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「相手がきっかけ」なのと「相手が悪い」のは別かもしれない。

「相手がきっかけである
 (=相手に原因がある)」
というのと

「相手が悪い
 (=相手に責任がある)」
というのは

もしかしたら
別々であり

必ずしも同一だとは
限らないのでは? 

と、
ふと思いました。


たとえば

過去に子供を
亡くしている人が

それを知らない人に
「うちの子がね〜」
という話をされて
傷ついたとしても

それは相手に
責任があるのではなく

本人の心の中に
過去の出来事があることが
傷ついてしまった
原因ですよね。


また
他のたとえだと

気持ちよさそうに
寝ている家族に
イラッとしたとしても

それは
自分が寝不足なのに
満足に眠れていないから
かもしれません。


このように

相手の言動が
きっかけでも
原因は自分の中にある

という場合が
あるのだと思います。


このことに
気がつかず

いつも
たくさん傷ついたり
イライラしたりして

それが
他人のせいだと
感じてしまい

自分がつらいのに
そのせいで
同時に他人も攻撃して
傷つけてしまう

という状態の人は
非常に多いかも
しれません。



これの解決方法は
(自分がパッと
   思いついた限りでは)
3つあります。


1つめは

自分の中の原因を
解決すること。


解決できるなら
しているという方も
いらっしゃるかも
しれませんが

自分の中の
不満や傷が原因で
不快になっているとは
知らず

いままで
対策を取らずにいた方も
いらっしゃるかも
しれません。


そのような方は

たとえば
寝不足であれば
眠る時間を充分に取れる生活に
変えてみるだとか

心の傷であれば
関連する本を読んだりだとか
カウセリングを受けるだとか

してみると
いいかもしれません。
(あくまでも
   素人の思いつきなので
   正しいとは限りませんが)


これは根本から
取り除く方法なので

場合によっては
難易度が高く
何年もかかったりしますが

きっとそれだけ
効果は大きいのでは
ないかなと思います。


2つめは

きっかけとなりやすい
人物や物事に近づかないこと。


これが3つの中で
1番現実的な範囲で
取りやすい対策かも
しれませんね。


傷ついたり
イライラしたり
してしまう対象が

日常生活で必ずしも
近づかなくていい人・物
なのであれば

それに近づかないのが
心が乱されずに
過ごしやすくなる方法だと
思います。


根本的な解決ではないですし
偶然遭遇してしまったときの
対処法を用意しておかないと
不安ではありますが

もし
これで済むのなら
ひとまずは
これでもいいのかも
しれません。

自分を乱したり
傷つけたりするものから
距離を置くというのは
生きやすくするために
とても大切なことですからね。


3つめは

傷ついたり
イライラしたり
してしまった時は

いったん
立ちどまって
原因がどこにあるのかを
考えてみるということ。


そう言われて
簡単に立ち止まれたら
苦労していないかも
しれませんが……


それでも

まったく何も
知らなかった状態と

原因が相手とは
限らないことを
知っていて

冷静にならねば
という思いが
頭の片隅にでもある
状態とでは

きっと多少は
違うのではないかと
思います。


一旦立ち止まって
客観視ができるほど
冷静になるというのは

やろうと思ったところで
すぐにできることでは
ないと思いますが

それでも
やってみようと
繰り返すうちに

もしかしたらいつか
できるようになるかも
しれません。

ならなかったとしても

それに向けて努力しようと
意識をしているだけで
確実に以前との差は
あるだろうと思います。


もしそれが
難しいようであれば

傷ついたり
イライラしたりした
その場では不可能でも

後からその場面を
思い出してみて

「あのときの原因は
   どこにあったのだろう?
   もしかしたら自分の中に
   なかっただろうか」

と後から考えてみるのも
そういう思考をするのに
慣れる訓練になるかなと
思います。


簡単な方法ではないと
思いますが

自分が楽になるためにも
取りくめると
とてもいいですよね。




まとめ

・相手の言動がきっかけでも、
    原因は自分の中にある場合がある。

・対処法1:自分の中の原因を解決する

・対処法2:きっかけとなりやすい人物や物事に
                      近づかない

・対処法3:いったん立ちどまって
                      原因がどこにあるのかを考えてみる


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