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SNS疲れはこういう気持ちで回避しよう(ということを教えてくれるどうぶつの森ポケットキャンプについて)

このnoteではどうぶつの森ポケットキャンプというアプリゲーム内機能のひとつ、「ギフト」を中心としたユーザ間の思惑、またそちらに因んだSNS疲れのようなものについて考えてまいります。

ギフトが足りない、受け取りたくない、受け取らないユーザがいるのではないだろうか?等の疑問についても考えの一助となる例が提示できるように書き進めていきたく存じます。

下記は目次になっており、お知りになりたい情報がありそうな部分をクリック・タップして頂ければ該当部分に飛べます。↓

こんばんは。お越しいただきありがとうございます。前回「noteひとつについて、2000字程度で書くのが気の抜け感があって良い、自分に合っている」と評しましたが、前回は3500字ありました。

また今回からナンバリング+シリーズ名をやめました。書くものを制限してしまっている感じがしたのと、どこからでも読めるnoteを目指していたためです。覚えていればヘッダ画像を作る時に謎の数字として左上に刻もうと思います。

<振り返り>

前回はどうぶつの森ポケットキャンプのゲーム内容を新卒社会人や熟年社会人の気持ちを織り交ぜながら紹介しました。

世代間ギャップを埋めるためのゲームなんてあるんですね、びっくりですねという思いでnoteを立てました。

社会に属する中で遊ぶポケ森は、まるで情操教育のように固まった心を潤してくれるかもしれないという可能性に言及しました。とても大袈裟に見えますね……

今日は、社会(あるいは、一部業界・業種)とはもはや切り離せなくなったかのように思えるSNSと共通点もあるかもしれないポケ森の仕様について考えます。

<ギフト機能が2020年9月ぐらいに実装>

ぼくがどうぶつの森ポケットキャンプに参加して以降に初めて実装された「ギフト」という機能があります。

フレンドからフレンドに送れるプレゼントボックスみたいなもので、何が入っているかわからず、自分で手に入れたものは自分では開封できません。だからフレンドにあげる以外の選択肢はないですね。ここまでは何も問題ないと思います。

オレンジギフト、狐火のなんたらかんたら蒼炎ギフト(たぶん名称は間違っています)みたいなレア種類とか色々パターンがわかれていて、いわゆるコモンアイテムとしてオレンジギフトがよく出回っています。

「よく」出回っているとは書きましたが、これが入手頻度が低……いや入手手段すらほとんどありません。そもそもゼロからの産み出し方って公式で紹介されていましたっけ?

将来的にクラフト機能で生産できるようにならないとちょっと……割りに合わないような気もします。どっちでもいいのですが……ログインボーナスとしてもらえる期間が過ぎてしまったので、しばらく市場が暴落しそうです(何の?)。

<ギフト機能の評価>

したがいましてゲーム外の第三者からは「なぜ実装したんです!?」と思われていそうです。

自分語りになってしまい恐縮ですが、ぼくは何故かあまり自分がたずさわる……たずさわるというと大袈裟かもしれないです、好きだったり応援したいと思ったコンテンツについてSNSやGoogle検索をしない傾向にあります。

おそらく「自分さえこう思っていればいい」というような対象を肯定することで自己肯定に繋げるための縋り付き、あるいは「人の意見に左右されるほど弱い信念でその対象を好きで居ることを実感させられたくない」みたいな弱い心があるように思います。

これもSNS疲れの1種類かもしれません。

そんなよわよわなぼくが珍しく、ギフト実装時にTwitter内を「ポケ森」で検索した時(ゲーム始めたばっかりで、検索しても大して上記に準ずるダメージを受けないだろうとか思ったのかもしれません)に、「ポケ森 ギフト」というサジェストが出て来、おそるおそるポチっといってみると、ギフト機能についてかなり苦言を呈するユーザが散見されました。

<SNS疲れについて>

なるほど……と思うと同時に、かなり安心感を抱きました。もちろんギフト機能が今後一般的になると思うと、その入手手段の少なさはぼくの気持ちといいますかモチベーションに暗雲をもたらしてもおかしくはないのかなと自動的に想起されるぐらいには当時の状況についてそこまで前向きとは言いづらい判断を下していた記憶があります。

お相手さんからご好意で送られる※ギフト、しかし入手手段は(ほぼ)ないからただ受け取っているだけだなぁ、お返しにはお返しをという日本の社会的マナーが守れないなぁ、これはSNS疲れだ……と。

※細かく言えば、ギフトを送る側は送る側である一定数送ることで開放されるコンテンツがあるとかなんとかで、相手方にもメリットがあるにはあるようなので、その点もあまりギフト受け取りについて気にしなくて良いと言える判断基準のひとつとカウントして良いのかもしれません。

<いかにしてギフト=相手からの好意=贈答品を「疲れ」に変換しないかについて>

したがいまして、ぼく以外のポケ森ユーザもそう思っているということは、そのギフトの入手手段も高難易度である以上、いきなりぼくから送られたところで「うわありがとう!でも返せへんわごめんやで!」とか、逆に送ってくださった場合に「わかっとるよ!ギフト全然配布されへんもんな!別に返そうと思わんでええから!」と思ってくれているのだと推定できるようになりました。

ぼくは自分の中のリスク・マネジメント的なセンサーが妙に敏感に働いてしまうことがありまして、この機能が実装されて以来、ぼくにギフトを送ってくださった人をできるだけ覚えておけるような状態を作りました。

このnoteの趣旨的には、そういう「後ろめたさ事実」を記録するカウント行為すらしないほうが良さそうではあります……現に、お返しできていない数のほうが圧倒的に多いためです……(勿論、その状態を記憶しておくためでもありますが……)

一応、何日分かフレンド同士が相手に影響を及ぼした行動ログが残るため、その中にギフトの送り送られも含まれています。後から記録を取ろうと思えば取れますが、ぼくみたいに頻繁にログインしない、けどアラートはやかましいから受け取るものは受け取るねん!な人はもしかしたら見逃してしまうかもしれませんね。

<ギフトに対する意思表明「受け取らない」≒「無視」をおこなうユーザたち>

とはいえギフトは貰ったものをそのまま送り返せませんが(送り返せても印象が悪そうですが)「受け取らない」という選択肢も消極的(消去法的)ながらあります。

ゲームのメイン画面下部右、「フレンド」のアラート欄におそらくずっとギフトマークが表示され続けられるものの、フレンド欄からギフト受け取りのボタンを押さなければ、一応「受け取らない状態」、「相互のログにも残さない状態」を保つことが出来ます。

多分、勝手になくなったりもしないはずです。実装されたばかりなので期限付きなのかもしれませんし、将来仕様変更があるかもしれませんが……

当初からその機能だったか記憶していませんが、問題としてお問い合わせが集中したのかわかりませんが、一人のフレンドから送られたギフトを受け取らないままの状態だと、そのお相手さんはそれ以上ギフトを送れなくなるようです。

ぼくのフレンドに、そこまで非アクティブではないのですがギフトをお受け取りになっていない方がいらっしゃるのでわかりました(つまりぼくの渡したギフトをまだ受け取っていない状態であるとこちらで把握できる。その相手には追加でギフトを送れないよう、こちらのギフト系画面ではギフトを所持していようがいまいが送るボタンが隠される。とはいえギフトは上述の通り生産力に乏しいわけでして、常時枯渇しています)。

<同じ気持ちでいる人がいるんだと思えた>

さまざまなユーザが、あらゆる独自の方法でギフトに対する自分の意思を表明している様子がゲーム内にこんなにも広がっているんだと実感できました。このことで、本当にギフトは適当に送り受け取ればいいんだろうな、と思えるようになりました。

ゲームもSNSもひっくるめて、一連のこうしたソーシャルアクティビティに疲れているなぁと感じたら、同じことを感じている人は一定数必ずいるのだということがわかりました。

ことTwitterとかですと、コミュニケーション特化であるがゆえに機能が多すぎるため……そういったものをあまりにも「使いこなしすぎ」ていらっしゃる元気なユーザを目の当たりにする機会も多そうです。その場合は対策を取って平和に過ごすしかないかもしれません。

<ギフトの入手方法イレギュラー・後記>

果たしてライフハックカテゴリに入れていいのか迷いましたが、一生書くことがなさそうなので置かせていただきました……まかり間違って訪れてしまった方にはお返しできる言葉もございません。

また、ギフトは課金して買う直接的手段こそないのですが、ポケ森のサブスクリプションサービスポケ森友の会(=有料サービス)におけるある程度上方のプランに加入することで、パートナー動物というコンテンツが開放されて、彼女たちがギフトを何処からか手に入れてくれることもあるそうです。左で課金して買う手段が無いと述べましたが、この不確実性を信頼できるのであれば、一応は課金すればギフトを生産できなくはないといえるかも知れません。

ただ、どのような頻度か、あるいはその確実性が不明なため、本文では触れないという判断をしています。

最後に恐ろしいことを打ち明けますと、ギフトは入手手段がなく常に枯渇している状態と申し上げたものの、以前ギフトを送ってもらい、お返しできていないフレンドにイベントか何かでようやく手に入ったギフトを贈り返す、という生活をおこなっていると、翌日どころかその晩以内に速攻で同等クラスのギフトを返していただけることが多くあります……

お読みくださりありがとうございました。今回は3996字でした。

10/15 画像の日本語がワロタなことになっていたので直しました…

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