技育祭(Geek SAI)のふりかえり(Day1:まつもと ゆきひろさん、藤本 真樹さん)
2021/3/11にオンラインで開催されていた「技育祭」に参加しました。
こちらでは、まつもと ゆきひろさん、藤本 真樹さんの講演のなかで、印象に残ったところを簡単にまとめて、振り返ります。
Matzに聞きたい100のこと
〜Rubyの父に聞く、エンジニアのキャリアとスキル〜
Ruby開発者 まつもと ゆきひろ
参加者からの質問に答えていく形式でした。
個人的に印象に残ったものをいくつか振り返ります。
学んでおくべきこと
大学で勉強している(勉強した)知識は大切
プログラミング以外にも、専門性を持っていると差別化できる
プログラマーの素養
モチベーションを維持できれば十分
モチベーションが高いプログラマーがいいプログラマー
エンジニアを目指す人に求めるもの
問題解決への意欲と力
なんらかの方法(誰かと協力するとかでもいい)で解決する力があるか
エンジニアとして働く中で大切なこと
エンジニアに限らず、「チームの中でリスペクトがあること」、「嘘をつかないこと」が大切
人間関係を含め、いい環境を見つけられるといい
好きな(おすすめの)本と映画
エンジニアとしてどう生きるか
〜20年の技術変遷から考える生存戦略〜
グリー株式会社 取締役 上級執行役員 最高技術責任者 藤本 真樹
20年の技術変遷
・言語
20年間でそこまで大きくは変化していない
すごく変わっていくが、あまり変わらない印象
学び続ける必要があるが、焦る必要はなく、腰を据えて学んでいくべき
・その他
iPhoneは最初、こんなものは流行らなのではという声も多かった
本質を見据えて、考える練習は必要
XMLは、最初とても持て囃されていたがそこまでのものではなかった印象
これで全部解決、全部置き換わるなんてことは難しく、そうそうない
真摯に、誠実に技術を学んでいくべき
20年後どうなるか
非連続な進展があるとするなら量子コンピュータか
それ以外は想像の範疇のものと予想される
技術、プロダクト、ひと
プロダクトは技術に基づく
過大評価も過小評価もせず、本質を見極め、誠実に学んでいく
変化しづらいものと、しやすいもの。できるだけ正しく選択する
技術の世界はとても深く、とても広い(、そして広がり続ける)
少しずつ点で埋めていくしかない
興味あるところ、楽しいと思うところからやっていく
松尾先生の講演のふりかえりはこちら↓
〜Fin〜