VS担任の先生(自己紹介10)
本題前に少しだけ!
こんばんは。いつも僕の自己紹介【ちょうどいいハンデだ】を読んで下さりありがとうございます。埼玉県の越谷市でがやてっく株式会社という会社の社長をしている小栗義樹と申します。
今年の3月で30歳。これからの人生に弾みをつけるために、ハードモードだったこれまでの人生を振り返っていきます。と言って始めたこの自己紹介記事も10回目を迎える事が出来ました。
僕が途中で投げ出さずにここまで書けたのは反応を下さる皆様のおかげです!
自分の過去をいちいち振り返るなんて恥ずかしいですし、人に見られたくないかっこ悪い部分も沢山出てきて大変だったりします。しかし、そんな部分を包み隠さずさらけ出しても温かいコメントやフォローをくれる皆様がいるからこそ、書き続ける事が出来ています。
僕のハードモードな人生を読んで、誰かの救いになっていたり、笑ってもらえているならば、これほどうれしいことはありません。つたない文章で読みにくい点も多々あるかもしれませんが、良ければこのままお付き合い頂けると嬉しいです。
と言う事で本題に入らせて頂きます!
この記事は、今年の3月で30歳を迎える僕が、これからの人生に弾みをつけるべく、ハードモードだったこれまでの人生を振り返っています!
1つ前の記事はコチラから!
名字が変わり、学校で陰口を言われ続ける。おまけに母には新しい恋人みたいな人が出来ていて、気づいたら同棲。前の父に対するちょっとした罪悪感を抱いたまま孤独に生活している義樹君ですが、いつまでもこのままでいるわけではありません。
5年生になった僕は「担任の先生」と戦う事になります。
4年生に続き、5年生もほぼ学級崩壊寸前にまでなるのですが、4年生と5年生の大きな違いは担任の先生でした。4年生の担任の先生は「新米」です。単純にクラスをまとめる力が足りず、先生自身も苦しんでいるように思いました。僕は、先生にも申し訳ないという気持ちを持っていました。
ところが5年生の先生は違います。おじさんの先生でいわゆる「贔屓丸出しタイプ先生」です。誰がどう見ても女子生徒を贔屓していました。
贔屓だけなら全然問題ないのですが、この担任は出来の悪い生徒を目の敵にするという特性も持ち合わせていました。
女子生徒を贔屓しつつ素行の悪い生徒を目の敵にする。男子生徒や目の敵にされている生徒からすると「女子贔屓のスケベおやじ」です。
その当時の僕は、こんなにひどい先生に会ったことがありませんでした。小学2年生の頃の担任の先生に若干風当たりの強さを感じた記憶がありますが、ここまで露骨なのは初めてでした。
そして僕は、そんなスケベおやじの目の敵にされるわけです。
学校も先生も嫌いになっていた僕は、とりあえずリアクションが薄かったわけです。それが気に入らなかったんですかね?
授業中、やたら僕の事を指してきて問題を解かせようとします。解けないと罵倒されるんです。「この問題が解けるまで黒板の前にいろ」とか「こんな問題も解けないなら、小学校2年生からやり直せ」と言われました。
1学期までの僕は基本「はい。すみません」と言っていました。
ちなみに僕を含め4人くらい目の敵にされている生徒がいたような記憶があります。
毎回居残りさせられて、謎のプリントを解かされたり、反省文を書くなんてことをやりました。問題が解けなくてすみませんという反省文になんの意味があるのか分かりませんでしたが、書かないと家に帰してくれないので、仕方なく書いた記憶があります。
僕は先生のことがさらに嫌いになりました。というかこの頃にはもうすでに、大人の事を完全にバカにしていました。自分を偉いと勘違いしている身の程知らず。そんな風に思っていたと思います。ただまぁ、反抗するのもめんどくさかったのでとりあえず謝ってばかりいたのですが。
そんなおとなしい僕にスケベおやじのイビリは続きます。
そして2学期、ある事件が起こりました。
クラスの女子の筆箱が無くなりました。体育で外に出ている間に紛失したのですが、僕は運悪く保健室にいくために一瞬体育の授業を抜け出しました。
そこでスケベおやじが言い出したんです。
「小栗、お前保健室いったよな?」
と。
え?
クラスメイトの視線が僕に突き刺さります。
これ、完全に疑われている。
というかもう僕で確定みたいな雰囲気です。
「正直に言った方がいいぞ。お前だよな?」
忘れもしません。スケベおやじはこんな事を言い出しました。
「違います。俺じゃありません。」と言うと、
「嘘つけ!」と言われました。
そして「お前意外にいないだろ。犯罪行為だぞ!昨日の居残りで反省文書いたのに、またこんな事をするのか?お前には何も期待していないが、今日も居残りで反省文を書け。あと、〇〇さんにも謝れ!」というわけです。
むちゃくちゃですね(笑)
僕が保健室にいったかどうかなんて、保健室の先生に聞けばわかります。
というか、犯人決め打ちってやばくないですか?(笑)
僕、絶句です(笑)
はっきり、絶句したことを覚えています(笑)
あ、こんな頭の悪い大人でも教師になれるんだと思うと同時に、4年生の偽装ラブレターの件を思い出していました。そうです。人はウソだろうとホントだろうと関係なく、偉い人や大勢の意見が尊重されます。
ここできちんと間違いだと証明しないと、僕は盗人にされてしまいます。
この時、僕の中で何かが切れました(笑)
「分かりました。いつも書かされているあのなんの意味もない反省文は、どうせ今日も書かないといけない事になるので書きましょう。でも、僕は盗んでないので絶対に謝りません」
「先生が、これ以上バカな推理を無理やり通すつもりなら、僕にも考えがあります」
そういって、教室を飛び出しました。
確実に復讐する。
この時、僕の頭の中ではあいつを再起不能にする方法を考えていました。
まず、取るのが無理だという事を証明しないといけません。ということで、保健室に向かいました。保健室の先生に保健室に来たという記録と証言をしてもらうためです。
僕は成長していました。
僕は今まで、自分の現状や状態を人に説明することができずに、失敗してきました。いくらアホでも、何回も失敗すれば気づきます。
「説明はとても大事」
状況を一生懸命言葉にする。この頃は、相手に伝えるという視点が抜けていますが、1にも2にもまず説明すること。これが出来ないと、物事は前に進みません。
と言う事で、今の状況をつたないながらも保健室の先生に一生懸命説明しました。
そして、保健室の先生にクラスに来てもらい僕が保健室に行ったことをきちんと証言してもらいました。
まだです。
僕はその女子生徒の筆箱を見つけたんです。名前が書いてあったのですぐにわかりました。その筆箱、職員室前の落とし物箱に入っていたんです。保健室に行く途中にたまたま発見し「勝った」と思いました。
どうしてそんな所にあったのかは分かりませんけどね。
さぁ、準備は整いました。
保健室の先生は開口一番「小栗君は、本当に保健室に来ましたよ」と言い、記録をみんなの前に広げてくれました。
クラスがざわめきます。
さらに保健室の先生は「〇〇さんの筆箱、落とし物箱で小栗君が発見してくれましたよ」とも言ってくれました。そうです。ここで僕が単身筆箱を持ち帰ったら「盗んで隠してた疑惑」とか出るかもしれません。だから、保健室に行き事情を説明したのち先生を証人・目撃者にしてから筆箱を持って帰ってきたわけです。
そして僕は、
「先生のバカな言いがかりのせいですごく傷ついたので、丁寧に謝ってください」「あと、このクラスで俺の事を疑ったみんなも、元気よく謝ってね!」と言い放ちました。
僕はいまだに、スケベおやじの苦虫を噛み潰したような顔が忘れられません。
「悪かった」「ごめんなさい」と言われました。
僕はこの時、言い返すことも大事なんだという事を学びました。そして、自分がどんな人間か?どんな性格をしているのかは、きちんと証明しないと分かってもらえないです。
僕にとってこの事件は成功体験でした。
と同時に、
これが戦いの幕開けでもあったのです。
スケベおやじは「悪かった」と言ったあとにこんな事を言いました。
「でもな、疑われるのはお前の日ごろの行いが悪いからだ。気を付けるように」と。
上等だよ(笑)
こっちの目標は「このスケベおやじを再起不能にすること」です。
クラスメイトの僕に対する陰口や陰湿ないじめも続いている。家にはどう接したらいいか分からない母の恋人もいる。
ずっと黙っていたけれど、やっぱりこのままじゃダメだ。そう思って僕は戦い始めます。
でも、この戦いもやっぱり無意味でした。結局抗ったところで僕の環境は変わらなかったのです。
いやまぁ、僕の反抗の方法にも問題があったのでそこはおあいこなのかもしれませんが(笑)
この後、このスケベおやじの僕に対するあたりはどんどんきつくなります。そして、家でものちに父となる母の恋人が本性を徐々に表していくのでした。
はぁ~、しんどい(笑)
義樹君、なんでこんな人選運がないんでしょうか(笑)
自分の事なのに、書いていてかわいそうに思えてきました(笑)
泣きそうなので今日はこの辺でやめておきます。
また明日~(笑)
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