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見逃した吉田直樹の情熱大陸が見れた

見逃していた情熱大陸が見れたので感想を書くけどFF好きな人には刺さらない文となっていると思います。ヘッダ画像をお借りしています。

さらに今後、FF好きな人に突き刺さる文を別日に分けて書くかどうかもわからない。それは別に内容が悪かったとかではない。

ゲームのディレクタ、プロデューサとか以前に思ってしまったのだがこの人は異様にしっかりした声帯をしとるんちゃうんか、というものでした。声がプロっぽい。

ぼくは声優市場もよく把握してないし声優ファンでもないので顰蹙を買うだろうが、彼と同年代?だと勝手に想像する中村悠一あたりと対をなす主人公とか演じられるんじゃないのかってぐらい「強い声」をしていると思う。

それは吉田がFFオンラインとかのライブ配信業務もしなければならないから、後天的にボイトレとかで身につけた素養なのだろうかと思ったんだが今回の情熱大陸では彼が初めて臨んだというFFのライブ配信がオンエアされており、その時の声も別にいまとさして変わらなかった。

しかも彼はやたら煙草をやる。特に隠してくれ、というような指定が当人からなかったのだろう、各所でそうする姿が映されており、ぼくはやには好まないが、人前でしゃべりまくらなければならない業務が本業に食い込んでいる人を見つめるにともない、単純によく潰れないなあと思わされた。

FF16の中間発表?ステージの直前で吸い、合間にSNSの反応を見ながら吸い、あとなんかでもそうでした。あとプロデューサとかディレクタという肩書きであり、今はビジネスに関わる業界すべてがその移行期にあたるとぼくは理解しているが、いま言ったようにSNSを確かめてネガティブ意見を拾いまくるみたいな部分はやってることがほぼマーケターであると思った。

そもそもマーケティングの意味とは企業活動の大体を指す。ファミリーマートのエグゼクティブ・ディレクター 最高マーケティング責任者 兼 マーケティング本部長の足立光や、渋谷未来デザイン理事・事務局長の長田新子や味の素の食品事業本部副事業本部長、マーケティングデザインセンター長の岡本達也もそう言っている。

 結果的に良かったのは、一部分だけでなく、商品開発、宣伝、プロモーション、広報などマーケティングに関わる全てを一気通貫にやらせてもらえたこと。会社によっては、それぞれの機能を別々の担当者が行う場合も多いと思います。そうではなく、マーケティングとブランドづくり全てを責任者として経験することができたことは、大きな転機になりました。

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00945/00004

 本来、マーケターであればそうすべき。実は、味の素(株)のマーケターはレッドブルのやり方に近く、1人当たりの守備範囲が比較的広いです。商品開発に当たって原料の探索も行うし、R&D(研究開発)にもどんどん食い込みます。工場の生産にもコミットし、当然、商品の企画開発や広告、販促、PRも担います。それから最終出荷(サプライチェーン)、需給のコントロールにも関わります。

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00945/00004

足立個人のことじゃなくてぼくはファミマのTwitterがそんな好きじゃないけど、SNSに力を入れていることは傍から見ていてもわかりやすい。

つまり吉田もFF16、あるいは担当ナンバーのマーケターなのでしょう。つべの書き込み欄なんて見ないほうが良いとは思うのだが、吉田のFFマーケティング論においては必須な行為なのである。

さまざまな場所に登壇してスクエニの矢面に立っている。そこで得た知見をSNSの見(み)にも持ち込むことで得られる、吉田にしか得られない何かがあるのかもしれない。ステージの途中でSNSを見るのは、自分の発した内容がなにか誤解されてないかをリアルタイムで確かめ、必要あらば後ほどの出番で修正するためだったというからマジで現場のプロデューサだと言える気がする。

そんなのそのへんの中間管理職だったら広報に任せちまって、本来吉田のように能動的に情報収集すれば得られた内容であっても、数日後とかに受け取ることになる。細かいことを言えばもし訂正の必要があった場合プレスリリースとかを更新する必要が生まれ、人件費、紙代とかがかかる。それを消せるわけです。

あとはその出で立ちが、ようやく紅白とかにも出だすようになった重鎮ポップスのギタリストみたいであり一見ゲームに関わってない人ですよと言われれば額面通り受け取ってしまいそうだが、ぼくもそれぐらいの歳になったらそういう格好をしてそうな気がするからなんとも言えない。

ビジネスの場からは、背広のような非合理的な衣服とは排除されるべきなのだ。と思ったら概要欄にそういうこと書いてあんすね。

情熱大陸
吉田直樹(ゲーム開発者・#1261)
MBS毎日放送
7月23日(日)放送分
遊びを追求する“50歳の少年”シリーズ最新作で世界に挑む。
「縮こまったら終わり、って思うんで」
サングラス越しの目は鋭く、紫煙をくゆらす指にシルバーのアクセサリーが光る。まるでロックスターのようないで立ちの50歳が、今世界から注目を集めている。
吉田はゲーム開発者。人気ロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジーXIV(FF14)」、最新作「ファイナルファンタジーXVI(FF16)」の制作を統括する。オンラインで楽しめるFF14は、累計登録アカウント数2700万を突破。日本のみならず世界中でプレイされ、自身も「吉P」の愛称で親しまれている。
開発の現場を取材して見えたのは、誠実で慎重な仕事ぶりだ。
スタッフへの指示は丁寧で、成果を労うことを忘れない。ゲームの衣装を着て自ら舞台に立ちPRをしたあとは、効果の検証も怠らない。
仕事の原動力は何か……周囲は吉田のことを「根っからのゲーマー」だと言う。開発中の「FF16」を嬉々として遊ぶその横顔は、少年そのものだった。
けれど、「FF16」発売を間近に控えたある日、こんなことも口にした。「僕は単なる臆病なんですよ。ゲームが面白くないって言われるのがすごく怖い……」
作り手としての原点は、子どものころ遊んだ小さな公園だという。その場所を訪れ私たちに打ち明けた決意とは。
1973年、北海道生まれ。小学生の頃「マリオブラザーズ」に夢中になり、ゲーム開発者になることを決意。専門学校卒業後、札幌にあったゲーム会社を経て、2005年にスクウェア・エニックスに入社。「ドラゴンクエストX」などの開発に携わったのち、2010年に「ファイナルファンタジーXIV(FF14)」のプロデューサー兼ディレクターに就任。2023年6月に、プロデューサーを務めた「ファイナルファンタジーXVI(FF16)」が全世界で発売された。趣味はスノーボードとワイン。

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