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認知行動療法から学んだこと① はじめたきっかけ

認知行動療法とは

 私たちは、社会活動や日常生活のなかでストレスなどの様々な心理的作用を受けて生活をしています。

 例えば、人の前でプレゼンテーションをしなければならない時に、緊張して気持ちが悪くなってしまいました。頭が真っ白になって「どうしよう、きっと失敗する」という考えが無意識に浮かび、パニックに陥ってしまいました。そして、その通りプレゼンテーションは失敗し「やっぱり自分はダメなんだ」と絶望してしまいました。

 このように「きっと失敗する」という思い込みや「自分はダメだ」という決めつけはきっと自分を苦しめてしまいます。認知行動療法は、そんな自分の思い込みやを決めつけを見つめ直し、それら思考のくせ(認知)と行動を変えていくことにより、もっとラクに生きていけるように訓練する療法です。

 私は、雷の恐怖を克服するを書く時にも参考にした「心がスッと軽くなる認知行動療法ノート」という本で認知行動療法を学びました。そして先日、最後のレッスンを終えました。

 本当は、あと3か月以上「ポジティブなできごとシート」を続けなければいけませんが、とりあえず一区切りです。

はじめたきっかけ

 本書でレッスンをはじめるきっかけとなったのが、YouTubeで樺沢紫苑先生の動画を見た事でした。うつ病などの病気がなかなか治らない場合の対処として紹介されていました。


 私は、十数年前に自律神経失調症と診断されて、今も定期的に心療内科に通っています。いっときは薬もやめれて通院もしなくなった時期もありました。

 ただ、システムエンジニアという職業柄かいつもシステムの納期に追われており、仕事があまりにも忙しくなった時や、出向先でひどい扱いを受けてしまった度に再発してしまいました。

 症状が寛解しても再発するというのを繰り返しているのです。

 そこで先のYouTubeで紹介された認知行動療法を始めてみました。

つらいがスッキリする

 レッスンでは、嫌な思い出を振り返えったりします。そして、その嫌な思い出を見つめ直して、実はそこに「みじめさ」であるとか「くやしさ」とかが潜んでいることをつまびらかにしていきます。

 特に私の場合はマイナス思考が強いようで、ふとした事で「みじめさ」を感じたりするみたいです。

 嫌な事を思い出しますので、レッスンの過程でちょっと辛くなることもあります。

 それでも、ひとレッスンを終えるとスッキリする事が多かったです。

 本当に多くの気づきがありました。

 「私はいつもダメなんだ」と自責の念に苦しんでいる方には、特におすすめしたい本です。


最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
また別のnoteでお会いしましょう。


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