
It's a Long Road【井上勝正『サウナの賛歌は人間賛歌!!』第16回】
そのサウナの魅力は、そこにいる人を見ればわかるーー。”サウナそのもの”熱波師・井上勝正が、人を通じて”サウナそのもの”が醸し出す熱量のもとを探ります。
今日も街の喧騒を聴く。ガリガリ…ドスンドスン…工事の音、ザワザワ…カツカツ…雑踏の散漫とした音、保育園などの横を通った時の子供の不規則な声の音。全て無計画に奏でられる音楽だ。
何かの映画のセリフだったが、
この世の中で完璧な物があるとするなら
それは「無計画」だ。
サウナで音楽を聴く、音楽を流しながらアウフギーサーがタオルやその他のアイテムを使って演舞する。
近年のスタイルに思われるが、このスタイルを2013年頃から取り入れたのはボクと当時横浜の「ファンタジーサウナ&スパ おふろの国」で熱波と早朝清掃のスタッフもやっていたミュージシャンのタックンジョーだ。
それも機器を使ってスピーカーから音楽を出すのではない。ドラムセットとか民族楽器による生演奏でだ。
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