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転移がん手術日記①入院初日から手術前日まで

今回の入院、手術が自分にとってかなり衝撃的で、考え方や生活スタイルまでガラッと変わった。

かなり個人的な主観だけど、誰かの参考になるかも??と思いnoteにも残しておこうと思います!


2月9日 入院初日


タクシーで大荷物を持って病院へ。
病院内にあるスタバに寄ってティーラテをいただく。
なんとか不安を紛らわせたくて

店員さんに
「今日から入院なんですよ〜涙」

と声をかけたところ

「あっ!そうなんですね、気分転換にぜひたくさんきてくださいね!!」

と優しい言葉をかけてもらって少しほっとした。

でもその後すぐ入院中は病室のフロアから外出禁止ということを知る・・😨

フロアには窓もなくて外の空気が吸えなくて少し息苦しく感じた。

個室に空きがなくて、初日だけ4人部屋になった。

わたしの隣には危篤らしきおばあちゃんが寝ていた。
家族を呼ぶかと先生が看護師さんと話していてとても死がリアルで怖くなった。

神経質すぎるのもあるけどその日はドアの物音や看護師さんの巡回が気になってしまい一睡もできなかった😭


2月10日 手術2日前


起床が6時でしんど・・。となる。
普段昼まで寝てる時もあるくらいだから全然体が慣れてない。

昼過ぎに個室が空いたとのことで移動。

たくさん持ってきた荷物を収納して、少しホッとする。。

その後は本当にやることがなくて、廊下にあるごはんの献立表を見たりして過ごした。

だけどその日から流動食になった笑😨

昨日よりは少し眠ることができた。

2月11日 手術前日

不安な気持ちをノートに書いて頭を整理したり、部屋を掃除してみたり、手術にむけて心の準備を整えた。

そこまでは結構落ち着いて過ごせたなと自分でも思う。

でも午後から下剤を飲む事になり、

それがもうほんっとうに激まずだった!!

マグコロール?ってやつ。

味はポカリの原液みたいな感じだけど、飲んだ瞬間背中が痛くなる程身体が受け付けなかった。

(みんな本当にこんなの飲みきってるの・・・??自分が苦手なだけ??と思い”マグコロール まずい”で検索してしまう程だった)

でも飲まなきゃ手術できないし・・。

吐く→飲む→吐く→飲む

これをずっと繰り返した。泣

半泣きで少しパニックになりそうだったけど、なんとか自分をなだめた。

飲んだ瞬間に水で口をゆすぐと幾らかはマシになったので、この作戦で1時間かけて飲んだ。

吐いてしまったから一定量飲めてないんじゃないかと看護師さんに報告したら、黄色い水の様なものが出ていれば多分OKとの事で、マグコロールの追加はなんとか免れた・・。

看護師さんは「苦手な人は苦手だよ!わたしもこれ飲めって言われてもすんなり飲めないよ」と励ましてくれた。

マグコロール、恐るべし・・。。

(ちなみにここで吐きグセがついてしまったからか、手術当日大変なことになる…)

夜は下剤で少し気持ちが不安定になって、
ベッドの上で最悪な結果を想像しては、そうなった時の気持ちの置き所を書いて自分を落ち着かせた。

あと自分を鼓舞するような事をひたすら書いた。

緊張して、不安で心臓が痛かった。

手術前日の夜書いたノート

一通りノートを書き終えて、もう明日の事は明日の自分に任せよう!と思い翌日に備えた。


つづく。

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