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小学生男子、語彙を 身をもってわかり 獲得していく


国語の教科学習の中での語彙の獲得


親御さんからご依頼のあった “暮らしの語彙:料理のことば” 学習。「まぶす?」( はて?といったふう )という生徒さんと一緒に急遽授業内でやってみることに!(レモン🍋の輪切りで代用し小麦粉とのタッグで)

男子くんは、「これがまぶすって言うんだねぇ~!」とよーく体験を味わっている😊
そのためか、【料理の手伝いはいつ誘っても嫌がるのに、こちらでの授業後のおうちでの宿題( “何かまぶすお手伝いをしてくる” )はなんと全部のお肉をやってくれたんです、しかも意外にもノリノリで!!!】と嬉しいご報告。
 一度当室でやっているので、彼の中で様子がわかり、大丈夫だった経験として残り(小さな成功体験)、見通しが立つようになり、ハードルが下がったのでしょう。

 体験するとスッと身に付いていく言葉があります。そして “小麦粉をまぶす” ひとつとっても、
①助詞 ②語彙の広がり ③漢字の学習 ④疑問詞 ⑤カテゴリー形成 などなどいろんなことが学べます。

語彙…意味がわかってそのうえ使えることば

 後日の宿題は “レタス🥬をちぎる” でした。野菜にも生き物としての生命力を人一倍感じてしまうようで、料理する=野菜を殺して恨まれること、というイメージを有していたようでした。二人での授業内トークでわかったコト。
 そのためだったのかな、親御さんからお子さんは「野菜を扱うのが好きじゃないみたいなんです」とお話しがあった時に、なるほどと思いました。
 でも‥でも‥この後の宿題ではなんと家族みんな用のサラダのレタスをちぎってくれたそうです。
 それも、はじめは「アリが食べるの?!」というくらいに小さくちぎっていて、毎日家で目にしているはずなのに、サラダ用のレタスの大きさ=一口大がわからなかったのかしら!と驚かれた親御さん、2回目の指示では “これくらい” と実物大の見本をちぎって見せて伝えたそうです。するとそこからはばっちり“いい塩梅” の大きさでちぎられたサラダが出来たんだとか♪︎
 親御さんにとっても私にとっても、勉強させてもらえたいい経験となりました✨

【言語ポット・めろり】 
・個別学び支援ルーム( 年長さん~高3 60分/1コマ )
・個別相談ルーム( 2歳~ )  を名古屋市天白区にて主宰。
自治体施設にて言語発達支援、保護者相談、研修講師にも奔走。  

✳️お問い合わせ メール✳️      gengo.pot.merori@gmail.com

🟠インスタグラムはプロフィールのリンクから♪︎Instagramhttps://www.instagram.com/gengo.pot.merori?igsh=



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