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息子とパートナーと、ときどき子どもたち

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息子と歩む日常から学んだこと、宮崎県内のこどもたちから教えてもらったこと、妻から学ぶ学校づくり・授業づくりのヒントの記事を集めています。
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#小学校

子どもの成長を自慢し合う

  Children First の 夏季1DAY研究会があった。Children Firstは、学習集団づくりを視点とし…

5角形の角の大きさの和を求める

 合同な図形の授業を参観した。5年生算数の授業づくりである。多角形についての簡単な性質を…

あまりのあるわり算

 算数の授業研究だった。  「チョコレートが🔲こあります。4こずつふくろに入れると、何ふ…

登場人物には、脳みそと口がある

 「おおきなかぶ」の授業があった。1年生の国語である。息子の参観日だった。  息子を連れ…

机間指導における教師の葛藤が伝わってくる

 授業研究だった。小学校2年生国語の授業である。本日は、教職実践基礎コースの1年生の授業…

宿題を考える ー 時間でも量でもなく、暮らしの順序が大事である

 息子の帰りが、14:20から15:00になった。5時間目があるのだ。息子の足では、学校から家ま…

みんなで学ぶ意味を共有する - 「メイクテン」と「ことば集め」

 こんにちは。ひなた教育実践工房です。Children Firstという学習集団づくりに取り組む教師の研究会が、昨日ありました。参加している指導教諭の実践で共通していたものに、「メイクテン」と「ことば集め」という常時活動があります。「メイクテン」と「ことば集め」という常時活動に、なぜ取り組むのか。実践の意味を考えました。  「メイクテン」とは、4つの数字を組み合わせて、四則計算を使いこなして10になる計算式をつくるものです。たとえば、5月21日で27回目の算数の授業の前に

子どもは親の好みを忖度する

 You Tube に、ランドセルメーカーのセイバンが制作した親子のランドセル選びのドキュメンタ…

駄々はこねない

  息子は、駄々をこねたことがない。無駄だと知っているのである。  夕食前にパックに入っ…

書き手と聴き手と往復させる

 「きのう、わたしは夕方、コロッケをつくりました。おいしかったです。」という日記について…

答えは同じかもしれないけれど、考え方が違う

 2年生の子どもたちに「17+4はどうやって計算するのかな」と聞くと、「21」とある子ど…

なんで学校に行かなくちゃいけないの?

 参観日で仕事だった妻を夜から開かれる附属小学校の送別会に車で送っていくときだった。息子…

「同じです」という話型を子どもたちと崩す 

 「同じです」がはびこる教室が崩れ始めたと彼女は話し始めた。  2年生の生活科の授業で、…

子どもたちは一つ一つ納得しながら成長していく

 2年生の子どもたちと国語の時間に教科書を音読をすると、句点で止まれなかったという。だから、妻は、子どもたちと、「なぜ、句点で間をあけることが大事なのか」を考えたそうだ。妻は、2年生の担任である。  子どもたちは、「交互読みができない」と答えた。交互読みとは、句点ごとに、読み手を変えるというものである。でも、この答えだと、一人で音読するときにはあてはまらない。納得いく答えではなかった。沈黙が教室にひろがったとき、ある子どもが次の文を例に出した。  竹やぶの竹のはっぱが、