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ベトナム・カンボジア旅行記 -7日目- 孤児院の子ども達。

2年前のちょうど今頃にインターンシップツアーでベトナム・カンボジアに行きました。当時と同じ日付をなぞりながら記事を投稿しています。今日は7日目です。

この日はプノンペンのホテルを発ち、シェムリアップへ移動する日でした。
シェムリアップに移動する前に、午前は孤児院に向かいました。

子供たちの輪の中へ

バスを降りたところに大きな水たまり、というかほぼ水没した道路が。そこを平然と突っ切っていくトラック。泥だらけの車体が何故か誇らしく見えます。

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孤児院では、子供と遊びました。遊びも学びの一環です。なんてね。
最初に顔合わせをして、カンボジアの伝統的な舞踊と、日本のソーラン節を踊って歓迎してくださいました。ソーラン節は私も小学生の時踊ったので飛び入りで参加してみたり。一緒に踊って楽しかったです。

開催、ストリートサッカー

その後は各々様々な遊びをしました。折り紙をして遊んだり、シャボン玉を飛ばす人、フラフープを回すもの。
私たちはというと、外でサッカーをしました。太陽がコンクリートを熱します。様子はさながらストリートサッカーです。カンボジアvs日本で試合しました。相手が裸足で灼熱のコンクリの上を駆け回るので、こちらも靴下を脱いで裸足で駆け回りました。なかなかに新鮮な経験でした。

躍動するムバッペ君

その中でも5~8歳児くらいの小さい子がフランス代表のユニフォームを着ていました。ワッペン縫い付けが明らかに模造品のそれでしたが、元気に走り回りいたずらする姿がフランス代表のムバッペのようだったので、私は彼をムバッペと心の中で呼んでいました。
ムバッペ君は室内でも所かまわず走り回ります。

下の写真は筋骨隆々のツアー参加者にぶら下がる子供たちですが(笑)→で膝に足をかけて登ろうとしているのがたぶんムバッペ君です。

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最後はお昼にみんなでカレーを食べてお別れをしました。カレーはあの給食の味です。みんなおかわりして大人気。カンボジアでもカレーは人気なようです。

研修後に思ったこと

この日のディスカッションでは、孤児院に対して様々な意見が出ました。
1つは、日本の孤児院との比較。日本の孤児院は世間から隔離されているような印象だったと、日本でも孤児院に訪れた経験のある参加者が語っていました。日本の孤児院では「また来るね」といった言葉や、両親の話をすることはタブーであると言っていました。カンボジアではこの日のように孤児院がオープンであり、実際に孤児院を訪れて得る、私たちの経験の大きさを感じました。孤児に対してかわいそうといった先入観無しに一人の人間として共に遊び、楽しむこと。一緒に遊ぶことのできる機会は日本の孤児院でも増えたらいいなと思います。
また、孤児院が私たちのような人々と連日触れ合うデメリットに言及する方もいました。思春期の子どもは自分が見世物と感じるのではないか、役割だと思って我慢している、など。出会いと別れを過度に繰り返すと愛着形成が歪み、犯罪率が向上するという研究もあると紹介する方もいました。

しかし、この日の交流で見せた子供たちの笑顔。あの屈託のない笑顔は、心からの、純粋な笑顔だったと信じています。私は彼らの笑顔に疑いを持てなかった。この日は、私にとって彼らと共に無邪気に遊んだ日だったのです。

8日目からは…

昼からはバスに揺られて、シェムリアップへと向かいます。

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シェムリアップは、世界遺産のアンコールワットのある都市です。ホーチミン、プノンペン、と経てこのツアーで訪れる最後の都市でもありました。

明日からは、シェムリアップ近辺の研修先の記事になります。是非ご覧ください。よろしければフォローお願いします!

明日のご飯が美味しくなります