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「自分を取材するNight」レポート

「自分への取材手帳」2019年度版発売イベント『自分を取材するNight』
参加レポートです。

外苑前にあるピースオブケイクさんの真っ白で洗練されたスペースに集まる20人ほどの女性たち。に、男性はひとり。
人々の目的は、「自分への取材手帳」を監修された、ブロガーのはあちゅうさんによる発売記念イベントだ。

☆「自分への取材手帳」とは?
仕事のこと、健康のこと、買ったもの、行った場所、観た映画などの質問項目に従って自分のことを書き込むことで、自分の人生に必要なデータを集める「自分で自分に取材する手帳」。
ブロガー・作家のはあちゅうさんがプロデュース。

登壇されたはあちゅうさん。
18歳の時にブログがヒットして以降、多方面で活躍されるその人は、華奢で知的なお姉さまという感じだ。
やはり天は二物を与えるらしい・・・。

☆はあちゅうさんからの「自分への取材手帳」に対する想いについてのお話。
これはアウトプットの訓練のためのツール。
普段何気なくものを考えているけれど、自分がその時どのようなに答えを出したか順序立て、結論に導くプロセスを意識し考えを深めることが必要。
重要なのは、自分自身に質問して答える「質問力」
問いを持ち歩き答える習慣をつけることが大事。
書くことの魔力が、より深く自分のことを理解させてくれる。

次に、5分間で自由に取材手帳を埋めてみて、それを各テーブルごとに発表しあってみる。

今日あったささいな出来事を書く人もいれば、社会に向けた自分の考えを書く人もいる。箇条書きで書く人もいれば長文でびっしり書く人もいる。鉛筆で書く人もいれば色ペンで書く人もいた。
私は全く書き慣れていなくて、前年度版から使っている人たちの書き込みを見て「そうやって書けばよかったんですね!」なんて言ってしまったが、どうやら自分の好きなように好きなことを書くのが正しいらしい。何でどうかこうが、正解!

意見の交換ででたことで印象的だった感想が2つある。ひとつは「書けるはずなのに書けなかった・・・」という感想だった。
最近気になったネットニュース、絶対にあるはずなのに思い出せないぞ?最近行ってよかったレストラン、最近色々行きすぎてどれがどれだか記憶が混ざってわからない!など。日頃わかっている気になっているけれど、実はいつのまにか頭のすみにすみに追いやられてしまって消えかけているものがたくさんあるのだ。それを、日頃感情が新鮮なうちに記録したり、無理矢理思い出して書いたりすることで自分の頭の中の情報を保存しておけるだろう。

ふたつめは、「ついネガティブなことを書いてしまう」。
これは私もとても共感してしまう。家族のことや仕事のことでは特に、心配事や不安ばかり書いてしまうのに気づいた。
もちろん、自分のそんな感情を書き出して感情を整理するのも大切なこと。でもせっかくだから、取材手帳には意識してポジティブなことを書きたい。
忘れてしまいたいことより、ずっと忘れたくないこと。
嫌いなものより、好きなもの。
悲しかったことより、嬉しかったこと。
トラウマではなく、叶えたい夢!

最後に、はあちゅうさんが事前に募集された質問に答えてくれた。

☆今、手書きで書く意味って?
手書きの方が体に刻まれる気がする。タイピングは頭を整理して書いていくけれど、手書きは思いがけない自分の考えに出会えたりして、思考に広がりが生まれる。

☆はあちゅうさんの手帳を使った自己プロデュースの仕方は?
人生がコンテンツだと思っているので、特に自分をブランディングはしていない。
ネタ作りには役立っている。過去を思い出す手がかりがたくさんあるということは有益。

☆はあちゅうさんのおすすめの手帳文具と、好きな飲み物は?
ジュースアップというペンが使いやすくておすすめ。(ジュースアップ調べたところパイロットのゲルインキボールペン)
今はまっている飲み物はホットミルク。

☆はあちゅうさんの夢の叶え方は?
夢は書く。どうでもよくなる夢もあるけど、叶わなくても楽しい!

~参加してみて~
私は1日で何万文字という記録をする記録癖があり、自分の考えていることは理解できてるぞ!というつもりでいたけれど、自分がネガティブな感情ばかり分析して記録していることに気づいた。そういえば、私の好きなものってなんだろう、最近嬉しかったことが思い出せない、会いたい人が思い当たらない・・・。
こんなんではだめだ!これを期に、2019年は自分のポジティブな感情を取材手帳に記録してみたいと思う。
夢を増やすということは、叶う願望が増えるということ。
普段は夢とはしていなくてなんとなく日常叶っている願望が多くあると思う。
どうせなら日々叶う夢を増やした方がハッピーじゃないだろうか。
いわゆる将来の夢みたいなものではなくて、ほしいものや会いたい人がいることだって立派な夢だ。
書くということは忘れないこと。意識していればおのずと自分がそれが実現するように動いてしまったり、運命がそう導いてくれることだってきっとある。
そうして1年後、小さい夢がたくさん叶って、手帳は自分の嬉しい感情がたくさん保存された宝物になっていることを願って。

最後に、はあちゅうさん、運営の方がた、ピースオブケイクさま、貴重なイベントをありがとうございました!

ピースオブケイク入り口でこんなステッカーをもらいました。かわいい~
さっそく手帳の「もらったもの」欄に「noteステッカー」と書いて、私のポジティブ書き込み、開始!

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