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北の旅人 2022春 DAY2-1 厚岸コンキリエ

国道38号をゆく

5/6、2日目。浦幌については2泊して情報量がたくさんあるので別記事でまとめて書きます。
8時にハハハホステルを出発し、海沿いを東へ。
さすがは道東太平洋側であり、海沿いはライトが必要なほどの濃霧。道中、帰りに寄ろうと思っていた昆布刈石展望台を下見。霧で何も見えませんでしたがこんな感じの砂利道なんだなーと確認。

濃霧の昆布刈石

浦幌町厚内からは国道38号線に合流。道東道が阿寒まで延びた現在、昔ほどの交通量ではないのかもしれませんが帯広と釧路を結ぶ幹線です。
釧路市音別、白糠と霧の中を進み釧路市入り。
釧路は「外環状道路」なる立派なバイパスが新設されており、大楽毛から釧路町別保まで釧路中心部を迂回して湿原の縁を走って行きます。苫小牧でいうと錦岡から沼ノ端まで一瞬で着くイメージ。このバイパスのおかげで結果的に霧多布まで足を伸ばすことができたのですが、釧路は往復素通りのみ。中心部も湿原もじっくり訪れたことはなく、何かの機会で行けたらいいなと思っています。

厚岸散策

別保から厚岸までは原野の中を縫う国道44号を進み、11時に道の駅厚岸コンキリエ。道中ずっと霧でしたが厚岸は晴天。厚岸湾が綺麗に見えていました。

はるばるやってきました!
厚岸大橋(奥に見える赤い橋)方面
厚岸湖方面

道民にはCMのダンスがおなじみの「謎外国人」に初対面。

2Fのレストラン「エスカル」で昼食。オープン同時に入りましたが、出る頃には待機のお客さんがぞろぞろいる人気店。さすがは道の駅満足度ランキングで高い評価を獲得し続けるだけのことはあります。
一番人気の「あっけし牡蠣ステーキ丼」を大変美味しくいただきました!
新鮮な牡蠣は独特な匂いと風味があり、みちのくひとり旅で食べた津軽のマグロ同様、普通のやつが食べられなくなる…シリーズです。

生がき、牡蠣ステーキ、カキフライ、あさり汁がついてくる

1Fの軽食コーナーでは蒸し牡蠣と牡蠣の唐揚げ(普通はフライだからこれは珍しい)を頂きまさに厚岸グルメパークな2日目のお昼でした!

ちょっと室蘭ぽい風景かもしれない

道の駅を後に厚岸大橋を渡り対岸へ。目的は蝦夷三官寺、古刹国泰寺跡です。伊達~様似~厚岸。この順番で北海道太平洋岸を巡ることはこれからもほぼないと思うので、かなり貴重な経験です。
様似同様、現存する建物ではないそうですが神社と隣接した敷地内には
厳かな雰囲気が残されています。雄大な自然をイメージしがちな道東には珍しい日本的な趣のある境内でした。

徳川家の家紋である葵の紋

国泰寺脇から坂を2kmほど登ると愛冠岬。

湾と岬と古刹。
有珠善光寺も様似も蝦夷三官寺はどれも似たような特徴をもっていて、
馴染み深い有珠の風景を思い出していました。

ピーカンだった内海沿いの厚岸の街とは対照的に愛冠岬のある外海は濃霧。
内と外で表情をがらりと変える厚岸、幻想的な場所でした。

岬へ向かう散策路
愛冠岬

愛冠岬はアイヌ語にちなんで『できそうもない困難を乗り越え愛の栄冠を得る』との思いで名づけられたらしい。
愛が叶いますように!!!!

岬の帰り、厚岸湾が綺麗に見えました!(右端が厚岸大橋)

厚岸の次は霧多布へと続きます!

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