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【外資系バルブメーカー】GEMU Japanが国内でも選ばれる理由


製薬・食品・飲料・バイオテクノロジー・化粧品・半導体・一般産業など

国内の様々な製造現場のアプリケーションに

バルブを提供している [GEMU Japan(ゲミュージャパン)]


ドイツの本社を中心に、全世界1900名以上の仲間とともに、

ドイツ、スイス,フランス,中国,ブラジル、米国の6つの製造拠点を持ち

そして、27つの子会社が力を合わせ、成長拡大を続けています。


世界の製薬業界において、『世界シェアNo.1』を誇り

無菌性のサニタリー配管のアプリケーションにて格別の信用を頂いています。

そして、近年では半導体業界で徐々にシェアを伸ばしています。


そんなGEMUが、日本製造業界において、なぜ優位性を発揮することが出来るのか。

「GEMU Japanの3つの強み」をご紹介します。


①世界基準に対応した「ダイアフラムバルブ」

キャプチャ


GEMUは一番の目玉として、

「ダイアフラムバルブ」の性能で高い評価を頂いています。

(日本国内では、ダイアフラムバルブをダイヤフラムバルブと呼ぶ場合がある)


ダイアフラムバルブとは、

無菌性の徹底が求められる「サニタリー配管」において不可欠なバルブ。

そんな GEMUのダイアフラムバルブは、様々な業界のアプリケーションに採用されています。

●食品
●飲料
●医薬品
●バイオテクノロジー
●半導体
●マイクロエレクトロニクス
●ファインケミカル


これほど多くの業界を通して適応出来る要因が、2つあります。

1つ目が、「GEMU 独自のモジュールシステム」


モジュールシステム


お客様の要望に沿って、①様々な形のバルブボディと、②各素材のダイアフラム、③用途に合わせたアクチュエーター、④機能が異なるアクセサリーを組み合わせることが出来ます。

「①+②+③+④=お客様の要望に合わせたダイアフラムバルブ」


特に、③のアクチュエーターに関して、最も人気の空気操作式のタイプには

プラスチック製と、ステンレス製をご用意することでアプリケーション環境によって使い分けることが可能。

こうして、お客様が求めるニーズに合わせ、柔軟に対応しています。



そして、

2つ目が、「GEMU 独自のシールシステム」にあります。

ダイアフラムバルブ

ダイアフラムバルブ内では、

流体が流れるバルブボディとその流れを制御するダイアフラムのみが、流体と接する構造になっています。

この非常にシンプルな構造の中で、徹底した無菌性を叶えるシール機能を可能にしたのが、GEMUのダイアフラムバルブです。

ガスケット



「そこまで無菌性が重要なのか?」と思った方、想像してみてください。

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最近では、メディアを開けば至るところで目にする「ワクチン」

「-75℃で運輸しなくてはいけない」などの情報を目にしたことも、一度はあるでしょう。

つまりワクチンと言うのは、非常にセンシティブであると良く分かります。


そのワクチン製造において、配管の中で液溜まりが発生したら。

流れなくなった流体が腐敗し…品質の低下に繋がり…。

そんな環境で作られたワクチンは正しく作用しないわけです。


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製薬業界の方が、非常に印象的な言葉を口にしていました。

「薬の製造から営業まで、全てを含めて、”薬”である」

製薬というのは、製造の段階から何一つのエラーは許されません。不良品が発生することは、”万が一でも”あってはいけないんです。

「家具を買って不良品だった」ということはあっても、「薬の作用がいつもと違う」なんて事はあり得ない。

だから、製造工程も含めて”薬”であり、そこの品質も最高でなくてはならない。


だから、サニタリー配管では「無菌性」が至上命題という事です。



GEMUは長年、特に世界中の製薬業界と協力をし、改善を重ねてきました。

その歴史と努力が、現在の製薬業界における、『世界シェアNo.1』に繋がっており、高品質のダイアフラムバルブ開発に結び付いています。


そしてその品質を保つため、以下の取り組みを行っています。

●厳選したサプライヤーから原材料の調達
●自社分析室または外部認定機関で原材料の綿密な検査
●原材料を厳格な条件で管理
●工程内の自動検査と記録
●最新の製造設備
●自社開発のテストスタンドによりダイアフラムを試験
(医薬品工業向けには特別なテストサイクルを適用)


これらの一貫した取り組みが、

GEMUのダイアフラムバルブの高性能に繋がっています。



②「自社完結」の製造だから、納期が短い

工場


続いて、GEMU Japanの強み2つ目は、「納期の短さ」です。

バルブメーカーを比較検討する際に、よく考慮されるのが納期です。

と言うのも、バルブ製造には、成型や組み立て、研磨、検査などなど、様々な工程が含まれています。

増してや外資系メーカーとなると、こんな噂も飛び交っています。

「外資系だから、国内と比較してもさらに遅いんじゃないの?」


でも実際は、

GEMUは国内メーカーと比較しても、勿論その他の海外メーカーと比較しても、最も納期に融通が利きます。

その要因となるのが、「自社完結の製造能力」にあります。

ロジ


ほとんどの国内バルブメーカーは、バルブの成型と組み立てまでは自社内だが、電解研磨等の加工等は外注しています。

すると、運送の関係から長い納期が必要になるのは明らかです。


しかし、GEMUはバルブの成型から、電解研磨等の加工までを自社内で完結しています。

日本市場に対しても、毎週空輸で製品を仕入れているので、ご下命後2週間以内で納品可能です(特注などの場合を除く)

更に、主要な品番に関しては国内に在庫をストックしているので、翌日発送が可能な体制も整えています。


至急で置き換えする必要性が発生する場合もたびたびあるので、納期面で好評を頂いています。



③一貫性のある研究開発に基づく最先端技術

ボディ


そして、

GEMU Japanの強み3つ目は、「革新的なソリューションの提供」です。

それを可能としているのが、「一貫性のある研究開発」への取り組みです。

GEMUは、毎年収益の5%以上を研究開発に回し、技術革新に注力してきました。


そこで開発されたのが、例えば、

世界初となる「シングルユースダイアフラムバルブ」

シングルユース

従来のシングルユースバルブとなると、使い捨てのチューブを閉じるピンチバルブが主流でした。

しかし、ピンチバルブでは流量の調整を行うことが出来ないのが大きな課題。

そのニーズを解決するのが、このシングルユースダイアフラムバルブです。


昨今のワクチン開発など、無菌性の徹底された、少量多品種での製造でありながら、高い精密性を求められるアプリケーションで大きな優位性を発揮しています。



そのほかの革新的なソリューションとしては、

配管設計の常識を根幹から覆した、ステンレス素材の切削加工による「マルチポートバルブブロック」です。

キャプチャ


GEMUのブロックバルブは、ステンレスの塊からブロックを削り出しているため、溶接を全くしていません。

マルチ


この技術によって改善されるポイントとしては、

●アプリのスケールダウンにより、省スペース設計が可能
●デッドレグを排除し、配管内の滅菌性を強化
●溶接部からの損傷、漏れ出し無し
●個別カスタマイズにより、最適な設計に

デッドレグとは、配管の分岐地点にて滞留し、液溜まりが発生する箇所

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従来の配管設計では、叶わなかった仕様がこのブロックバルブ技術を使えば、実現出来るというわけです。


まとめ


以上、「GEMU Japanの3つの強み」のご紹介でした。

纏めると、

①世界基準に対応した「ダイアフラムバルブ」

②「自社完結」の製造だから、納期が短い

③一貫性のある研究開発に基づく最先端技術



以下に、資料のリンク共有します。是非チェックしてみてください。

◆無菌性ダイアフラムバルブ

◆シングルユースダイアフラムバルブ

◆ブロックバルブ




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