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休筋日の重要さを知る

「休筋」などという言葉があるのかどうかをぼくはようけ知りませんが、その単語が意味する内容はおそらく筋肉を持つ生き物にとってほぼ必須であるようにぼくには思える。ヘッダ画像をお借りしています。

ぼくは或る雨量がどうかしている日の夜に自転車で突き進まねばならない事になりました。それも時間にして1.5時間は進みっぱなしというものだった。

以前はほぼ同じルートを雨合羽なしで進んだことがありました。そちらのほうが気温も低かったはず。なぜ風邪を引かなかったのか、不思議で仕方ありません。

低品質雨合羽

今回は雨合羽を所持してはいましたが、100円で買える非常に低品質なものでした。ただ、この低品質物体についてぼくはある知見を所持していたため、低品質品ながらうまく利用できました。

詳細を述べます。低品質雨合羽は外套部分が「雨を弾く以外の耐久性」を持ち合わせていないため、「ボタンで留める、外す」というエネルギーが発生する行為と非常に相性が悪い。

ボタンを留めるときこそS極とN極的な部分を貼っ付ければいいものの、こいつらを剥がすときには「ボタン周りのよわよわ外套部分」に多少なりとものちからを加えて引き剥がさねばなりません。

この時に、外套部分にばかり力を加えてSN極同士を引き剥がそうとすると、十中八九雨合羽のボタン部分が破壊されます。

つまりボタン同士を丁寧に爪なりなんなりを挟み込んで引き剥がしてやるほかない。低品質雨合羽を長持ちさせて利用するためには、です。

これを知らないとまるで雨合羽販売メーカーが「わざとボタン部分という肝心な箇所を壊れやすく造っており、ガンガン買い直させることで売上を狙う」という陰謀論めいたものが成立してしまいます。

結構前までは当該パッケージに何も書いてない製品ばかり売っていましたが、最近は上記「ボタン周りで無茶すっとぶっ壊れるかんな」然とした表記がされるようになっているようにぼくには思えた。少なくとも良心的なメーカーはそうしているんじゃないだろうか。

筋力低下

筋力の話がたち消えてしまいました。ともあれ明かりなし視界悪しとにかく転ばないように(雨だから転びやすい、速さを出せない、好天時のように機動的に振り返ったりできない)身体が緊張状態であるため、想像以上に筋力を使っていたらしい。

足はともかく全身ですね。これにより一晩寝たぼくは料理用ボールについだ水を片手で持っていたら、移動先に配置する際にうまく置けず、ほとんどこぼしてしまった。「あ、まだ身体が完全に回復していない」とまざまざと理解させられてしまった。

筋トレに従事する人々は「一週間に5/7だけ筋トレするように」という教訓をよく掲げています。これは負荷で筋を大きくするにも限界があるから、そして疲弊した身体は回復してやらないといけないから一週間の7/7を運動に当てることはそもそもいい結果が得られる行動ではないという意味を持っています(意訳)が、疲弊によりでかい疲弊をぶつけたら単純に壊れるのだ、という教訓をぼくは得ました。

この状態でトレったら何かしら不具合が起きるでしょう。たとえその日一日何もできなかったとしても、その前日の運動には意味があったのでしょう。疲れると睡眠が気持ちいいですしね。

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中村風景
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