、人事部で働き、育休を推進する活動をしている方がい…

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11か月前
5

新しい出会い

  4月27日のゼミで、初めて読書会を行った。『プレイフル・シンキング』を読んで、印象に残った言葉について意見交換を行った。  私は、「調整型」という言葉に出会った…

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1年前
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新しさを大切に

新しさを大切に

 4月18日に、ゼミの時間でカフェゼミの企画会議を行った。今回私は、カフェチームとしてプロジェクトを行う。どのようなお茶やお菓子、どのような活動で良い場を作るのか少しずつチームで考え始めた。

 企画会議では、カフェゼミでマイカップを持参することや、春のテーマが「消費について考える」とうこともあり、環境に配慮した活動を行いたいという話になった。そのとき、二年生のなな(仮名)から「ペットボトルのキャ

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「子育て=幼い子供を育てる」ではない

「子育て=幼い子供を育てる」ではない

 NPO法人manmaとは、代表を越智未空さんが空さんが務める団体である。家族の枠を超え、人と人とが支え合う社会をつくることを目標に、若者や子育て家庭のライフキャリアデザインの支援をしている。その活動の1つが、家族留学だ。家族留学とは、社会人や大学生が国内の子育て家庭に訪問し、子育てを体験する体験型プログラムである。
私は、1年生のときに履修をしていた授業での紹介をきっかけに家族留学を知った。どこ

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選択と勇気が楽しいを作る

選択と勇気が楽しいを作る

 1年間のゼミの活動が終わろうとしている。9月からの秋学期には、カフェゼミラジオや個人的な越境活動など、自分にとって新しいことをしてきた。
 カフェゼミラジオというのは、カフェゼミの前の1週間、カフェゼミに来てくれる人、ラジオを聴いてくれている人にワクワクを届けるというもの。1週間のラジオでは、カフェについてや、それぞれのサードプレイスについて話した。ラジオの準備の段階で「何を話したらワクワク感を

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これからの選択

これからの選択

 11月30日、渋谷ヒカリエ8階 8/COURTで、今年度最後のカフェゼミを行った。「みんなでダイバーシティ社会のキャリア・ストーリーを聞こう」というテーマで、NPO法人ピープルデザイン研究所の代表理事である田中真宏さんをゲストに招き、対話を行った。
 今回は、主に福祉ではなく、田中さん自身のキャリアの話をしてくれた。そこで印象に残った言葉がある。それは「過去の自分やその選択を正解にするのは努力次

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見えていなかったもの

見えていなかったもの

 10月19日、ゼミ生のプレゼンがあった。プレゼンの内容は、越境活動で車いすまちあるきをしたときのこと。車いすに乗っていると、公衆トイレの鏡が見えないなど、車いすに乗らないと気づくことができなかった問題が多くあったという。
 私は、このプレゼンを聞いて、車いすに乗っている人をほとんど気にかけたことがなかったことに気が付いた。子育てや共働きの家庭など、子供関係に関心があるため、ベビーカーを押している

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他人よりも自分で

他人よりも自分で

 「答えを急がず、対話を続けていくことが大切。この人はこうと決めつけるのではなく、あなたはあなたでいいし、私は私でいい。」(『これからの僕らの働き方』 横石崇編File4 P95)これは、まちの保育園の経営者である松本理寿輝さんの言葉である。私は、ゼミに入る前、グループディスカッションなど、意見を言う場が設けられたとき、他人と似たような意見を発言することで、意見を否定される怖さから逃げていた。ゼ

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自分が良いと思うこと

自分が良いと思うこと

  春学期の最後のゼミでの活動をもとに、自分にどのような変化があったのか、思い出していこうと思う。
7月21日のゼミでは振り返りのワークショップを行った。学年ごとにチームを分け、決められた時間内に積み木を高く建てられたチームが勝ちというもの。最初は何の打ち合わせもないまま、一斉に積み木を立てていくようことになった。積み始めたばかりの時、どのように積めばよいのかわからず、周りを見渡した。他3チームは

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答えがないからこそ面白い

答えがないからこそ面白い

 6月29日、カフェゼミを行った。今回のテーマは「環境問題の素人が集い、ごみを出さない居心地のいい暮らしについて語ろう」というものであった。
 ゲストである山中さんのキーノート・スピーチの中で、「ごみって何?」というような問を持ちかけられた。考えてみると、すぐに答えは出なかったため、対話の中で、いらないもの=ごみと仮定することにした。隣の人に「もしさ、着物をいらないと思っている人がいたら欲しい?」

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もっと知りたい

もっと知りたい

 5月25日、はじめてカフェゼミを行った。そこで、ゼミ生が社会人の方と一緒に男性の育児について考えた。
 班の中に、人事部で働き、育休を推進する活動をしている方がいた。対話中に、その方に「将来、結婚して子供ができたら旦那さんに育休を取得しもらいたい?」と聞かれた。私はすぐに、「とってもらいたい」と答えた。同時に、働く女性はみんな男性にも育休をとってもらいたいに違いないと考えていた。しかし、もう一人

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新しい出会い

新しい出会い

 
4月27日のゼミで、初めて読書会を行った。『プレイフル・シンキング』を読んで、印象に残った言葉について意見交換を行った。
 私は、「調整型」という言葉に出会った。意見を聞いたときに、「あれ、自分とは違うな」と感じても、その意見を排除せず、自分を見つめ直すことが大事だという。この言葉を聞いたとき、気づかないうちに、意見が食い違っているときに排除してしまっている自分がいるのではないかと感じた。それ

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