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たまには昭和(自販機)の話を

たまには昭和の話を……と言ったところでぼくには昭和の体験を自分ごととして話すことができそうにないため資料を使います。ヘッダ画像をお借りすることになります。

折しもこの日のWBSではマンションはマンションでも中古マンションをリノベーションして買われるケースが増えている、その背景にはフリマアプリの台頭により消費者の新築至上主義が瓦解したこともあると大学教授な方の意見として語られていた。

昭和レトロもリノベーションだと思えます。当該番組ではこのリノベーションの話題の後にアシックスがカーボン入り厚底で巻き返している話があり、昭和のレトロ自販機が大人気な話に移行した。

何でも神奈川の相模原にある駐車場ではロッテチウインガム・(??)・お茶漬け・狐饂飩・(COSMOS?)・ロッテのアイス・ガム、

ハンバーガー、トーストサンド(300円)、饂飩、ラーメン……日清のCUPNOODLE×2、森永珈琲……かき氷

大塚のボンカレー、珈琲、と、とんでもない数(100)の自販機が並べられていることがわかりました。 時代は昭和39~50。現地の客の話では当時コンビニがなかったそうで、大変助かっていたようでした。

 以前ぼくは高速道路のパーキングからおもしろ自販機(レトロのことをおもしろと表現していたのか?)がなくなっちゃいそうで悲しい気がする、何か喪失した感じがするみたいなことを言っていました。

しかしながら捨てる神あれば拾う神ありということわざが思い出された。ただ別にこれは神という大げさなことばを適用するのは違う。

昭和期に造られたせいでいざ壊れた場合に部品がどうだのそっちにかける工数で無難な自販機を置いたほうがいいだの、昭和自販機が消される理由として考えられる要因は死ぬほどあります。

拾う人は多分自分のことを神だとは思ってなくて(そして別にごみ捨て場みたいなところから拾うわけでもないだろう)、この駐車場にレトロ自販機を置きたいと強く思い、メンテナンスが必要ならその技術も調達も自身が引き受けると決意したというきちんとした人だったのでしょう。

そのパーパスに基づいた設計・運営のちからでこの駐車場には週末だけでも全国から人が集まるようになった。その人数は1000人もいるらしい。客単価みたいないやらしいことは言いたくないですが、そこそこのライブハウスを運営しているみたいなものなのではないでしょうか?

それはフェスティバルまでとは比べられなくとも、週末だけ開店するのがライブハウスの常態だとするのであれば、入場料はともかくとしてああいうところのチケットには一品飲ませ代みたいのがついてくる。余談としてたまに飲ませ代が券についていると思わせといて別料金で一つ頼むのがルールだ、みたいなことをいうどうかしている奴がいる。それは間違いなくぼったくりで摘発されるべきである

しかしながらこの自販機駐車場は客が能動的に買い求めるだけであり、しかも多分飲食店として利用する。週末ライブハウスに例えましたが、普通に飲食店として成立している気がする。

みたいなお話をさらにまとめて明日にもお伝えしたい。ご覧いただきありがとうございました。



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中村風景
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