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「いま俺笑ってますよ」を文面でどう伝えるかについて

メールや文で「笑っている表現」を相手に伝える必要がある場合どうするべきか?

割とオンラインコミュニケーション力が試される場面と言えるかも知れません。前回に引き続きAnycolor社二次創作ガイドラインに従った材料およびそちらとは関係のないフリー素材をヘッダ画像として使わせていただいております。

こちらの話題を思いついたのは

YouTuberの実況を見ていたときでした。

前回は前書きが長すぎてこの本題に入れなかった。

前書きが長い理由

多分「なにかしらJUDGEEYESについて触れておかないと、義理が果たせないのではないか」、みたいな強迫観念があったのかも知れない。

奇しくもJUDGEEYESに出てくる反社会的勢力も義理を重んじ……JUDGEEYESに限っては主人公である八神の立場によってころころ態度を変えるから義理を重んじているとは言えないかも知れない。

JUDGEEYESと同じゲームメーカー、スタジオによる他ゲーでは反社の絆とか義理堅い感じにスポットが当たるため、記憶が取り違えられてしまっているのかも知れません。

JUDGEEYESにおいては……どちらかというと絆を深め、義理が生じてくるキャラクターは、フレンドシステムがある一般人NPCのほうかも知れませんね。今回の題意もその普通に清く正しく毎日を生きる一般人NPCとゲーム実況者とのやり取りの中から生じたという背景があります。

つまりJUDGEEYES>>>>>ゲーム実況者>>>本noteというマンパワーの図式があります。JUDGEEYESを創っているスタジオがJUDGEEYESを創るためにかけた費用は想像だにできませんし、実況者が実況環境を揃えるにはマイクなりカメラなり、長時間の実況にも耐えられる家具から果ては住居自体までおよそ色々なコストがかかっていますが、noteは書いて出力するだけですね。なにか急にそこがいたたまれなくなったのでしょうか。

また、一般人同士のコミュニケーションにおいて生じる疑念なのであれば(多分)一般の人々が利用しているであろうnoteに書いてもいいような気がする。

正しく「自分がいま笑っているよ」と伝えるために

この話題を取り上げることになるきっかけである当時、実況されていたJUDGEEYESというゲームでは主人公の八神(演者:木村拓哉)に後々ゲームを有利に進めるための任意イベントが大量に用意されていて、その一環で街の人々と親睦を深めます。

親睦を深めるための一つの手段としてメール(メッセージアプリ)があります。その中で八神は笑う感情の表現に(笑)を使った。

すると、「八神はメッセに(笑)を使う人なんだね、ふーん……」みたいな話になるわけです。笑う表現て相手によって合わせるよね、と。

つまりこちらが相手の機嫌を(少なくとも変な方向に大きく)左右しないように、能動的に注意して表現する部分である。「感情」についてとりあつかうことになるから当然かも知れませんが、感情をさらに「どのような表現であらわすか」の部分について思いっきり気を遣うことになる。

「正しく感情を伝えるためには、その感情をどのように表現するか」についてぼくらはそういえば日頃注意しているんだなあということに気づくことになる。そのあたりについて繊細ではなく、何も考えない人はその人個人のプラットフォームに従い、右脳が脊髄反射的に導き出すように文字を打ち込むのでしょう。「wwwww」とかですね。

まさに気心の知れた相手へ自分が笑っていることを伝える場合であれば、上記のように芝(「w」)を大量に植え付けるだけで別に繊細に悩むことはないかも知れません。ただビジネスシーンだったらどうでしょう。あるいは上記ゲーム内のケースのように、知り合って間もない相手と打ち解けるための場面だったら?

例:メール文

例えばあなたが会議中に、用意したスライド資料の中で前年度売上数に従って今年の出荷数をこのように算出しますよ、と根拠を示して役員とかを納得させるためのプレゼンをしなければならなかったとする。

今年の出荷数の値は書き添えてあったけど、前年度売上数について未記入のままスライドを表示してしまった。前年度の数字がないじゃないか、と言われる。企業内では数字を添えないと途端に発言力を失ってしまう。殊企業とは数値信仰主義である。数字があれば話が簡略化するからですね。

プレゼンの失敗を覚悟したあなたでしたが、普段あまり会話しない他部署の当該商品担当者かなんかの人(仮にBさんとします)が助け舟を出してくれた。去年はこれくらい売れたんですよ、わたくしが担当したので確かです、と。

その後つつがなく会議は終わったが割と慌ただしく、それぞれさっさと席に戻ったりまたどこかへ駆り出されてしまった。あなたはBさんに社内イントラなりメールなりでお礼を述べようとする。

その時、どのように考えるでしょう?ちょっと考えながらまた次回に。。



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