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自閉症と受験【この靄を抜けて】小説

知的能力には支障がないと言われる障害だが、ここまで記憶力がないとなると受験勉強に関してはとても苦労をした。

そこで、団飛ばしではなく一つ一つ思考のプロセスを説明してくれるような講義を受講した。

色ペンを使って、文を構造的に読み解いていった。こうしなければ、さっきまで、何をしていたのか忘れる気がする。

自分の中に決まったルール、決まったイメージを作り(副詞は〈〉で囲むなどルールを決めて文の構造にはあっても無くてもいいなどを)見分けていく。


とにかく暗記してない事以外はすぐ忘れるので、頭の中でちゃちゃっと片付けたり、段飛ばしに理解していく事は避けるようにする。

後はマドンナ古文やセンター世界史といった講義を口語でかいたテキストだと授業と違い聞き逃しがなくわかりやすい。

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