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筋トレ・減量に適しているタンパク源はなに?|鶏肉編

こんにちは。
今回は、筋トレや減量に適しているタンパク源【鶏肉編】について解説したいと思います。
鶏肉の部位別のマクロ栄養素や、鶏肉が筋トレや減量に対してどのような効果があるのかについて解説したいと思います。

鶏肉の部位別マクロ栄養素

鶏肉の部位で一般的に食べられるのは、鶏もも肉・鶏胸肉・ササミかと思います。
今回は、それらの3つを比較していこうと思います。

鶏もも肉

鶏もも肉マクロ栄養素
鶏もも肉マクロ栄養素

鶏もも肉のマクロ栄養素は、100gあたり(皮なし)の栄養素は上記のようになっています。
100gあたりの脂質は3.9gと、減量中でも問題なく摂取できる脂質量となっています。

鶏胸肉

鶏胸肉マクロ栄養素

鶏胸肉のマクロ栄養素は、上記のようになっています。
100gあたりの脂質は1.5gと、減量中のタンパク源として積極的に摂取することをおすすめします!
また、タンパク質の含有量も非常に多く、100gでタンパク質量が20g以上入っているため筋トレ・減量中ともに必須のタンパク源となっています。

ササミ

ササミマクロ栄養素
ササミマクロ栄養素

ササミのマクロ栄養素は上記のようになっています。
鶏肉は他のタンパク源と比較して脂質量が少ない傾向にあります。その中 でも一番脂質量が少ない部位がササミです。

100g当たりの脂質量は0.8g、タンパク質量も23gと鶏胸肉と同様に筋トレ・減量に非常におすすめになります。

鶏肉は筋トレ・減量にどのような効果があるのか?

上記で鶏肉のマクロ栄養素は紹介しましたが、ミクロ栄養素(微量栄養素)も紹介したいと思います。

鶏肉の特徴的な栄養素 ①イミダゾールペプチド(カルノシン)

鶏肉にはイミダゾールペプチド(カルノシン)が豊富に入っており(牛肉の3.5倍〜4倍)、これは抗酸化作用の高いアミノ酸がくっついている状態のものです。

疲労感を感じるメカニズムとして、
運動で乳酸や水素イオンの発生 → 体内のPHが酸性に傾く
と体内が酸性になると人間は疲労を感じます。

しかし、イミダゾールペプチドが血中に豊富にあると、水素イオンを中和し体内を酸性からアルカリ性に傾ける作用があります。

そのため鶏肉には疲労回復効果・抗酸化作用が期待できるため、運動をする人に非常におすすめです。

鶏肉の特徴的な栄養素 ②ビタミンB6

厚生労働省のビタミンB6の推奨摂取量は、男性1.4mg、女性1.1mgですがこれは鶏胸肉300gを食べると必要量を補うことができます。

ビタミンB6の働きとして、主にアミノ酸の代謝をサポートし、赤血球の減量となります。
筋トレをする人はタンパク質を積極的に摂取するため、ビタミンB6が欠かせません。そのため、タンパク質を人よりも多く摂る人にも鶏肉はおすすめです。

栄養面での注意点!

プリン体含有量
プリン体含有量

鶏胸肉やササミには、多くのプリン体が入っているため要注意です。
鶏胸肉100gには141mgのプリン体が含まれます。これはどのくらいかと言うと、缶ビール350mlの3.5倍の量となります。

プリン体は体にとって必要な栄養素で1日当たり700mg体で作られ、同じ量消費されていると言われています。
プリン体の摂取量目安としては、1日当たり400mgです。これは、鶏胸肉やササミ300gほどで達してしまうため、食べ過ぎには要注意です!

鶏肉は筋トレ・減量に非常におすすめ!

以上より鶏肉は筋トレ・減量中ともに非常におすすめです!
今回紹介した3つの部位すべて減量中にもおすすめです。

私の個人的な考えとして、鶏もも肉皮なしでも減量中十分タンパク源として活用しても良いかと思います。

また、筋トレや運動を行う人にも抗酸化作用・抗疲労効果があるため疲労感を感じる人は積極的に摂るようにしましょう。

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