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【5分でわかるDCFM】ソーシャルメディアマーケティング編

マーケティングチームの花澤です。

当社では、マーケティングの先進国であるアメリカの全米広告主協会(ANA)が提供しているマーケティングeラーニング講座DCFM (DMA Certified Fundamental Marketer) の日本語版を提供しています。

DCFMは全10モジュール(講座)あり、1講座あたり120~150分の動画を見て学習します。10講座受講後は、「修了テスト」に「合格」すると認定資格が受けられる仕組みです。

そんなDCFMの各講座の内容を紹介していくのが、この【5分でわかるDCFM】シリーズ

▲1モジュールずつ順番にnoteで紹介していきます

今回の第2回は「ソーシャルメディアマーケティング編」です!


「ソーシャルメディアマーケティング編」で学べること

・SNSをやる目的の整理、コンテンツの作り方、効果測定までを網羅
・SNSを活用したプロモーションの事例も紹介しているので、
 これから企業のSNS運用を始める人にもわかりやすい


<「ソーシャルメディアマーケティング編」目次>

Section1:はじめに~ソーシャルメディア戦略立案の正しいアプローチ~
・ソーシャルメディアを定義する
・コミュニケーションの基本
・ソーシャルメディア戦略
・ソーシャルメディアツール

Section2:コンテンツ戦略~コンテンツの企画と運用~
・コンテンツマーケティングとは?
・コンテンツのタイプとアイディア
・コンテンツを創り出す
・ソーシャルリスニング

Section3:エンゲージメント戦略~モニタリング・効果測定・微調整~
・エンゲージメントとは?
・インフルエンサー
・モニターと測定
・コスト

Section4:その他~覚えておくべきこと~
・コスト
・ポリシー、管理、責任
・するべきこと、してはいけないこと
・トレンドについていくこと


講座の中からポイントとなる部分をピックアップしてご紹介します!
なお、画像は全て実際の講座から抜粋しています。


1.ソーシャルメディア戦略を立てる

DCFMの中でソーシャルメディアは、
バーチャルなコミュニティおよびネットワーク上で情報やアイディア、動画、動画などを制作・共有・やり取りするツール
と定義されています。
日本では、Twitter・Facebook・Instagram・Youtubeなどが一般的ですね。

ソーシャルメディアはマーケティング施策の一つの手段です。
他の施策と同様に、メディアの目的や目標を設計することから始めましょう。

下図は、メディア戦略を考えるのに必要な要素を1枚にまとめたものです。シンプルな図解ですが、目標設計から効果測定まで一連の流れを網羅しています。

▲戦略の骨子を社内で説明する時にもおすすめのフレームです
▲講座の中では、Facebookを例にターゲット選定や広告の展開方法も解説


2.読み手との対話を生むコンテンツを作成する

<ソーシャルメディア活用の目的>
①自社の認知拡大、市場の創出(ツイート、投稿)
②消費者の疑問に答える(ダイレクトメッセージ)
③第三者の声を集める(ソーシャルリスニング)
④特定の行動を起こさせる(アクション)

ソーシャルメディアは、企業と消費者が双方向でコミュニケーションが取れることが特徴です。言い換えれば「対話」です。

ソーシャルメディアの成功は、拡散したくなる、コメントをつけたくなる、といった読み手とアクションを引き出すコンテンツをどれだけ作れるか、にかかっています。

ここで注意したいのは、いきなり「購入」を求めないこと。
アクションを引き出すと言っても、買ってもらうことをゴールにすると売り込みのコンテンツになりかねません。

まずは、消費者が知りたいことと自社サービスの強みが合致するポイント(※)を洗い出し、それをコンテンツの軸にしましょう。そして、コンテンツカレンダーを作り、SNSが活発になるイベントや時間帯などを狙って発信を始めましょう。

※参考:フュージョンコラム「顧客への提供価値をデザインするフレームワーク「バリュー・プロポジション・キャンバス」について


3.成果は「量」より「質」で測る

ソーシャルメディアの効果は、「読み手のアクションにつながったか」で判断します。
フォロワー数やファンの数を指標にしがちですが、ここは「量」より「質」です。
興味が薄い100人のフォロワーを集めるよりも、リツイートしてくれる10人がいた方が、質の高いフォロワーが集まったことになります。
つまり、ソーシャルメディアの評価指標は「フォロワー数」よりも「シェアされた数」で設定すべきです。

アクションにつながるコンテンツ発信し、実際にアクションしてくれた数で効果を測定する、が基本です。

おまけ)ソーシャルメディアを活用して成功した事例

最後に、ソーシャルメディアを活用して話題になった事例を2つ紹介します。海外事例なので動画は英語ですが、DCFM講座の中では日本語訳を掲載しています。

【Air ASIA “Now everyone can fly“】

「Now everyone can fly」(誰でも飛べる)というブランドメッセージの周知と導入したエアバスA330のアピールが目的。

バーチャルなエアバスA330を体験できるFacebookアプリを使って、一緒に旅行したい友人をタグ付けして招待することでキャンペーンに応募。抽選で1名+招待された友人に旅行が当たる企画。Facebook上でリーチできたユーザー数は220万人以上にのぼった。

【リプトン 夏のキャンペーン】

リプトンオリジナルの画像加工アプリを使って夏の思い出写真を加工し、ソーシャル上でシェアしてもらう企画。シェアされた画像が広告となって参加者を増やすことに成功。


ここまで、「ソーシャルメディアマーケティング編」の内容を抜粋してご紹介しました。

ソーシャルメディアマーケティングは、成果が出るまでに時間がかかる、売上に直結しにくい、という理由から、実施に慎重な企業もあります。
ソーシャルメディアを活用にして何をしたいのかを明確にした上で実施しましょう。

第3回は「コンテンツマーケティング編」をご紹介します。

第1回「eメールマーケティング基礎編」 
第3回「コンテンツマーケティング編」
第4回「オファーと行動喚起編」
第5回「クリエイティブコピーライティング編」
第6回「データベースマーケティング編」
第7回「データ分析とテスト編
第8回「効果測定~基本編~」
第9回「WEBとサーチエンジンマーケティング編」

▼参考)DCFM受講者インタビュー
「マーケティングの全体像」が把握できるeラーニングDCFMの魅力とは
印刷会社がマーケティングを学んだら、オウンドメディアが立ち上がった話


ーーーーーーーー受講してみたい!という方にーーーーーーーー

▼実際の講座を最初の5分だけお見せします

▼DCFMの詳細資料▼
こちら (サービス紹介資料PDF版)

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