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【コロナ後はイタリアでワーケーションしよう】ローマでスイートルームに暮らし、パスタを食べ尽くす!

海外の企業をクライアントに抱え、フリーランスとして4年間で世界の88都市を転々と暮らしてきたJuliaです。

ワーケーションって何?

コロナウィルスの感染拡大による旅行業界への打撃とともに "ワーケーション" という言葉に注目が集まっています。

ワーケーション=ワーク (Work)+バケーション (Vacation)の造語で、各地を旅行しながら仕事をすることを指します。私は2016年頃、会社員時代に会社に交渉し、それ以降この働き方を実践してきました。

マガジン "リモートワーク時代到来! さあ、世界で仕事しよう!" では、私が滞在した世界の都市から毎回1都市ピックアップし、滞在方法や快適さ、現地で楽しめる観光地やアトラクション、エピソードなどを紹介しています。

連載4つ目の都市は、イタリア・ローマです。今ヨーロッパが無性に恋しいので、少しの間ヨーロッパ続きでいかせてください(笑)。

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"ローマの休日" が素敵すぎて、映画を鑑賞したその日から憧れになったローマ。機内からそろそろローマの街が見えてきたという頃、機長のアナウンスがはいりました。

「みなさんローマへようこそ。ところでROMAを後ろから読むと何になるでしょう?AMOR(アモーレ)です。そうですローマはAMOR(アモーレ)、愛の街なのです。ご搭乗のみなさま、改めて愛の街へようこそ」

ロマンチックな機内アナウンスにうっとり。愛の街ローマでは特別な日々があなたを待っています。

ローマでどこに滞在する?

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ローマでの滞在はローマ・テルミニ駅から徒歩圏の4つ星ホテルを選びました。

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ダブルルームを予約したのですが、キリッとした眉の男性が「I will give you a special room」といってスイートルームに案内されました。

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イタリアの男性というのは女性にはジェラートのように甘いのでしょうか。空港でSimカードを手に入れた時のお姉さんはとても怖かったのですが・・・。

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教会をのぞむバルコニーもあり、ひとりでの滞在には贅沢すぎる空間。

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機長アナウンスからテンションが上がりっぱなしです。セクシーなイタリアンジゴロがあらわれたらどうしよう。妄想ばかりが膨らみます。

ローマで何が楽しめる?

ローマといえば円形競技場のコロッセオや古代遺跡のフォロ・ロマーノ、ローマの休日でアン王女と新聞記者がデートしたトレヴィの泉、スペイン広場、真実の口など訪れたい場所が盛りだくさん。中長期で滞在できるのなら、こういった名所もゆっくり楽しむことができます。

・甘〜い朝食とカプチーノをいただく

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ローマでお気に入りだったのは朝食の時間。バールでエスプレッソも粋ですが、ホテルでゆったりの朝食も優雅。サラミ、チーズ、ハムのラインナップに朝からワインが飲みたくなります。

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イタリアの朝食の定番といえば実はスイーツ。朝からこんなにゴージャスなホールケーキが朝食会場には用意されています。写真左はクロワッサンに似ていますが、これもコルネットと呼ばれるあま〜い菓子パンなのです。

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「ふ、太る!」なんていうことは気にしないで、ローマにやってきたら心が望むままスイーツや小麦粉を体に補給しましょう!

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イタリアといえばエスプレッソが思い浮かびますが、ミルクをたっぷり入れてあわ立てたカプチーノも朝食でよく飲まれるとか。

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サンタ・マリア・マジョーレ教会から鐘の音が聞こえます。絵に描いたようなローマの休日。。。いや、平日でした!

・コロッセオを間近で見る

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かの有名なコロッセオです。私はホテルから徒歩でここを目指しましたが、ローマの夏は尋常じゃないくらい暑い。もし夏にローマに行かれる方は、徒歩での移動はオススメしません。もし観光地を効率よく巡りたいなら、よく観光地で見かける2階立てのHop-on Hop-offがおすすめ!

・トレヴィの泉にコインを投げる

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住宅街に突如あらわれるトレヴィの泉。泉に背中を向けてコインを投げるとローマにまた訪れることができるという言い伝えがあります。"ローマの休日" でもアン王女役のオードリーがコインを投げていましたよね?私も例にもれず、後ろ向きでコインを投げてみました。

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いつまたローマからお呼びがかかるかしら?そんなことを考えながら、観光客でごった返すこの地をスタスタと後にしました。

・真実の口に手を差し込む

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真実の口もまた "ローマの休日" の名シーンのひとつです。写真撮影を待つ人の列ができていて、みんな後ろに並んでいる人に写真を撮ってもらっていました。

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先にも言った通り、ローマには気軽に入れる冷房がガンガンに効いたショッピングモールもなければ、日差しを避けられる木陰というものがほとんどないのです。古代遺跡フォロ・ロマーノのスケール感には圧倒されましたが、倒れている観光客を結構みかけました。お水や帽子はどうぞお忘れなく。

・バチカン市国を訪れる

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私も例に漏れず観光中に頭がクラクラしたので、目の前に停車したバスに乗り込みました。とにかく体を冷やすことが目的だったので、このまま終点まで乗ってしまおうと。ひとり、またひとり乗客は降りて行き、最後は私と運転手さんだけの空間に。終点です、といって降ろされたのがバチカン市国でした。

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バチカン市国は国土面積44ヘクタール、人口は1000人に満たない国。ローマ教皇がいらっしゃる場所です。写真はサン・ピエトロ大聖堂。

イルミナティとバチカンの戦いを描いたダン・ブラウンのミステリー小説 "天使と悪魔" の舞台もバチカンでしたよね。

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この後私はここでバチカンとロンドンで出会った謎の英国紳士に接点を見出すのですが、この話はまたおいおい書きたいと思います。

・とにかくパスタを食べ尽くす

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ローマではとにかくパスタを食べる!と決めていたのは、ジュリアロバーツ主演のEat play love(食べて、祈って、恋をして)に影響されたからではありません。(ちょっとはあるかも?)行きの機内からパスタを堪能!

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レストラン探しはGoogle mapで食べたいものを入力して、レビュー件数が多く評価の高いレストランに目星をつけます。これはテルミニ駅近くのTrattoria Dell'OMOで食べたラビオリ。昼過ぎに訪れて、ウェイターさんおすすめというラビオリを注文したのですが味はまあまあ(口うるさくてすみません)。しかしこの店のレビュー件数は1000件を超えていて、点数も4.2と高めです。

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こちらはバチカンを訪れた後に食べたパスタ。トマトとバジルのニョッキです。美味しかったですが、感動とまではいかなかったかな?テラスが気持ちよかった!

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日差しに耐えられず駆け込んだパスタ店。ビールで一気に喉を潤しました。食したのはカルボナーラ。うーん、日本で食べられるそれの方が日本人好み(当たり前か!?)お会計をしていると、笑顔が素敵な女性の店員さんが "Beautiful eyes" と声をかけてくれました。前言撤回、イタリアは女性も優しいです!

レストランには評判を調べて足を運んでいるものの、感動の一品には出会えず。イタリアといえどもなかなか極上のパスタというものは出会えないものだなと思っていた矢先・・・

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人生で一番美味しいパスタに出会ってしまいました。それも白いペスカトーレです。日本で食べられるペスカトーレはトマト味の赤いやつですよね?

美味しい!美味しい!独り言が止まらない。衝撃のパスタでした。創業時は日本人の方が経営していたお店らしく、味付けが少し日本人好みなのかも?

・至福のMe time(ミー・タイム)

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ローマで楽しみたいことといえば、至福のMe time。

Me timeとは読んで字のごとく、自分のための時間のこと。ひとりで旅をしているんだから、全部Me timeじゃないの?と言われてしまえば、それまでですが意識してこの時間を作るのは大事。

ドリンク片手に何もしない、何も考えない、頭空っぽのリラックス時間。しかしリモッチェロはリキュールなので、結構酔っ払います。

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スーパーでスパークリングワインと生ハムを買って、ホテルの部屋のバルコニーのベッドソファに横たわる。

いつの間にか眠りについてしまい鳥の鳴き声で目を覚ましました。目の前にはペリカンに似た鳥。テーブルをみるとまさかの生ハムがない!1枚もない。どうやら寝ている間に鳥に食べられてしまったようでした。

ローマのどこで仕事する?画像28

ローマではお部屋が広かったので、ひたすらホテルで仕事をしていました。(参考にならずすみません)。テルミニ駅周辺は若いホームレスが多く、治安が心配なこともあり、ラップトップを持って出かけることは避けました。

昼間に観光をしていて、いつ仕事をしているのと聞かれることがあるのですが、仕事は夕方から始めます。例えば16時から開始して、20時ころ夕食を挟み、夜の1・2時までとか、そんなパターンが多いです。

16時から1時までって、休憩を入れても8時間あるんですよ。日本だったら飲み会で3次会まで行っている間に一仕事ができてしまうというわけです。

これって以外に盲点じゃないですか?個人的に昼間に観光をした時の方が、仕事がはかどります。

ローマのノマドスコアは?

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ローマのノマドスコアはこんな感じです!ローマは滞在費はロンドンと同じくかなり高くつきます。Airbnbを閲覧してみると、個室の最安価で5000円くらいから、まるまる貸切だと8000円以上はしますね。

外食もパリほどではありませんが、パスタは1皿12ユーロ(1500円)くらい〜が基本です。Airbnbの個室で自炊ができれば1ヶ月25万円、まるまる貸切なら35万円くらいで滞在ができるでしょう。

とは言ってもローマにはローマでしか味わえないトキメキと魅力があります。リモート時代、ぜひあなたの憧れの街で仕事しましょう!



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