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太 鼓 叩 い て 絵 を 描 く 。

4月に入って。突如、クリエイティブな気持ち、表現したい気持ちが爆発して。その気持ちのまま、Wワークを辞め、いま、いつでも自分自身でいられて。浮き沈みはあるけれど、がんがん進んでいます。

Wワークを手放すのには、とても、勇気がいりました。
体調を崩したのをきっかけに、お仕事のことについて色々考えて。いろんな方に相談したりもして、で、その結果・・・
生活をしていくためには、雇用保険に入れるようなお仕事ひとつに絞った方がいいな。そして、時折、自律神経失調症ぽいのを引き起こして身体が不調になってしまう自分にとっては、生活リズムを整えられるようなお仕事の方が良いかもしれない。と、思うようになりました。
若い頃はなんでも、どんな仕事でも体力で乗り越えられたけど。
素直に今の体力、体調を受け入れて。自分の身体にやさしい仕事を。
飲食業の店長に事情を話すのはほんと勇気がいって。(なにせ、パートさんが少ないので、自分が辞めることで迷惑をかけてしまうと思ったから)でも、辞めるお話をした当日は、店長は神さまのように優しくて。とてもとても、ほっとしました。テイクアウト店の店長は、「体調わるいの?なに?コロナ?コロナ?笑 また、調子良くなったら連絡して!笑」と、カラッとした対応。辞めれてないけど、しばらくお休み頂けることに。

4月に入って、暑い日は100%のぼせて熱中症ぽくなるのですが、そんな体調と付き合いつつ、やりたいなと思ったことに、素直に動くようにしています。体調については、あんまりひどかったら、お医者さんに行くべきかな・・ と思うけれども、薬、飲みたくないしなぁ。。

そしてまず、太鼓を叩きたくなった自分の願いを叶えてみました。
コロナになってから、初の電車。初の県外。(となり県)
わたしは過去に京都の太鼓のグループに参加していたことがあるのですが、そのときに知り合った、隣県のグループさんが4月に1回だけ練習をすることを知り。見学や参加が出来たので、Facebookから連絡してみることに。
そのグループの中に、過去のイベントで知り合った方が3名くらいいて。そして、実現することが出来たのでした。

ワクワクしたけれど、久しぶりに心臓バクバクもしたな。
初対面の方にたくさん会う・・ かもしれない。
でも、久しぶりの電車がまず、楽しかった。ずっと読めていなかった、kaiさんの「ピースフル・プルオット・パイ」という小説を読む。心地よい空気感の本で、あっという間に読み切っちゃった。やっぱり電車と読書って良い組み合わせ。なぜか家では読めなかったんだなぁ。旅と相性が良い本だからかな?

隣県の駅に降り立つ。やー、久しぶりだ・・・ 10年くらいは、度々訪れていた駅。なつかしいな。でもすぐに、乗り換えて。初めて行く場所へ。
ひろーいひろい、公園。自然がいっぱい。気持ちいい。写真をパシャパシャ撮る。

そして、練習の時間になったので、指定されていた場所まで行く。と、まだひとりの方しか来ていないようだったので、コンビニに飲み物を買いに行き、戻ってきたら、3名の方が太鼓を叩いてた。どきどきして、待つ。
終わる。サインを出してた方が、2回くらいイベントでご一緒したKさんと分かる。「◎◎さん、◎◎ちゃんです」という形で、紹介してくれる。3年ぶりくらいなのに、名前覚えててくれて、しかもアダナで呼んでくれたのが嬉し過ぎた。
しばらく太鼓を叩いてたら、連絡を取っていたRちゃんが到着する。そして、5人で太鼓を叩く。歌を歌ったりも。最初、リズムがつかみづらい叩き方があったんだけど、はまると、ものすごく気に入って、気持ち良くなっちゃって。確実にゾーンに入った。リズムのポケット?なのかな。身体が勝手に揺れてリズムを刻み始めて。魂が喜んでいる感じ。あ・・ これこれ・・ あー 気持ちいいな・・ これを感じれただけでも、来たかいがあった。
そして楽しく時間は過ぎ、帰りはRちゃんがわざわざ駅まで送ってくれて。心から充実した時間を過ごすことができた。
Rちゃんの太鼓の叩き方がね、また、すっごく楽しく叩いてるから好きなんだ。Kさんは先頭でサイン出したりするんだけど、ライブとかになると二人とも「憑依型」と、いいますか。音になっちゃうんだよね。うおおって感じになる。見てて気持ちいいんだよ。KさんもRちゃんも叩くときの魅せ方がもうすごい。でも、魅せるっていうより、叩くのが楽しいから勝手にそうなっちゃってるんだよね。ご一緒できて良かったナァ。
Kさんから「今日は人数少なかったけど、久しぶりにすごくいい練習できた」って言ってもらえて、それもまたなんだか嬉しかった。

そんなこんなな日を過ごし、一日はさんで、お次は、透明水彩の絵を描かれる講師の方とお茶をする。という、なんともなおもしろ展開。
実はその先生の絵を初めて見たのは3年前。
私が仲のいい銭湯のオーナーさんがいて。それがあってちょくちょくその銭湯に訪れてたのだけど、あるとき周辺散歩をしていたら、ギャラリーを発見して。それとなく、フラ~ と入ってみたら、その先生の水彩画展が開催されていて。何気ない風景なのに、ひかりの指し方がとても綺麗で、お花や木や海?川?の水がきらきら、みずみずしくて。心惹かれたんだよね。で、ギャラリーの方から頂いたカードに、教室もされてるって書いてあったから、心のなかにメモしてたんだ。その時は派遣の事務してたから、平日に行われる教室への参加はむりだな・・ と諦めたんだけど。
それがなぜか今、思い出され。
ちょっと一歩、足を踏み入れてみようかな、と。
そしてギャラリーの方に電話したりして、なんとか先生と繋がった。そしたら、ちょうど翌日マネージャーさん(実際はお弟子さんだったのだけど)とお茶する予定があったらしく、来られますか?と言って頂いた。

そして、当日。
最初はどきどきしたけど、お弟子さんも先生も、初対面なのにとてーも話しやすくて。ものすっごく興味深いお話をたくさんたくさん聞けた。
「才能がない」って言う人は多いけど、「才能は努力」やね。と、先生は言っていた。先生が絵を描き始めたのは、15年前。特に絵の学校に行っていたという経験はなかったけど、突然朝起きた時に「絵を描こう」と思ったらしい。信じてもらえるか分からないけど・・ と、言ってた。
で、あとは北海道の水彩の先生に5,6回習いに行って、で、今とても素敵な絵を描かれている。お弟子さんも言ってたけど、先生の絵を越えていた。
あるときふっと前より良くなっていることに気付く、という、少しずつ上達する過程のお話とかもおもしろかったなぁ。それは、自分のしている音楽にも共通する話。
でもわたしは、全くのドシロウトなので、お弟子さんの絵を見させて頂いたとき、うわぁ、わたしは無理かもしれない・・ と正直思って、来月にある生徒さんの展示を見に行ってから決めます。と言ったけれども、先生はもう私を教室のグループに入れてくれていた。。笑
大丈夫かしら。
そして、試しに、という感じで、課題の写真と、デッサンのための画材?を渡して下さり、家に帰って書いてたら・・ え、むずぅ・・・ 自分、絵、下手すぎ・・ そして、デッサン嫌い・・・ (こら)
風景を描くのが、こんなに難しいとは・・
まだ、なにかモノ、個体?を書く方が描きやすく感じる。
だって、捉えづらいもの。お花とか。木とか。サワサワしてるし。

そんなわけで、え、絶対むりだなこれ。
とか思いながらも、絶対むりそうなものに向き合い続けたらどうなるのかな?を見て見たい気もしながら、とまどいながら、向き合っている今。
色をつける時は楽しくなるんだろうか?

絵を描こうと思ったきっかけのひとつに、坂口恭平さんの存在があって。恭平さんは、絵・音楽・文章・・(他にもあるかも)あらゆる表現・創作をされている。それは、生きるため、躁鬱病を薬を飲まずに乗り切るためでもある(だったと思う・・)のだけど、わたしも、そういう風にいろんな創作方法を、自分のために持っておきたいなと思って。それってとても豊かなことだなあと。

今の世の中は、情報であふれていて。携帯ひとつでSNSや、youtubeだったりニュースだったりTV番組だったりから、たっくさん情報を仕入れることが出来て。インプットインプットインプット!なんて、インプットはし放題なんだけど。アウトプットが全然できてないな。バランス悪いなと思って。アウトプット法をたくさん学びたいなと思ったんだよね。
絵は好きだけど挑戦したことなかったから・・
苦手だし下手っぽいけど、先生たちとのお話はすごく楽しくてフィーリングも合ったし、それが「この扉も開いてみよう」のサインだった気がするんだよね。

そんなことで、あたらしい扉をこわごわと開けている最中のわたし。

昨日の先生たちとのお茶の帰りに、エスニック雑貨&洋服のお店に久しぶりに寄ったら、いまの自分に合う洋服を2着見つけて、ひとつはまあまあ高かったけど自分にぴったり過ぎたので買っちゃった。
ここ最近全然おしゃれしてなかったから、偶然いい服を見つけれたのも、流れに乗ってるサインのひとつって思えた。なかなか、無いことだから。

やりたいことやってたら、お金がどんどん出て行くなあって焦る気持ちも出てきたけど、仕事・・ というか、これからのことで、良い案もひとつ思いついたし。このままするりと表現や創作の流れに乗れたらいいなあと思う今日この頃でした。

読んでいただき、ありがとうございました◎


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