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【5分でわかるDCFM】WEBとサーチエンジンマーケティング編

マーケティングチームの花澤です。

当社では、マーケティングの先進国であるアメリカの全米広告主協会(ANA)が提供しているマーケティングeラーニング講座DCFM (DMA Certified Fundamental Marketer) の日本語版を提供しています。

DCFMは全10モジュール(講座)あり、1講座あたり120~150分の動画を見て学習します。10講座受講後は、「修了テスト」に「合格」すると認定資格が受けられる仕組みです。

そんなDCFMの各講座の内容を紹介していくのが、この【5分でわかるDCFM】シリーズ

▲1モジュールずつ順番にnoteで紹介していきます

第9回は「WEBとサーチエンジンマーケティング編」です!


「WEBとサーチエンジンマーケティング編」で学べること

・WEBページを評価するアルゴリズムの考え方を詳しく解説!
・ページの評価を上げる3つのコツがわかる!
・ペイパークリック広告で成果を上げた事例を紹介!


<「WEBとサーチエンジンマーケティング編」目次>

1:サーチエンジンについて
・サーチエンジンの紹介
・検索の要素

2:キーワード
・SEOの基礎
・キーワードリサーチツール
・キーワードリスト
・キーワードの活用

3:SEOと評価
・オンページSEO
・コンテンツ構成
・情報アーキテクチャ
・リンク
・ペイパークリック広告


講座の中からポイントとなる部分をピックアップしてご紹介します!
なお、画像は全て実際の講座から抜粋しています。


1:サーチエンジンについて

このモジュールでは、WEB検索によって自社やサービスを見つけてもらうためのマーケティングについて学びます。

SEO(サーチエンジンオプティマイゼーション)とは?
検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、WEBサイトの成果を向上させる施策です。特徴としては、
・やり方次第では少ない予算で実施可能なので、高いROIが期待できる
・長期的に取り組むことで長期的な成果が見込める
という点が挙げられます。

SEOはロングテール施策をとして投資対効果が高い

下のグラフを見てください。

オーガニックサーチは、WEBに表示される検索結果の中で広告を含まない自然検索を指します

初回購入時のチャネル別に顧客のLTVを集計したところ、最も高かったのがオーガニックサーチでした。
その理由としては、顧客が能動的に商品やサービスを検索した結果として表示されたものであるため、そもそも興味や購入への熱量が高い方であることが要因と考えられます。
また、自分で調べた情報は納得感が増す傾向にあることから、eメールやディスプレイ広告など受動的に得た情報と比べて、継続して利用してもらえる可能性が高いと言えそうです。

このように、検索者がどのような思考回路で検索するのかを理解することがサーチエンジンマーケティングの最適化につながります。

2:キーワード

検索キーワードは、検索者の思考回路が如実に表れます。
一般的には、調べたいものについての情報が少ない段階では、広義なキーワード(例:「犬」)で検索し、最終的な購入段階では類似商品との比較やニッチな具体ワード(例:「ラブラドール」)が使われます。

当然、検索キーワードごとに見せるべき情報は異なりますので、検索者の温度感に合わせたキーワード選定が重要になります。この考え方を「キーワード購買サイクル」と呼びます。

<キーワードのベストプラクティス>
・1ページあたりのキーワード・フレーズは1~2語
・キーワードは自然な言葉遣いにする(検索者は専門用語を知らない)
・論理的な文脈で書く
  例:商品ページの場合…商品キーワード+説明用ワードの組み合わせ

3:SEOと評価

次に、検索結果に表示された一覧の中で、自社のサイトをクリックしてもらうためのページ構成について解説します。

ページの評価

ページを開いて、そのページを全て読む人はおよそ16%と言われています。
逆にいえば、84%の人はページを一気にスクロールして要素をざっと眺めるのみです。
そのため、ページを斜め読みしただけでも要点がわかるように、主題や副題に情報量をリッチにし、太字や箇条書きを使って素早く情報をキャッチできる構成を意識しましょう。
ページの評価はクローラーがページの有用性で判断していますが、その基準は「人が見てわかりやすいか」です。

<ページの評価を上げる3つのコツ>
1、オーソリティが高いリンク元からの被リンクが貼られている
2、画像リンクにAlt属性を使う(画像が文脈と関連性があると判断できる)
3、リンクテキストは、「こちらをクリック」よりも「~の方法」のように、リンク先の内容を説明したテキストの方が関連性が高いと判断される

ペイパークリック広告

リスティング広告(検索連動型広告)とも呼ばれ、検索キーワードに連動して検索結果に表示され、1回クリックされるごとに広告費用がかかります。

ペイパークリック広告は、新規のリーチ拡大に適したキャンペーンです。
広告予算を集中投下することで、短期的にリードを獲得できる可能性も期待できる一方、キャンペーン結果を常に見て調整をかけることを怠るとお金の垂れ流しになってしまうこともあります。
効率的に広告運用を行うには、ページの評価を上げることで広告のクリック単価を下げ、予算の節約を意識しましょう。

リスティング広告の入札価格を決める要素には、ページに品質の他に、
広告コピーとランティングページの整合性、クリックスルー率、ロード時間などがあります。

広告の入札価格は、大きくこの4つの要素が関連している

キーワードのカテゴリ別に広告グループを複数作成し、平均クリック率を見ながら、上記の要素を細かくチューニングしていきましょう。
実際の講座の中では、ペイパークリック広告でコンバージョン率を80%も改善したキャンペーンの事例も紹介しています。


以上、マーケティングeラーニング講座「WEBとサーチエンジンマーケティング編」から抜粋してお届けしました。
講座の中ではもっと詳しく解説していますので、興味がある方はぜひeラーニング講座の受講をご検討くださいね!


第10回は「ダイレクトメールキャンペーン編」をご紹介します。
9月後半の公開を予定していますのでお楽しみに!

第1回「eメールマーケティング基礎編」 
第2回「ソーシャルメディアマーケティング編」
第3回「コンテンツマーケティング編」
第4回「オファーと行動喚起編」
第5回「クリエイティブ・コピーライティング編」
第6回「データベースマーケティング編」
第7回「データ分析とテスト編」
第8回「効果測定~基礎編~」

▼参考)DCFM受講者インタビュー
「マーティングの全体像」が把握できるeラーニングDCFMの魅力とは
印刷会社がマーケティングを学んだら、オウンドメディアが立ち上がった話

ーーーーーーーー受講してみたい!という方にーーーーーーーー

▼実際の講座を最初の5分だけお見せします

▼DCFMの詳細資料▼
こちら (サービス紹介資料PDF版)

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